年末恒例のクリスマス会。今年も、朗読マダム&ムッシュ
の皆さまにすっかりおまかせし、今年1年の美しいご成長
を、嬉しくありがたく拝見させて頂きました(*^^*)
どの作品を選ぶのか、どのようにスピーチと組み合わせる
のか……日々磨いていらした素敵なセンスで、素晴らしい
発表をしてくださった皆さまに、心より感謝です(^o^)/✨
それぞれのクラスでお願いしたクリスマス委員の皆さま、
大いに盛り上げてくださってありがとうございました❣
★NHKカルチャー 研究Ⅰクラス
ムッシュI・百人一首から/ムッシュW・平家物語の冒頭
/マダムO・プラリネク あるクリスマスの物語(アクセル
・ハッケ)/ムッシュS・日本人らしく《忘れた涙をとり
戻せ》より幸と不幸(高田好胤)/マダムK・ぶしょう
もの(鈴木三重吉)/マダムC・人類の泉(高村光太郎)
/マダムH・銀の匙より/マダムW・折紙(中勘助)/
マダムM・おばあちゃんのはこぶね(ゴフスタイン)
★NHKカルチャー 研究Ⅱクラス
マダムYo・けさ、鏡をみたら(工藤直子)/マダムHa・
英国の茶(吉田健一)/マダムM・極夜行(角幡唯介)
/マダムO・木々との語らい(小塩節)/マダムH・
ラグビーが教えてくれること(村上晃一)/マダムN・
幸せの白いヘビ(川崎慎也)/マダムNa・僕の名前は
リッキー(竹尾いね子)/マダムKi・ほんものを見る
(つばた英子)/ムッシュS・詩吟/マダムT・すこやか
に おだやかに しなやかに(谷川俊太郎)/マダムY・
投げキッス(いそのなほこ)/マダムK・ある夜の物語
(星新一)/マダムF・もやし(長田弘)
★NHKカルチャー 研究Ⅲクラス
マダムS・余が翻訳の標準(二葉亭四迷)/マダムH・
百寿者からの伝言(久恒恵一)人はどんどん変わって
いける(阿川弘之)/マダムO・クリスマスキャロル
(ディケンズ)/マダムYu・縁を生かす(萩尾秀昭)/
マダムK・ピアノ(芥川龍之介)/マダムN・猫の缶詰
(三遊亭円窓)/マダムKa・退屈をあげる(坂本千秋)
/マダムY・深朱(塚本邦雄)/マダムA・カラーひよこ
とコーヒー豆より「黙々と労働する人」(小川洋子)/
マダムSa・星月夜の夢ものがたりより「アシスタント・
サンタ」(光原百合)/マダムF・歌謡曲の時代(阿久
悠)/マダムU・いちまいの絵(原田マハ)
★名鉄カルチャー
マダムI ・羊と鋼の森(宮下奈都)/マダムS・九十歳。
何がめでたい(佐藤愛子)/マダムK・I was born(吉野
弘)/マダムT・ドイツのなぞなぞ/マダムR・閻魔さま
と団十郎/マダムO・文豪たちの友情(石井千湖)/
マダムE・ためしに一句&ふざけんじゃねえやい
2018年12月31日月曜日
2018年12月23日日曜日
見ようとすること。聴こうとすること。
見ようとしない人には何も見えてきません。
聴こうとしない人には何も聴こえてきません。
見えるようになるのを、聴けるようになるのを、自分で!
拒んでいるからです。見えている、聴けている、わかって
いる、という思い込みを疑うことから始めましょう(^^)
〈あるがまま〉を注意深く見ようとし、注意深く聴こうと
するならば、本質を受けとる力はだんだんとついてくるの
ですね。〈見ようとすること〉〈聴こうとすること〉が、
いかに大切なことか、そして難しいことか。朗読を通して
学べる日々に心から感謝しています。
聴こうとしない人には何も聴こえてきません。
見えるようになるのを、聴けるようになるのを、自分で!
拒んでいるからです。見えている、聴けている、わかって
いる、という思い込みを疑うことから始めましょう(^^)
〈あるがまま〉を注意深く見ようとし、注意深く聴こうと
するならば、本質を受けとる力はだんだんとついてくるの
ですね。〈見ようとすること〉〈聴こうとすること〉が、
いかに大切なことか、そして難しいことか。朗読を通して
学べる日々に心から感謝しています。
2018年12月21日金曜日
ステキなクリスマス会🎄✨でした
NHKカルチャーの朗読教室 研究Ⅱ・Ⅲクラスでは、今日は
毎年恒例のクリスマス会でした(^^)
今年も朗読マダムの皆さまが、素敵なスピーチと朗読を、
朗読ムッシュは詩吟をプレゼントしてくださいました✨
(研究Ⅱクラスでは咳き込んでしまってごめんなさい!)
こんなにもお力をつけてくださっている…と心躍らせて
拝聴しておりました。皆さま、有難うございました💝
毎年恒例のクリスマス会でした(^^)
今年も朗読マダムの皆さまが、素敵なスピーチと朗読を、
朗読ムッシュは詩吟をプレゼントしてくださいました✨
(研究Ⅱクラスでは咳き込んでしまってごめんなさい!)
こんなにもお力をつけてくださっている…と心躍らせて
拝聴しておりました。皆さま、有難うございました💝
2018年12月15日土曜日
作者へのリスペクト
阿川佐和子さんの番組「サワコの朝」にゲスト出演された
ピアニストの清塚信也さんが、ショパンを演奏するときに
ショパンに対するリスペクトが解釈に反映されていないと
面白くないというお話をしていらっしゃいました。朗読と
重なりますね。小泉八雲に対するリスペクトがあるから、
朗読マダム&朗読ムッシュの皆さまの作品理解がどんどん
深まります。「雪おんな」きっと素敵な朗読になります✨
清塚信也さんの〈コンサートツアー2019〉、名古屋公演は
、1月26日県芸コンサートホールにて開催(^^)
ピアニストの清塚信也さんが、ショパンを演奏するときに
ショパンに対するリスペクトが解釈に反映されていないと
面白くないというお話をしていらっしゃいました。朗読と
重なりますね。小泉八雲に対するリスペクトがあるから、
朗読マダム&朗読ムッシュの皆さまの作品理解がどんどん
深まります。「雪おんな」きっと素敵な朗読になります✨
清塚信也さんの〈コンサートツアー2019〉、名古屋公演は
、1月26日県芸コンサートホールにて開催(^^)
2018年12月12日水曜日
小泉八雲・作「雪おんな」の朗読
文学作品を朗読するという行為は、朗読者本人の作品理解
はもちろん、聴き手の作品理解をも深めてくれます🎵
この朗読の存在意義を踏まえて、朗読マダム&ムッシュの
皆さまとともに「雪おんな」に取り組んでいます。上手に
読み上げる段階にとどまらず、日本の自然や風俗を愛し、
日本人の感性に憧れた小泉八雲の眼ざしを意識しながら、
豊かな「雪おんな」を朗読発表できたら素敵ですね☆
朗読することで、また、朗読を聴くことで、宝物のような
文学作品が成熟の糧になるのを実感します。朗読マダム&
朗読ムッシュの皆さまに感謝のレッスンが続きます(^^)
はもちろん、聴き手の作品理解をも深めてくれます🎵
この朗読の存在意義を踏まえて、朗読マダム&ムッシュの
皆さまとともに「雪おんな」に取り組んでいます。上手に
読み上げる段階にとどまらず、日本の自然や風俗を愛し、
日本人の感性に憧れた小泉八雲の眼ざしを意識しながら、
豊かな「雪おんな」を朗読発表できたら素敵ですね☆
朗読することで、また、朗読を聴くことで、宝物のような
文学作品が成熟の糧になるのを実感します。朗読マダム&
朗読ムッシュの皆さまに感謝のレッスンが続きます(^^)
2018年12月9日日曜日
素敵なご発表でした(^^)
日曜朗読サロン 2018年 発表会✨朗読マダム&ムッシュの
皆さまと心あたたまるひと時を過ごすことができました。
お越しくださった朗読マダムから、「音読のあとに朗読と
いう趣向がよかった♫皆さんと一緒に詩の言葉をしっかり
味わうことができました」「朗読者と聴き手で創り上げた
会だと感じました。まさに一座建立ですね!」とうれしい
ご感想もいただいて、とても幸せな朗読発表会でした。
朗読マダム&ムッシュの皆さま、有難うございました(^^)
皆さまと心あたたまるひと時を過ごすことができました。
お越しくださった朗読マダムから、「音読のあとに朗読と
いう趣向がよかった♫皆さんと一緒に詩の言葉をしっかり
味わうことができました」「朗読者と聴き手で創り上げた
会だと感じました。まさに一座建立ですね!」とうれしい
ご感想もいただいて、とても幸せな朗読発表会でした。
朗読マダム&ムッシュの皆さま、有難うございました(^^)
2018年12月7日金曜日
朗読者は力んではダメですか?
「決して力まずそれでいて人物や情景がすうっと聞き手の
心に入ってくる朗読だと思いました」
とメールをいただきました。お褒めのお言葉、うれしいの
ですが…、実際のところ、語り手の語りの部分では数カ所
ほど力み、登場人物である娘の発話では、ほとんど力んだ
朗読でした。語り手や登場人物が力んでいるなら、言葉に
ふさわしい音を生み出すために、朗読者も力むことになり
ます。もちろんさじ加減が必要ですが「朗読者は力んでは
いけない」ということはありません。朗読は、文学作品に
依拠します。文学作品の朗読と、アナウンス(アナウンス
原稿の朗読)とは別物。これはとても重要なことです。
心に入ってくる朗読だと思いました」
とメールをいただきました。お褒めのお言葉、うれしいの
ですが…、実際のところ、語り手の語りの部分では数カ所
ほど力み、登場人物である娘の発話では、ほとんど力んだ
朗読でした。語り手や登場人物が力んでいるなら、言葉に
ふさわしい音を生み出すために、朗読者も力むことになり
ます。もちろんさじ加減が必要ですが「朗読者は力んでは
いけない」ということはありません。朗読は、文学作品に
依拠します。文学作品の朗読と、アナウンス(アナウンス
原稿の朗読)とは別物。これはとても重要なことです。
2018年12月6日木曜日
ありがとうございましたm(__)m
つい先日、平成最後のクリスマス🎄のステキな会に呼んで
いただき、平成最後のお正月🎍も皆さまとご一緒しようと
谷川俊太郎さんの詩「あかんぼがいる」を朗読しました。
この詩の語り手は祖父です。お芝居ならば、まず配役され
ないでしょうが、朗読では、語り手=朗読者ではないので
だいじょうぶ!俊太郎さんに選びぬかれた胸に沁みる言葉
1つ1つを、皆さまとじっくり味わいたいと願いながら、
言葉に音を与えていきました(*^^*)
あたたかくお見守りくださった皆さま、お世話くださった
皆さま、今回も、たくさんのお優しい皆さまのおかげで、
楽しいひとときを過ごすことができました。心を込めて、
まことにありがとうございましたm(__)m✨
いただき、平成最後のお正月🎍も皆さまとご一緒しようと
谷川俊太郎さんの詩「あかんぼがいる」を朗読しました。
この詩の語り手は祖父です。お芝居ならば、まず配役され
ないでしょうが、朗読では、語り手=朗読者ではないので
だいじょうぶ!俊太郎さんに選びぬかれた胸に沁みる言葉
1つ1つを、皆さまとじっくり味わいたいと願いながら、
言葉に音を与えていきました(*^^*)
あたたかくお見守りくださった皆さま、お世話くださった
皆さま、今回も、たくさんのお優しい皆さまのおかげで、
楽しいひとときを過ごすことができました。心を込めて、
まことにありがとうございましたm(__)m✨
2018年11月27日火曜日
再興第103回 院展
松坂屋美術館で、再興第103回 院展が開催されています。
感性への水遣りにぜひいらっしゃいませんか?私は今週末
伺いたいと思っています(^^)
CD「夢一夜」を、素晴らしい絵画で飾ってくださった
牧野環先生の作品「渡航前夜」✨とても楽しみです🎵
12月2日日曜日まで。
感性への水遣りにぜひいらっしゃいませんか?私は今週末
伺いたいと思っています(^^)
CD「夢一夜」を、素晴らしい絵画で飾ってくださった
牧野環先生の作品「渡航前夜」✨とても楽しみです🎵
12月2日日曜日まで。
2018年11月25日日曜日
日曜朗読サロン 12月9日発表会に向けて(^^)
NHKカルチャー・日曜朗読サロンでは、12月9日の発表会
に向けたレッスン、今日はリハーサルです。詩を一編ずつ
お渡ししました。黙読しただけではなかなか感じとれない
何か…を、朗読を聴くことで感じられる。そのような朗読
を目指してお励みくださっています🎵
詩の魅力を伝えようとご奮闘の朗読マダム&朗読ムッシュ
の皆さまに、感謝と感激のレッスンです(^^)
に向けたレッスン、今日はリハーサルです。詩を一編ずつ
お渡ししました。黙読しただけではなかなか感じとれない
何か…を、朗読を聴くことで感じられる。そのような朗読
を目指してお励みくださっています🎵
詩の魅力を伝えようとご奮闘の朗読マダム&朗読ムッシュ
の皆さまに、感謝と感激のレッスンです(^^)
2018年11月24日土曜日
文学作品を栄養に(^^)
どうして朗読をするのかというと…
人生の糧となる文学作品をじっくり味わえるから。
では、どうして他者の朗読を聴くのかというと…
文学作品をさらに豊かに味わえるから。
時間をかけて大切に味わいたい作品を見極める知性で
であったり感じとる身体であったり……を大事にして
いきたいと願っています。
朗読マダム&ムッシュの皆さまとともに、宝物の作品
を大切に味わいながら成長できることに感謝です(^o^)/
人生の糧となる文学作品をじっくり味わえるから。
では、どうして他者の朗読を聴くのかというと…
文学作品をさらに豊かに味わえるから。
時間をかけて大切に味わいたい作品を見極める知性で
であったり感じとる身体であったり……を大事にして
いきたいと願っています。
朗読マダム&ムッシュの皆さまとともに、宝物の作品
を大切に味わいながら成長できることに感謝です(^o^)/
2018年11月19日月曜日
作品への思い☆小泉八雲・作「雪おんな」
NHKカルチャーの朗読教室、研究クラスでは、小泉八雲
(ラフカディオ・ハーン 1850〜1904)「雪おんな」1904
に取り組み始めました(^^)
朗読マダムがお持ちくださった新潮文庫の「雪おんな」を
テキストにしましたが、他にもさまざまな翻訳が出ていて
、雪おんなの美しさや怖ろしさに大きな違いを感じます。
1回目のレッスンの際、ちらとそんなお話をしましたら…
次のレッスンで、他の作家による「ゆきおんな」の絵本や
八雲の作品の他の翻訳の数々をご持参くださったマダムが
いらっしゃいました。ご自身で作られた資料(1931年初版
発行の小泉八雲全集、1956年初版発行角川文庫、1965年
初版発行の岩波文庫、今年初版発行の光文社古典新訳文庫
の、各翻訳者についてまとめたもの、ラストシーンのお雪
のセリフを並べたもの)と八雲の英文をお持ちくださった
朗読マダムもいらして……皆さまのお取り組みに感激T_T
朗読マダム&ムッシュの皆さまの熱い思いからどのような
「雪おんな」が生まれるのか楽しみでなりません✨
(ラフカディオ・ハーン 1850〜1904)「雪おんな」1904
に取り組み始めました(^^)
朗読マダムがお持ちくださった新潮文庫の「雪おんな」を
テキストにしましたが、他にもさまざまな翻訳が出ていて
、雪おんなの美しさや怖ろしさに大きな違いを感じます。
1回目のレッスンの際、ちらとそんなお話をしましたら…
次のレッスンで、他の作家による「ゆきおんな」の絵本や
八雲の作品の他の翻訳の数々をご持参くださったマダムが
いらっしゃいました。ご自身で作られた資料(1931年初版
発行の小泉八雲全集、1956年初版発行角川文庫、1965年
初版発行の岩波文庫、今年初版発行の光文社古典新訳文庫
の、各翻訳者についてまとめたもの、ラストシーンのお雪
のセリフを並べたもの)と八雲の英文をお持ちくださった
朗読マダムもいらして……皆さまのお取り組みに感激T_T
朗読マダム&ムッシュの皆さまの熱い思いからどのような
「雪おんな」が生まれるのか楽しみでなりません✨
2018年11月12日月曜日
文末まで集中!
「語尾が大事」とよく聞きますし、私もそう思います。
「語尾ですべてが決まる」というのではなくて、語尾の
一音(例えば「…た」)、二音(例えば「…した」)、
三音(例えば「…である」)だけで、それまでの表現の
すべてが台無しになることもある、という感じです。
上質な朗読を目指す際の3つの要素のうちの1つである
〈細部へのこだわり〉と重なります。
文末表現、最後の最後まで集中できるといいですね(^^)
「語尾ですべてが決まる」というのではなくて、語尾の
一音(例えば「…た」)、二音(例えば「…した」)、
三音(例えば「…である」)だけで、それまでの表現の
すべてが台無しになることもある、という感じです。
上質な朗読を目指す際の3つの要素のうちの1つである
〈細部へのこだわり〉と重なります。
文末表現、最後の最後まで集中できるといいですね(^^)
2018年11月5日月曜日
教育現場での朗読の可能性を求めて(^^)
昨日は愛知教育大学 国語教育研究会 第6回公開講座企画
「言語活動としての朗読」というパネルディスカッション
にパネリストとして参加いたしました。
2001年から続けている朗読指導経験や愛知淑徳大学大学院
での朗読研究が、現場の先生のお役に立つならばこれほど
嬉しいことはありません。貴重な機会をいただきました。
小学校・中学校の先生を目指す大学生・大学院生の方や、
現役の先生のお声も伺うことができ実り多い1日でした。
コーディネートしてくださった有働裕先生はじめ関わって
くださった皆さま、心よりありがとうございました✨
「言語活動としての朗読」というパネルディスカッション
にパネリストとして参加いたしました。
2001年から続けている朗読指導経験や愛知淑徳大学大学院
での朗読研究が、現場の先生のお役に立つならばこれほど
嬉しいことはありません。貴重な機会をいただきました。
小学校・中学校の先生を目指す大学生・大学院生の方や、
現役の先生のお声も伺うことができ実り多い1日でした。
コーディネートしてくださった有働裕先生はじめ関わって
くださった皆さま、心よりありがとうございました✨
2018年11月2日金曜日
朗読とは文学批評であるということ
朗読とは、上手な読み上げ行為を目指すものではないと、
朗読マダム&ムッシュの皆さまにお話しています。自分が
作品をどのように読んだのか、自分の読みを朗かにするの
が朗読なのだと。
朗読するには、まず語り手を生きること。そうすることで
言葉にふさわしい音も、緩急も間も自ずと見つかります。
朗読マダム&ムッシュの皆さまには、語り手という存在を
意識していただきたいと思っています。地の文とは言わず
に語り手の語りと言いましょう🎵と提案しました。面倒に
思われるかもしれませんが、言っているうちに、語り手を
意識しやすくなります。どうぞお付き合いください(*^^*)
朗読マダム&ムッシュの皆さまにお話しています。自分が
作品をどのように読んだのか、自分の読みを朗かにするの
が朗読なのだと。
朗読するには、まず語り手を生きること。そうすることで
言葉にふさわしい音も、緩急も間も自ずと見つかります。
朗読マダム&ムッシュの皆さまには、語り手という存在を
意識していただきたいと思っています。地の文とは言わず
に語り手の語りと言いましょう🎵と提案しました。面倒に
思われるかもしれませんが、言っているうちに、語り手を
意識しやすくなります。どうぞお付き合いください(*^^*)
2018年10月21日日曜日
短歌と絵画の調べ〜ご参加ありがとうございました(^^)
今日は、一宮市三岸節子記念美術館コレクション展の行事
「短歌と絵画の調べ」で、素敵な短歌を十一首朗読させて
いただきました。
美術館で短歌…です。美術館の長岡さまが「短歌をつくる
にあたって、節子作品や節子について、よりじっくりと
理解し、心に感じて頂く必要がありますので、美術鑑賞力
を高めることにつながるのではないかと思っています」と
ご挨拶なさいましたが、なるほどその通りだと思います。
そして素晴らしい短歌に出逢うと、今度は絵画を鑑賞する
際、自分がそれまで持っていなかった新たな視点を持てる
ようになるのですね。言葉が美術鑑賞力を高めてくれる…
嬉しい発見がたくさんありました(^^)
足を運んでくださった皆さま、お世話くださった皆さま、
心よりありがとうございました✨
「短歌と絵画の調べ」で、素敵な短歌を十一首朗読させて
いただきました。
美術館で短歌…です。美術館の長岡さまが「短歌をつくる
にあたって、節子作品や節子について、よりじっくりと
理解し、心に感じて頂く必要がありますので、美術鑑賞力
を高めることにつながるのではないかと思っています」と
ご挨拶なさいましたが、なるほどその通りだと思います。
そして素晴らしい短歌に出逢うと、今度は絵画を鑑賞する
際、自分がそれまで持っていなかった新たな視点を持てる
ようになるのですね。言葉が美術鑑賞力を高めてくれる…
嬉しい発見がたくさんありました(^^)
足を運んでくださった皆さま、お世話くださった皆さま、
心よりありがとうございました✨
2018年10月14日日曜日
質を高めるために…☆
質を決めるのは、〈志の高さ〉〈エネルギーの量〉〈細部
へのこだわり〉。大好きな言葉で、朗読マダム&ムッシュ
の皆さまにも、よく話しています✨
先日のセミプライベートレッスンの際に、私がこの言葉を
話し始めると、なんと!朗読マダムの皆さまも、ご一緒に
お声を重ねてくださって…驚きました。皆さま♡ちゃんと
身体に入れてくださっているのだな……嬉しいです(*^^*)
へのこだわり〉。大好きな言葉で、朗読マダム&ムッシュ
の皆さまにも、よく話しています✨
先日のセミプライベートレッスンの際に、私がこの言葉を
話し始めると、なんと!朗読マダムの皆さまも、ご一緒に
お声を重ねてくださって…驚きました。皆さま♡ちゃんと
身体に入れてくださっているのだな……嬉しいです(*^^*)
2018年10月10日水曜日
今日の日本経済新聞(夕刊)
嬉しいご報告です(*^^*)
日本経済新聞 夕刊文化で、演劇評論家の馬場駿吉先生が
先日の文学賞味会について書いてくださいました!
いま近くのコンビニで購入して拝読。有り難いです‼️
取り急ぎご報告まで(≧∇≦)
日本経済新聞 夕刊文化で、演劇評論家の馬場駿吉先生が
先日の文学賞味会について書いてくださいました!
いま近くのコンビニで購入して拝読。有り難いです‼️
取り急ぎご報告まで(≧∇≦)
2018年10月9日火曜日
短歌と絵画の調べ〜一宮市三岸節子記念美術館にて(^^)
一宮市三岸節子記念美術館では、開館20周年記念特別展
『絵を描く糸 刺繍美術展』が開催されています✨
同時開催のコレクション展(常設展)『節子を詠む』で、
短歌の朗読をさせていただくことになりました(*^^*)
【短歌と絵画の調べ】
日時・10月21日(日曜)午後1時〜1時30分
参加費・無料(要観覧券)
申込み・不要(当日直接会場)
一宮市三岸節子記念美術館では、平成19年から短歌ポスト
〈三岸節子を詠む〉が始まったそうです。来館者の皆さま
がお詠みになった短歌の中から、半年ごとに、優秀作品が
発表されていると伺いました。
「今回、開館20周年を記念し、昨年度までの10年間の歴代
の入選短歌全六十二首と、そこに詠まれた節子作品とを、
合わせて展示」とのこと。日曜日に拝見してまいりました
が、なんとも贅沢なステキな空間でした(o^^o)
21日には、その中から十首ほどを朗読いたします。絵画と
言葉が響き合う豊かな時間が生まれそうで楽しみです🎵
名古屋駅より電車とバスで約40分。お気をつけていらして
くださいませ☆
『絵を描く糸 刺繍美術展』が開催されています✨
同時開催のコレクション展(常設展)『節子を詠む』で、
短歌の朗読をさせていただくことになりました(*^^*)
【短歌と絵画の調べ】
日時・10月21日(日曜)午後1時〜1時30分
参加費・無料(要観覧券)
申込み・不要(当日直接会場)
一宮市三岸節子記念美術館では、平成19年から短歌ポスト
〈三岸節子を詠む〉が始まったそうです。来館者の皆さま
がお詠みになった短歌の中から、半年ごとに、優秀作品が
発表されていると伺いました。
「今回、開館20周年を記念し、昨年度までの10年間の歴代
の入選短歌全六十二首と、そこに詠まれた節子作品とを、
合わせて展示」とのこと。日曜日に拝見してまいりました
が、なんとも贅沢なステキな空間でした(o^^o)
21日には、その中から十首ほどを朗読いたします。絵画と
言葉が響き合う豊かな時間が生まれそうで楽しみです🎵
名古屋駅より電車とバスで約40分。お気をつけていらして
くださいませ☆
2018年10月3日水曜日
朗読者は語り手ではありません(^^)
「朗読する作品によって声を変えているのですか?」との
質問を頂きました。「登場人物の声をどう作るのですか」
という質問を頂戴することもあります。
小説ごとに違う語り手がいます。違う登場人物がいます。
それぞれの語り手や登場人物は、それぞれ異なる心と頭と
身体を持っています。それをイメージすることで、朗読者
の声は、自然に生まれるのだと思います。〈変える〉わけ
ではなく、〈自ずと変わる〉という感じでしょうか。
ちなみに、何を朗読しても同じといわれる方は、ご自身が
語り手になっていらっしゃるのかもしれません。朗読者は
語り手ではありませんね。語り手にふさわしい声を与える
のが朗読者です。さ、語り手理解を深めて参りましょう🎵
質問を頂きました。「登場人物の声をどう作るのですか」
という質問を頂戴することもあります。
小説ごとに違う語り手がいます。違う登場人物がいます。
それぞれの語り手や登場人物は、それぞれ異なる心と頭と
身体を持っています。それをイメージすることで、朗読者
の声は、自然に生まれるのだと思います。〈変える〉わけ
ではなく、〈自ずと変わる〉という感じでしょうか。
ちなみに、何を朗読しても同じといわれる方は、ご自身が
語り手になっていらっしゃるのかもしれません。朗読者は
語り手ではありませんね。語り手にふさわしい声を与える
のが朗読者です。さ、語り手理解を深めて参りましょう🎵
2018年9月30日日曜日
ありがとうございました✨
本日は、大型の台風が近づくなかでしたが、おかげさまで
文学賞味会を開催することができました。
お越しくださった皆さま、無事にご帰宅されましたか?
どうか何事もなくおうちにいてくださいますように☆
心よりありがとうございました。嵐の日にご一緒したこと
、一生の思い出です。
遠方のためいらっしゃれなかった皆さま、せっかくご予定
くださっていたのに、たいへん申し訳ないことでした。
風が凄まじくなってきました。皆さま、どうかご無事で☆
文学賞味会については、あらためて書きたいと思います。
関わってくださったすべての皆さまに感謝深謝です!
文学賞味会を開催することができました。
お越しくださった皆さま、無事にご帰宅されましたか?
どうか何事もなくおうちにいてくださいますように☆
心よりありがとうございました。嵐の日にご一緒したこと
、一生の思い出です。
遠方のためいらっしゃれなかった皆さま、せっかくご予定
くださっていたのに、たいへん申し訳ないことでした。
風が凄まじくなってきました。皆さま、どうかご無事で☆
文学賞味会については、あらためて書きたいと思います。
関わってくださったすべての皆さまに感謝深謝です!
2018年9月24日月曜日
『文学賞味会2018』がいよいよ近づいてきました(^^)
『文学賞味会2018』がいよいよ近づいてきました。今日は
5/Rホールの伊藤さまとの最終打ち合わせでした。いつも
たいへんお世話になり感謝しておりますm(__)m
文学作品の朗読は、能動的な読書を促すための1つの手段
だと考えています。朗読を完成させてくださるのは聴き手
の皆さまです。五感が研ぎ澄まされるような素敵なホール
で、皆さまとご一緒に読書を楽しめる9月30日を、とても
楽しみにしております(*^^*)✨
どうぞお気をつけていらしてください☆彡
5/Rホールの伊藤さまとの最終打ち合わせでした。いつも
たいへんお世話になり感謝しておりますm(__)m
文学作品の朗読は、能動的な読書を促すための1つの手段
だと考えています。朗読を完成させてくださるのは聴き手
の皆さまです。五感が研ぎ澄まされるような素敵なホール
で、皆さまとご一緒に読書を楽しめる9月30日を、とても
楽しみにしております(*^^*)✨
どうぞお気をつけていらしてください☆彡
2018年9月15日土曜日
聴くという読書のかたち☆
明治半ば…小説の誕生とともに、黙読という読書スタイル
が生まれ定着し主流となっていきました。今となっては、
読書といえば黙読ですね。文学作品を〈自分のペース〉で
読み進めていくのが当たり前となっています。もちろん、
黙読には良い面が多々あるのですが、他者の読みに触れる
ことができないという弱点も孕んでいます。そこで朗読の
登場です。朗読といっても、明治初年までに主流であった
〈上手に読み上げる〉のを良しとするような朗読ではなく
自分の読みを反映させる〈文学批評〉の側面を持つような
新しい朗読を意識することが大切だと考えています(^^)
読書に朗読を介在させることで、これまでの、黙読・音読
といった読書スタイルに加えて、朗読を聴くという新たな
読書スタイルが生まれます。朗読者との共同読書スタイル
です。〈聴く読書〉では、自分のペースではなく、朗読者
のペースで作品を読んでいくことになります。早く次へと
読み進めたくても、朗読者が立ち止まる(間をとる・速度
を緩める)ときには、待たされることになります。そこに
、しっかりと見てほしいものや、聞いてほしい音、感じて
ほしい心情等々があるから、朗読者は、さぁ一緒に味わい
ましょうとお誘いするのですね(*^^*)
自分のペースではなく、朗読者のペースで読書をすると、
自分だけで読んでいたときには出逢えなかった〈何か〉に
出逢えるかもしれません。そんな朗読がしたい、と願って
います。精進の日々です。張りきってまいります(o^^o)
が生まれ定着し主流となっていきました。今となっては、
読書といえば黙読ですね。文学作品を〈自分のペース〉で
読み進めていくのが当たり前となっています。もちろん、
黙読には良い面が多々あるのですが、他者の読みに触れる
ことができないという弱点も孕んでいます。そこで朗読の
登場です。朗読といっても、明治初年までに主流であった
〈上手に読み上げる〉のを良しとするような朗読ではなく
自分の読みを反映させる〈文学批評〉の側面を持つような
新しい朗読を意識することが大切だと考えています(^^)
読書に朗読を介在させることで、これまでの、黙読・音読
といった読書スタイルに加えて、朗読を聴くという新たな
読書スタイルが生まれます。朗読者との共同読書スタイル
です。〈聴く読書〉では、自分のペースではなく、朗読者
のペースで作品を読んでいくことになります。早く次へと
読み進めたくても、朗読者が立ち止まる(間をとる・速度
を緩める)ときには、待たされることになります。そこに
、しっかりと見てほしいものや、聞いてほしい音、感じて
ほしい心情等々があるから、朗読者は、さぁ一緒に味わい
ましょうとお誘いするのですね(*^^*)
自分のペースではなく、朗読者のペースで読書をすると、
自分だけで読んでいたときには出逢えなかった〈何か〉に
出逢えるかもしれません。そんな朗読がしたい、と願って
います。精進の日々です。張りきってまいります(o^^o)
2018年9月13日木曜日
名鉄カルチャーのレッスン報告(^^)
優れた作品の中には優れた語り手がいて〈言葉〉で豊かな
作品世界を創り上げています。語り手の思いを汲み取って
、その語りにふさわしい音を与えることができたならば、
〈朗読〉で作品は輝きますね(*^^*)✨
今日の名鉄カルチャーのレッスンは、数回かけてご一緒に
読みを深めてきた児童文学作品の朗読発表でした。
朗読マダムの皆さまが、作品を輝かせてくださいました✨
いっそう作品が好きになりました🎵感謝いたします(^^)
作品世界を創り上げています。語り手の思いを汲み取って
、その語りにふさわしい音を与えることができたならば、
〈朗読〉で作品は輝きますね(*^^*)✨
今日の名鉄カルチャーのレッスンは、数回かけてご一緒に
読みを深めてきた児童文学作品の朗読発表でした。
朗読マダムの皆さまが、作品を輝かせてくださいました✨
いっそう作品が好きになりました🎵感謝いたします(^^)
2018年9月11日火曜日
セミプライベートレッスンの1日♬
昨日は、セミプライベートレッスンが2クラス♬
ただ上手に読み上げることを超えて、一つ一つの言葉に、
吟味した音を与えて、それを積み重ねていきます。
どのような音がふさわしいのだろうか?考えながら読み
を深めるうちに、それぞれのシーンのイメージが明確に
なってきます。その時点では、幾つかの音が候補として
挙がりますが、その中で、どの音を選ぶのが最も効果的
だろうかと考えて、これ!という音を決めていきます。
朗読マダム&ムッシュの皆さまの一連の歩みに寄り添い
、ふんわりと伴走することを心がけています(^^)
朗読は、とても豊かで楽しい創作活動だと、あらためて
感じたレッスンでした。感謝です♡
ただ上手に読み上げることを超えて、一つ一つの言葉に、
吟味した音を与えて、それを積み重ねていきます。
どのような音がふさわしいのだろうか?考えながら読み
を深めるうちに、それぞれのシーンのイメージが明確に
なってきます。その時点では、幾つかの音が候補として
挙がりますが、その中で、どの音を選ぶのが最も効果的
だろうかと考えて、これ!という音を決めていきます。
朗読マダム&ムッシュの皆さまの一連の歩みに寄り添い
、ふんわりと伴走することを心がけています(^^)
朗読は、とても豊かで楽しい創作活動だと、あらためて
感じたレッスンでした。感謝です♡
2018年9月5日水曜日
川上弘美さんの「神様」の朗読
付き合えば付き合うほど…奥の深い、とても豊かな作品だ
と思わせてくれます。研究Ⅱクラスの読書家の朗読マダム
がお持ちくださいました。感謝申し上げます(^^)
最初は、「くまにさそわれて散歩に出る」です。吃驚!
〈わたしの住まいの三つ隣305号室に、雄の成熟したくま
が引っ越してきた〉ことをまず受け入れねばなりません。
そういう世界なのです。くまのような男ではないのです。
そして、くまと散歩するのが自然な土地柄(ムーミン谷
のような)とも違うのです。
語り手は〈わたし〉です。〈わたし〉の発話は「では」
だけです。〈わたし〉は、くまについて語りますが、
その語りぶりから〈わたし〉が透けて見えてきます。
〈わたし〉は男なのか、女なのか、いったいどんな人物
なのか……について語ることで、私たち自身の考え方、
ものの見方が顕になってきます。面白いですね、優れた
文学作品は、自分を知る機会を与えてくれます。
と思わせてくれます。研究Ⅱクラスの読書家の朗読マダム
がお持ちくださいました。感謝申し上げます(^^)
最初は、「くまにさそわれて散歩に出る」です。吃驚!
〈わたしの住まいの三つ隣305号室に、雄の成熟したくま
が引っ越してきた〉ことをまず受け入れねばなりません。
そういう世界なのです。くまのような男ではないのです。
そして、くまと散歩するのが自然な土地柄(ムーミン谷
のような)とも違うのです。
語り手は〈わたし〉です。〈わたし〉の発話は「では」
だけです。〈わたし〉は、くまについて語りますが、
その語りぶりから〈わたし〉が透けて見えてきます。
〈わたし〉は男なのか、女なのか、いったいどんな人物
なのか……について語ることで、私たち自身の考え方、
ものの見方が顕になってきます。面白いですね、優れた
文学作品は、自分を知る機会を与えてくれます。
2018年9月3日月曜日
『文学賞味会2018』(9月30日)に向けて楽しくがんばっています(^^)
午後の部のお申し込みがいっぱいになりました。
心よりありがとうございますm(__)m
http://www.five-r.jp/hall/view/1885
どうぞよろしくお願い申し上げます(^^♪
2018年9月2日日曜日
柔らかな心で素直に聴く(^^)
作品受容に1つの正解を求める必要はないと思いますが、
他者の朗読を聴くことで‘より優れた読み’に触れ、自分の
読みが深まるならば、素晴らしいですね!
私の読みこそが正しいのだと頑なにならず、柔らかな心で
素直に他者の朗読を聴ける朗読マダム&ムッシュの皆さま
をとても誇りに思っています(*^^*)
他者の朗読を聴くことで‘より優れた読み’に触れ、自分の
読みが深まるならば、素晴らしいですね!
私の読みこそが正しいのだと頑なにならず、柔らかな心で
素直に他者の朗読を聴ける朗読マダム&ムッシュの皆さま
をとても誇りに思っています(*^^*)
2018年8月30日木曜日
豊田の朗読マダムが京都へお引越し♬
豊田朗読研究会エースの朗読マダムが、しばらく名古屋を
離れるということで、暖かいメッセージを送ってください
ました。一部ですが、ご紹介させていただきます(^^)
……(前略)
約10年間、ご指導頂きありがとうございました。ちゃんと
鍛えていればいつまでも若い声を保てるのですね。それは
私の望みです。おばあちゃんになって、顔のシワや体型は
無理でも声だけは若くいられたらなぁって思います。京都
に行っても朗読を続けていけたらと思っています。
豊田朗読研究会のメンバーの方達は、皆さん本当に素敵な
良い方ばかりで、月1回でしたが本当に楽しかったです。
最初は自分が声を出す事の楽しさを感じて通っていました
が、大先輩の落ち着きのある朗読や個性的な朗読、そして
、どんどん上手になっていかれる方の朗読など、聴くこと
の楽しさも知りました。
(後略)……
いい声はいい姿勢から生まれます。今のお声と姿勢を維持
され、京都でも美しく輝いてくださることでしょう✨
素敵な仲間がいるって素晴らしく幸せなことですね(*^^*)
豊田朗読研究会の朗読マダムの皆さまとともに、ご復帰の
日を楽しみにお待ちしたいと思います(^o^)/
離れるということで、暖かいメッセージを送ってください
ました。一部ですが、ご紹介させていただきます(^^)
……(前略)
約10年間、ご指導頂きありがとうございました。ちゃんと
鍛えていればいつまでも若い声を保てるのですね。それは
私の望みです。おばあちゃんになって、顔のシワや体型は
無理でも声だけは若くいられたらなぁって思います。京都
に行っても朗読を続けていけたらと思っています。
豊田朗読研究会のメンバーの方達は、皆さん本当に素敵な
良い方ばかりで、月1回でしたが本当に楽しかったです。
最初は自分が声を出す事の楽しさを感じて通っていました
が、大先輩の落ち着きのある朗読や個性的な朗読、そして
、どんどん上手になっていかれる方の朗読など、聴くこと
の楽しさも知りました。
(後略)……
いい声はいい姿勢から生まれます。今のお声と姿勢を維持
され、京都でも美しく輝いてくださることでしょう✨
素敵な仲間がいるって素晴らしく幸せなことですね(*^^*)
豊田朗読研究会の朗読マダムの皆さまとともに、ご復帰の
日を楽しみにお待ちしたいと思います(^o^)/
2018年8月27日月曜日
まずは読みを深めること(^^)
朗読マダム&ムッシュの皆さまが、しっかりと考えてから
、言葉に声を与えてくださっていることに感動します✨
朗読は自分の読みを朗かにする行為です。それを意識する
か否かは別にしても、朗読すればどんな読みをしているか
は自ずと朗かになりますね。まず豊かな文学受容があって
、その受容=読みを他者と共有したい、という思いが朗読
につながると素敵ですね(^^)
、言葉に声を与えてくださっていることに感動します✨
朗読は自分の読みを朗かにする行為です。それを意識する
か否かは別にしても、朗読すればどんな読みをしているか
は自ずと朗かになりますね。まず豊かな文学受容があって
、その受容=読みを他者と共有したい、という思いが朗読
につながると素敵ですね(^^)
2018年8月25日土曜日
稲垣僚祐ひとり芝居「中村仲蔵」 G/PITにて
以前、大雪のなか開催した朗読サロンでたいへんお世話に
なった稲垣僚祐さんのひとり芝居を拝見してきました(^^)
気持ちと身体が決まれば自ずと声も決まりますね。
創意工夫に満ちた見事な舞台でした。明日までです!!
8月25日17時〜、20時〜
8月26日11時〜、14時〜、17時〜
会場は、伏見のオリオン座からまっすぐのG/PITさん♬
なった稲垣僚祐さんのひとり芝居を拝見してきました(^^)
気持ちと身体が決まれば自ずと声も決まりますね。
創意工夫に満ちた見事な舞台でした。明日までです!!
8月25日17時〜、20時〜
8月26日11時〜、14時〜、17時〜
会場は、伏見のオリオン座からまっすぐのG/PITさん♬
2018年8月24日金曜日
スピーチの時間(^^)
今週水曜日と金曜日の朗読クラスで、スピーチを聞かせて
いただきました。声の表情も身体の表情も豊かで、とても
素敵なスピーチが並びました✨
「あなたの心情に寄り添えるように語ってほしい」のだと
リクエストをいたしました。性別も年齢も環境も超えて、
心情を分かち合うこと、分かち合えることって素晴らしい
と、しみじみと感じました。
朗読とスピーチはリンクしているのですね、朗読の上達と
ともにスピーチもさらに上達されて嬉しいかぎりです(^^)
朗読マダム&ムッシュの皆さま、豊かな時間を誠に有難う
ございました。
いただきました。声の表情も身体の表情も豊かで、とても
素敵なスピーチが並びました✨
「あなたの心情に寄り添えるように語ってほしい」のだと
リクエストをいたしました。性別も年齢も環境も超えて、
心情を分かち合うこと、分かち合えることって素晴らしい
と、しみじみと感じました。
朗読とスピーチはリンクしているのですね、朗読の上達と
ともにスピーチもさらに上達されて嬉しいかぎりです(^^)
朗読マダム&ムッシュの皆さま、豊かな時間を誠に有難う
ございました。
2018年8月21日火曜日
語り手理解から小説の朗読は始まります(^^♪
9月30日『文学賞味会2018』で解説とトークをお願いして
いる細谷博先生と打ち合わせをさせていただきました(^^)
当初は、アフタートークのみをお願いしておりましたが、
二葉亭四迷の名訳「あひヾき」の解説までお願いすること
となりました。快くお引き受けくださって、感謝の気持ち
で胸がいっぱいです!
小説を朗読する際もっとも大切なことの1つは、語り手を
理解すること。二葉亭四迷の名訳「あひヾき」と、ロシア
文学研究の高田映介先生に訳していただいた文章、そして
工藤精一郎さん訳の「あひヾき」を比較しながら、語り手
の理解に努める毎日です。
二葉亭の名訳「あひヾき」は、細谷博先生による作品解説
を聴くというかたちで。そして今回の文学賞味会に向けて
新たに用意した「あひヾき」は、朗読と音楽を聴くという
かたちで、どうぞご一緒ください。『文学賞味会2018』が
、先人の残してくれた宝物のような作品を豊かに味わう場
、より能動的な読書を促す場になることを願い、ベストを
尽くしたいと思います(^^♪
いる細谷博先生と打ち合わせをさせていただきました(^^)
当初は、アフタートークのみをお願いしておりましたが、
二葉亭四迷の名訳「あひヾき」の解説までお願いすること
となりました。快くお引き受けくださって、感謝の気持ち
で胸がいっぱいです!
小説を朗読する際もっとも大切なことの1つは、語り手を
理解すること。二葉亭四迷の名訳「あひヾき」と、ロシア
文学研究の高田映介先生に訳していただいた文章、そして
工藤精一郎さん訳の「あひヾき」を比較しながら、語り手
の理解に努める毎日です。
二葉亭の名訳「あひヾき」は、細谷博先生による作品解説
を聴くというかたちで。そして今回の文学賞味会に向けて
新たに用意した「あひヾき」は、朗読と音楽を聴くという
かたちで、どうぞご一緒ください。『文学賞味会2018』が
、先人の残してくれた宝物のような作品を豊かに味わう場
、より能動的な読書を促す場になることを願い、ベストを
尽くしたいと思います(^^♪
2018年8月12日日曜日
『文学賞味会2018』ではツルゲーネフの「あひヾき」を取り上げます(^^)
ロシア文学が、文字に書かれたものとしてこの世に現れた
のは今から1000年ほど前だと研究されています。もちろん
中国、日本やイギリスに比べても、ロシアの文学は若い。
それが19世紀には、プーシキンやゴーゴリ、ツルゲーネフ
、ドストエフスキー、トルストイといったビッグネームと
ともに、世界文学の最高峰と言われるようになりました✨
さて、日本の近代文学が生まれ育つためにも、ロシア文学
は必要でした。ツルゲーネフの作品があればこそ、二葉亭
は、名訳「あひヾき」を完成させ、言文一致を成し遂げる
ことができたのです。日本文学史上においても大きな役割
を果たしたこの作品を、この秋の文学賞味会で取り上げる
ことができて本当に嬉しく、感謝しています(^^)
第1部は、二葉亭四迷の名訳の解説です。
名訳と言われる所以は?江戸から明治初年までの人たちが
持っていた人情本の素養とは?等々、細谷博先生のお話が
今からとてもとても楽しみです(^^♪
第2部では、二葉亭四迷の名訳を尊重しつつ、彼が翻訳の
際にあまり意識していなかったであろう、「あひヾき」の
語り手を大事にした新訳をテキストにして朗読します。
ツルゲーネフの、「あひヾき」を含む『猟人日記』という
連作短編集が、ロシア文学の中でどれほど画期的な作品で
あったのかをふまえて、ツルゲーネフが言葉で創り上げた
作品世界を皆さまと共有できますように☆彡
のは今から1000年ほど前だと研究されています。もちろん
中国、日本やイギリスに比べても、ロシアの文学は若い。
それが19世紀には、プーシキンやゴーゴリ、ツルゲーネフ
、ドストエフスキー、トルストイといったビッグネームと
ともに、世界文学の最高峰と言われるようになりました✨
さて、日本の近代文学が生まれ育つためにも、ロシア文学
は必要でした。ツルゲーネフの作品があればこそ、二葉亭
は、名訳「あひヾき」を完成させ、言文一致を成し遂げる
ことができたのです。日本文学史上においても大きな役割
を果たしたこの作品を、この秋の文学賞味会で取り上げる
ことができて本当に嬉しく、感謝しています(^^)
第1部は、二葉亭四迷の名訳の解説です。
名訳と言われる所以は?江戸から明治初年までの人たちが
持っていた人情本の素養とは?等々、細谷博先生のお話が
今からとてもとても楽しみです(^^♪
第2部では、二葉亭四迷の名訳を尊重しつつ、彼が翻訳の
際にあまり意識していなかったであろう、「あひヾき」の
語り手を大事にした新訳をテキストにして朗読します。
ツルゲーネフの、「あひヾき」を含む『猟人日記』という
連作短編集が、ロシア文学の中でどれほど画期的な作品で
あったのかをふまえて、ツルゲーネフが言葉で創り上げた
作品世界を皆さまと共有できますように☆彡
2018年8月8日水曜日
『文学賞味会2018』に向けて張りきっています(^^)
「仕事が忙しいのを言い訳にして、久しく文学から離れて
ましたが、ここ数年、年に一度の『文学賞味会』を楽しみ
にしています。文学に親しむ習慣ができて、生活に潤いが
生まれたようです。今年はツルゲーネフですね!ロシアの
文学はよく知りませんので、とても楽しみです!!」
と、なんとも嬉しい有難いお言葉を頂戴しました(*^^*)
今回、第1部では、二葉亭四迷の名訳「あひヾき」を解説
というかたちで、第2部では、ツルゲーネフが創り上げた
作品世界をより忠実に翻訳した「あひヾき」を朗読という
かたちで、美味しく味わって頂きたいと思っております。
明治から平成のいまにかけて、いかに言葉が変わったのか
も見えてきて、「あゝ明治150年なんだ…」としみじみ
感じて頂く時間になりそうです。二葉亭四迷の名訳解説を
お願いした細谷博先生は、文学愛あふれる情熱的な素敵な
先生です。私も、細谷先生に負けない情熱をもって、才能
いっぱいの音楽家・宗川諭理夫さまのお力をお借りして、
ツルゲーネフの「あひヾき」を輝かせる所存です(o^^o)
ましたが、ここ数年、年に一度の『文学賞味会』を楽しみ
にしています。文学に親しむ習慣ができて、生活に潤いが
生まれたようです。今年はツルゲーネフですね!ロシアの
文学はよく知りませんので、とても楽しみです!!」
と、なんとも嬉しい有難いお言葉を頂戴しました(*^^*)
今回、第1部では、二葉亭四迷の名訳「あひヾき」を解説
というかたちで、第2部では、ツルゲーネフが創り上げた
作品世界をより忠実に翻訳した「あひヾき」を朗読という
かたちで、美味しく味わって頂きたいと思っております。
明治から平成のいまにかけて、いかに言葉が変わったのか
も見えてきて、「あゝ明治150年なんだ…」としみじみ
感じて頂く時間になりそうです。二葉亭四迷の名訳解説を
お願いした細谷博先生は、文学愛あふれる情熱的な素敵な
先生です。私も、細谷先生に負けない情熱をもって、才能
いっぱいの音楽家・宗川諭理夫さまのお力をお借りして、
ツルゲーネフの「あひヾき」を輝かせる所存です(o^^o)
2018年8月3日金曜日
「あひヾき」短くてややこしくなくて素敵な作品です(^^)
ロシア文学といえば、長くてややこしくて難しいイメージ
がある…そうおっしゃる方が多いかもしれません(・・;)
ドストエフスキーの『罪と罰』『白痴』や、トルストイの
『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』等々。たしかに、
長くて登場人物の名前はややこしくて難しい。そのような
作品が並ぶロシア文学の世界に、短くて楽しく読める作品
を引っさげ、ツルゲーネフは鮮やかにデビューしました🎵
ツルゲーネフのデビュー作であり出世作『猟人日記』は、
22編(のちに3編追加)からなる連作短編集。そのうちの
1編が今回文学賞味会で取り上げる「あひヾき」です(^^)
がある…そうおっしゃる方が多いかもしれません(・・;)
ドストエフスキーの『罪と罰』『白痴』や、トルストイの
『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』等々。たしかに、
長くて登場人物の名前はややこしくて難しい。そのような
作品が並ぶロシア文学の世界に、短くて楽しく読める作品
を引っさげ、ツルゲーネフは鮮やかにデビューしました🎵
ツルゲーネフのデビュー作であり出世作『猟人日記』は、
22編(のちに3編追加)からなる連作短編集。そのうちの
1編が今回文学賞味会で取り上げる「あひヾき」です(^^)
2018年8月1日水曜日
2018年7月24日火曜日
読みが朗読表現を支えてくれます(^^)
朗読とは、活字(文字)として存在している言葉に、音を
与えていく作業です。朗読するテキストには、優れた文学
作品(長く愛され読み継がれている作品)を選ぶようにと
心がけています。優れた作品と過ごす時間は、知性と感性
への水遣りtimeになりますから🎵
朗読マダム&朗読ムッシュの皆さまの朗読を聴いて、記号
としての文字をただ音声化しているように聴こえたときは
その音をお選びになった理由を尋ねます。「とくに理由は
なくて……」とおっしゃる場合には「語り手(登場人物)
は何がしたいのか考えてみましょう」etcと、読みを深める
ための伴走をしていきます。読みはしっかりしているにも
関わらず、その読みが朗読に反映されていない、と感じた
場合には、音声表現の技術面のアドバイスをします(^^)
時間をかけて、ていねいに味わうことで見えてくる作品の
魅力があります。それを聴き手と共有できたとき、朗読の
発表は、とても大きな意味を持つのだと思います(^^♪
与えていく作業です。朗読するテキストには、優れた文学
作品(長く愛され読み継がれている作品)を選ぶようにと
心がけています。優れた作品と過ごす時間は、知性と感性
への水遣りtimeになりますから🎵
朗読マダム&朗読ムッシュの皆さまの朗読を聴いて、記号
としての文字をただ音声化しているように聴こえたときは
その音をお選びになった理由を尋ねます。「とくに理由は
なくて……」とおっしゃる場合には「語り手(登場人物)
は何がしたいのか考えてみましょう」etcと、読みを深める
ための伴走をしていきます。読みはしっかりしているにも
関わらず、その読みが朗読に反映されていない、と感じた
場合には、音声表現の技術面のアドバイスをします(^^)
時間をかけて、ていねいに味わうことで見えてくる作品の
魅力があります。それを聴き手と共有できたとき、朗読の
発表は、とても大きな意味を持つのだと思います(^^♪
2018年7月18日水曜日
CD『夢一夜』のご感想から(^^)①
この4月から朗読教室に通ってくださっている素敵な朗読
マダムの皆さまが、CD『夢一夜』(音楽は谷川賢作さんと
続木力さん)を聴いたご感想を寄せてくださいました。
その中から少しご紹介させていただきます。朗読は朗読者
と聴き手とで創り上げるもの。朗読を完成させてくれるの
は聴き手の皆さまだとあらためて感じています(*^^*)
「一人で活字を追いながら作品の世界を見つけていく黙読
とは違って、朗読は、それぞれの解釈を持っている朗読者
と聴き手とが、同時に作品を共有し、お互いに影響される
ことになります。朗読者が、声・テンポ・間etc多くの表現
をもって訴えるものが、聴き手が一人では気づけなかった
解釈の世界へと導いてくれているようです。朗読の世界を
端っこからちょっと覗いてみた段階ですが、きっとこの奥
は、とても広く深いのだなと想像します。現在のところは
聴き手オンリーですが、聴き手は、朗読者に対して、何を
どのように伝えているのだろうかと、ふと思いました。
(中略)
「第一夜」
男の言葉が淡々と 朴訥と 無表情の声質で語られていて、
その男は、そこにいる男である という以外に何もない
男で、その周辺の景色と共に墨色で朗読されているよう
です。それが、この夢物語を なんとなく素直に受け入れ
てしまう素地を作っているようにも思われます。そこへ
男によって語られていた女が声を出します。その声から
この女は こんなにも美しくてはかない人だったのだと
はたと気づかされ、意志の強い性格を持った人なのだと
感じさせられました。真珠貝 月光 苔 星のかけら 唐紅
の太陽 百合などが、墨色の世界に女の色を置いていく
ようで、そこはかとない妖艶な世界を見るようでした。
「鼻」
僧の心情が、立派な人っぽくない口調で朗読されていて
、僧といえども、悩みは俗人と同じなのだということが
よくわかり、作品を面白くしていると思いました。弟子
の足のあかぎれを見ながら痛うはないと答える場面に、
僧の内心の期待と喜びと、弟子に対する威厳・プライド
などが入り混じった気持ちが、目に浮かぶように面白く
感じられました。
「雪」
大好きな詩です。この朗読と音楽を聴いて、太郎と次郎
は普段からあたたかく灯のともった仲の良いにぎやかな
家族に囲まれていることを想像しました。静かな詩の裏
に、色と音が隠れていたのだなと……」
聴き手は、朗読者に対して、何をどのように伝えている
のだろう……是非またお話したいと思います☆
墨色の世界に女の色を置いていく……綺麗な表現!
マダムの皆さまが、CD『夢一夜』(音楽は谷川賢作さんと
続木力さん)を聴いたご感想を寄せてくださいました。
その中から少しご紹介させていただきます。朗読は朗読者
と聴き手とで創り上げるもの。朗読を完成させてくれるの
は聴き手の皆さまだとあらためて感じています(*^^*)
「一人で活字を追いながら作品の世界を見つけていく黙読
とは違って、朗読は、それぞれの解釈を持っている朗読者
と聴き手とが、同時に作品を共有し、お互いに影響される
ことになります。朗読者が、声・テンポ・間etc多くの表現
をもって訴えるものが、聴き手が一人では気づけなかった
解釈の世界へと導いてくれているようです。朗読の世界を
端っこからちょっと覗いてみた段階ですが、きっとこの奥
は、とても広く深いのだなと想像します。現在のところは
聴き手オンリーですが、聴き手は、朗読者に対して、何を
どのように伝えているのだろうかと、ふと思いました。
(中略)
「第一夜」
男の言葉が淡々と 朴訥と 無表情の声質で語られていて、
その男は、そこにいる男である という以外に何もない
男で、その周辺の景色と共に墨色で朗読されているよう
です。それが、この夢物語を なんとなく素直に受け入れ
てしまう素地を作っているようにも思われます。そこへ
男によって語られていた女が声を出します。その声から
この女は こんなにも美しくてはかない人だったのだと
はたと気づかされ、意志の強い性格を持った人なのだと
感じさせられました。真珠貝 月光 苔 星のかけら 唐紅
の太陽 百合などが、墨色の世界に女の色を置いていく
ようで、そこはかとない妖艶な世界を見るようでした。
「鼻」
僧の心情が、立派な人っぽくない口調で朗読されていて
、僧といえども、悩みは俗人と同じなのだということが
よくわかり、作品を面白くしていると思いました。弟子
の足のあかぎれを見ながら痛うはないと答える場面に、
僧の内心の期待と喜びと、弟子に対する威厳・プライド
などが入り混じった気持ちが、目に浮かぶように面白く
感じられました。
「雪」
大好きな詩です。この朗読と音楽を聴いて、太郎と次郎
は普段からあたたかく灯のともった仲の良いにぎやかな
家族に囲まれていることを想像しました。静かな詩の裏
に、色と音が隠れていたのだなと……」
聴き手は、朗読者に対して、何をどのように伝えている
のだろう……是非またお話したいと思います☆
墨色の世界に女の色を置いていく……綺麗な表現!
CD『夢一夜』のご感想から(^^)②
「全話にわたって先生の声のトーンでこんなにもたくさん
の登場人物が表現できるものなんだと感動しました。→
朗読は、いわゆる〈作り声〉を嫌いますから、登場人物の
身体と心情をていねいに作ることだけ心がけています。
たくさんの登場人物の表現として聴いてくださったのは、
聴いてイメージする聴き手のお力だと思っています(^^)
→「第一夜」では巻きつくように植物が伸びてくる様子が
目に浮かぶようでした。「鼻」では秋のひきしまる空気の
朝に 自分もそこに立っているかのように思われました。
「雪」では音楽によって まだ詩の続きがあるのではないか
と錯覚し 朗読ではない音楽の持つ不思議を感じました」
同じCDでも聴いてくださる方によって生まれるイメージ
はさまざま。感性豊かにお聴きいただいて嬉しいです(^^)
続いてもうお一方……
「初め「第一夜」を聴いたのは、夜眠る前の時間でした。
怖い世界へ連れて行かれるようで、先生の声が、教室での
声とは別人のように感じました。その日は疲れていて正直
その世界に入って最後まで聴くことはできませんでした。
別の日、違う時間にあらためて聴くと、最初聴いた時とは
違う気持ちになりました。(中略)女の白い頬、唇、色は
どんな色かな?百年待つって……聴くときの自分の気持ち
、状態によっても、ずいぶん受け取り方が変わります。
芥川の「鼻」は、文学史で読み飛ばしたくらいでした。
禅智内供の自尊心を保つための、悪戦苦闘⁈先生の明るい
少しコミカルなお声で、こんな話だったんだと楽しく聴く
ことができました。三好達治の「雪」は、あら、こんなに
短いんだ。でもその分!太郎と次郎は兄弟かな?別の家で
眠っているのかな?それとも、お父さんが留守で、深い雪
の中、二人の子どもの寝顔を見ながら夫の無事を祈る母が
いるのかしら……いろいろ想像してしまいました。CDを
聴いて、文字の中だけとは違う、いろいろな世界に連れて
行って貰った気がします。まだ私にとって始まったばかり
の朗読教室ですが、仕事をしていた時には味わえなかった
ピュアな時間に巡りあえた気がしています」
投げ出さずに聴いてくださいました。本当にありがとう
ございます!優れた文学作品は、知性と感性を刺激して
想像する力を育ててくれますね。その一助となるような
朗読を目指して頑張っていきたいと思います(*^^*)
の登場人物が表現できるものなんだと感動しました。→
朗読は、いわゆる〈作り声〉を嫌いますから、登場人物の
身体と心情をていねいに作ることだけ心がけています。
たくさんの登場人物の表現として聴いてくださったのは、
聴いてイメージする聴き手のお力だと思っています(^^)
→「第一夜」では巻きつくように植物が伸びてくる様子が
目に浮かぶようでした。「鼻」では秋のひきしまる空気の
朝に 自分もそこに立っているかのように思われました。
「雪」では音楽によって まだ詩の続きがあるのではないか
と錯覚し 朗読ではない音楽の持つ不思議を感じました」
同じCDでも聴いてくださる方によって生まれるイメージ
はさまざま。感性豊かにお聴きいただいて嬉しいです(^^)
続いてもうお一方……
「初め「第一夜」を聴いたのは、夜眠る前の時間でした。
怖い世界へ連れて行かれるようで、先生の声が、教室での
声とは別人のように感じました。その日は疲れていて正直
その世界に入って最後まで聴くことはできませんでした。
別の日、違う時間にあらためて聴くと、最初聴いた時とは
違う気持ちになりました。(中略)女の白い頬、唇、色は
どんな色かな?百年待つって……聴くときの自分の気持ち
、状態によっても、ずいぶん受け取り方が変わります。
芥川の「鼻」は、文学史で読み飛ばしたくらいでした。
禅智内供の自尊心を保つための、悪戦苦闘⁈先生の明るい
少しコミカルなお声で、こんな話だったんだと楽しく聴く
ことができました。三好達治の「雪」は、あら、こんなに
短いんだ。でもその分!太郎と次郎は兄弟かな?別の家で
眠っているのかな?それとも、お父さんが留守で、深い雪
の中、二人の子どもの寝顔を見ながら夫の無事を祈る母が
いるのかしら……いろいろ想像してしまいました。CDを
聴いて、文字の中だけとは違う、いろいろな世界に連れて
行って貰った気がします。まだ私にとって始まったばかり
の朗読教室ですが、仕事をしていた時には味わえなかった
ピュアな時間に巡りあえた気がしています」
投げ出さずに聴いてくださいました。本当にありがとう
ございます!優れた文学作品は、知性と感性を刺激して
想像する力を育ててくれますね。その一助となるような
朗読を目指して頑張っていきたいと思います(*^^*)
CD『夢一夜』のご感想から(^^)③
「はじめに車でCDをかけて聴かせていただきましたが、
あまりに絵が頭の中に鮮明に浮かんで入りこんでしまった
ので、運転中に聴くのはやめればよかった…と、少し後悔
しました。しかし途中ではやめられず、一通り全ての作品
を堪能しました。「第一夜」は読んだことがなく、初めて
のものでした。私は推理小説が好きなので、それに比べる
と、よくよく考えれば夢の話とはいえ、登場人物も、その
関係性も、場所も、何の説明もないまま進む不思議な世界
だなぁと思いますが、朗読を聴いているときは何も思わず
ただ素直に、女性の黒目の艶とか真珠貝など思い浮かべて
いました。先生が、登場人物の話す部分と、語り手の話す
部分があるとおっしゃっていたのを思い出して、ここが、
カギカッコの部分かな、ここは無いなと想像しても聴いて
みました。答え合わせがしたくなったので、図書館で本を
借りて確認すると、全て合っていて嬉しくなりました。
それと同時に、声の力だけで正確に文章をあらわすことが
できるのだという事にとても感動しました。(後略)」
たいへん感受性豊かで勉強家の朗読マダム。とても聴く力
(音からイメージする創造力)をお持ちですので、今後の
ご活躍がすごく楽しみです(^^)
あまりに絵が頭の中に鮮明に浮かんで入りこんでしまった
ので、運転中に聴くのはやめればよかった…と、少し後悔
しました。しかし途中ではやめられず、一通り全ての作品
を堪能しました。「第一夜」は読んだことがなく、初めて
のものでした。私は推理小説が好きなので、それに比べる
と、よくよく考えれば夢の話とはいえ、登場人物も、その
関係性も、場所も、何の説明もないまま進む不思議な世界
だなぁと思いますが、朗読を聴いているときは何も思わず
ただ素直に、女性の黒目の艶とか真珠貝など思い浮かべて
いました。先生が、登場人物の話す部分と、語り手の話す
部分があるとおっしゃっていたのを思い出して、ここが、
カギカッコの部分かな、ここは無いなと想像しても聴いて
みました。答え合わせがしたくなったので、図書館で本を
借りて確認すると、全て合っていて嬉しくなりました。
それと同時に、声の力だけで正確に文章をあらわすことが
できるのだという事にとても感動しました。(後略)」
たいへん感受性豊かで勉強家の朗読マダム。とても聴く力
(音からイメージする創造力)をお持ちですので、今後の
ご活躍がすごく楽しみです(^^)
CD『夢一夜』のご感想から(^^)④
「朗読の世界に入り二ヶ月。CD、また先輩らの朗読発表
を聴くなど、別世界に一歩踏みこみ(迷った?)驚いて
おります。CDを聴いて、自分の育った昭和の時代、赤い
ラジオが毎日流れており、朝8時より名曲アルバムそして
朗読と、その時の女性アナウンサーの無機質で明快な語り
を思い出しました。(中略)まだまだ一年生ですが、基本
を一つ一つ習得し、成長して参ります」
頼もしいお言葉に感激します。声を出すことを、楽しんで
いらっしゃって素晴らしいなといつも思っています(^^)
続いて、見事な絵もお描きになる多才な朗読マダムの文章
から一部を……
「漱石の「第一夜」、低く落ち着いた声は、壮年の男性を
思わせる。女性に語りかける…受け答える女性…その会話
は、語りの中でひとり言のようにさりげないものでした。
実際に女性と会話する場面になると、それ迄とはがらりと
変わり、生身の男性の声、うら若い美しい女性を思わせる
声。女性の亡骸を、真珠貝で掘った穴に埋め、その上に、
星のかけらを置く。真珠貝に月の光が降り注ぐ。その静か
な朗読は、まるで散文詩を聴いているようでした。最後に
ゆっくりと間をとって終わっていくあたり、究極の男女の
愛を感じさせられました。オープニング、エンディングの
音楽はさすが‼︎「第一夜」の朗読にぴったり寄り添って、
美しい余韻を残してくれました。(後略)」
夢の世界が深まっていくような幽玄な音色を、賢作さま、
力さまが作曲・演奏してくださいました。感謝です!
朗読マダムの皆さま、CDをじっくりお聴きくださって、
立派なご感想の文章、本当にありがとうございました✨
これまでに頂戴したCD『夢一夜』へのご感想の数々…
そのすべてが私の宝物だと思って大切にしております♡
を聴くなど、別世界に一歩踏みこみ(迷った?)驚いて
おります。CDを聴いて、自分の育った昭和の時代、赤い
ラジオが毎日流れており、朝8時より名曲アルバムそして
朗読と、その時の女性アナウンサーの無機質で明快な語り
を思い出しました。(中略)まだまだ一年生ですが、基本
を一つ一つ習得し、成長して参ります」
頼もしいお言葉に感激します。声を出すことを、楽しんで
いらっしゃって素晴らしいなといつも思っています(^^)
続いて、見事な絵もお描きになる多才な朗読マダムの文章
から一部を……
「漱石の「第一夜」、低く落ち着いた声は、壮年の男性を
思わせる。女性に語りかける…受け答える女性…その会話
は、語りの中でひとり言のようにさりげないものでした。
実際に女性と会話する場面になると、それ迄とはがらりと
変わり、生身の男性の声、うら若い美しい女性を思わせる
声。女性の亡骸を、真珠貝で掘った穴に埋め、その上に、
星のかけらを置く。真珠貝に月の光が降り注ぐ。その静か
な朗読は、まるで散文詩を聴いているようでした。最後に
ゆっくりと間をとって終わっていくあたり、究極の男女の
愛を感じさせられました。オープニング、エンディングの
音楽はさすが‼︎「第一夜」の朗読にぴったり寄り添って、
美しい余韻を残してくれました。(後略)」
夢の世界が深まっていくような幽玄な音色を、賢作さま、
力さまが作曲・演奏してくださいました。感謝です!
朗読マダムの皆さま、CDをじっくりお聴きくださって、
立派なご感想の文章、本当にありがとうございました✨
これまでに頂戴したCD『夢一夜』へのご感想の数々…
そのすべてが私の宝物だと思って大切にしております♡
2018年7月16日月曜日
サマーセミナー『歌を朗読してみようpart.9』ご参加有難うございました(^^)
名古屋は38度まで気温が上がり、アスファルトだとプラス
5度(・・;) 酷暑の中を、今回もたくさんの皆さまがご参加
くださいました。心よりありがとうございました(^^)
大橋先生、そして、スタッフの皆さま。たいへんお世話に
なりました。感謝申し上げますm(__)m
どうぞ今夜はゆっくりとおやすみくださいますように☆彡
5度(・・;) 酷暑の中を、今回もたくさんの皆さまがご参加
くださいました。心よりありがとうございました(^^)
大橋先生、そして、スタッフの皆さま。たいへんお世話に
なりました。感謝申し上げますm(__)m
どうぞ今夜はゆっくりとおやすみくださいますように☆彡
2018年7月12日木曜日
朗読に感謝(^^)
文字となって存在している言葉に、ふさわしい音を与える
のが朗読です。朗読のテキストが、優れた文学作品の場合
、その作品が朗読で輝くならば、朗読者にとってこれほど
幸せなことはありません(^^)
〈事実〉というより〈真実〉を伝える文学作品の言葉は、
奥が深くて深くて……。
ふさわしい音を見つけるために、何ヶ月も、時には何年も
もがいています。ふさわしい音(自分の思う)がイメージ
できたら、自分の身体で奏でて、録音して聴いてみます。
(ん〜、これは違うな〜)と感じることも多々あります。
イメージした音を奏でられていなかったり、また思い通り
の音を奏でても実際に聴いてみると、違うイメージを誘う
音に聴こえたり。もがく日々が続きます。もがくことで、
知性が鍛えられ感性が磨かれていくのかもしれません。
ありがたいことです。朗読に感謝です☆
のが朗読です。朗読のテキストが、優れた文学作品の場合
、その作品が朗読で輝くならば、朗読者にとってこれほど
幸せなことはありません(^^)
〈事実〉というより〈真実〉を伝える文学作品の言葉は、
奥が深くて深くて……。
ふさわしい音を見つけるために、何ヶ月も、時には何年も
もがいています。ふさわしい音(自分の思う)がイメージ
できたら、自分の身体で奏でて、録音して聴いてみます。
(ん〜、これは違うな〜)と感じることも多々あります。
イメージした音を奏でられていなかったり、また思い通り
の音を奏でても実際に聴いてみると、違うイメージを誘う
音に聴こえたり。もがく日々が続きます。もがくことで、
知性が鍛えられ感性が磨かれていくのかもしれません。
ありがたいことです。朗読に感謝です☆
2018年7月7日土曜日
もうすぐ海の日♬サマーセミナーのご案内✨
毎年恒例となりました、海の日の午後の講座のご案内(^^♪
タイトルは、『歌を朗読してみようpart.9』
★7月16日(月・祝)4限目(午後2時50分〜4階10分)
★椙山中学・高校校舎4階
エレベーターorエスカレーターあるそうです(^^)
愛工大名電高校国語科の大橋先生が、ギターの弾き語りで
さだまさしさんの名曲「償い」を歌ってくださいます。歌
の前に、「償い」の歌詞を取り上げて朗読してみよう!と
いう講座です。朗読したり、朗読を聴いたりすることで、
歌詞の内容をじっくりと味わってみませんか☆「償い」の
前後には「花」(春のうららの隅田川♬…)の予定。
最寄駅は覚王山です。当日は暑いと思いますので、充分に
お気をつけていらしてください☆(お申し込み不要です)
タイトルは、『歌を朗読してみようpart.9』
★7月16日(月・祝)4限目(午後2時50分〜4階10分)
★椙山中学・高校校舎4階
エレベーターorエスカレーターあるそうです(^^)
愛工大名電高校国語科の大橋先生が、ギターの弾き語りで
さだまさしさんの名曲「償い」を歌ってくださいます。歌
の前に、「償い」の歌詞を取り上げて朗読してみよう!と
いう講座です。朗読したり、朗読を聴いたりすることで、
歌詞の内容をじっくりと味わってみませんか☆「償い」の
前後には「花」(春のうららの隅田川♬…)の予定。
最寄駅は覚王山です。当日は暑いと思いますので、充分に
お気をつけていらしてください☆(お申し込み不要です)
2018年7月3日火曜日
小説の朗読について。。。
あゝ言葉が世界を創るんだ……と、あらためて実感させて
くれるのが小説の言葉です。言葉によって、何もなかった
ところに、さまざまな景色が、匂いが、手触りが、陰影が
、風が、感情等々が立ち現れてきます。小説の言葉が持つ
凄まじいまでのエネルギーをしっかりと受け止め、小説の
中にいる語り手が言葉で創り上げようとする〈何か〉を、
繊細かつ豊かに感じとりたいと思います。そして、次には
聴き手に、その〈何か〉を感じとってもらえるような音を
創りたいと思います。
9月30日の文学賞味会では、ツルゲーネフの「あいびき」
を朗読します。素敵なホールに、ロシアの秋、白樺の林
が生まれますように☆彡
くれるのが小説の言葉です。言葉によって、何もなかった
ところに、さまざまな景色が、匂いが、手触りが、陰影が
、風が、感情等々が立ち現れてきます。小説の言葉が持つ
凄まじいまでのエネルギーをしっかりと受け止め、小説の
中にいる語り手が言葉で創り上げようとする〈何か〉を、
繊細かつ豊かに感じとりたいと思います。そして、次には
聴き手に、その〈何か〉を感じとってもらえるような音を
創りたいと思います。
9月30日の文学賞味会では、ツルゲーネフの「あいびき」
を朗読します。素敵なホールに、ロシアの秋、白樺の林
が生まれますように☆彡
2018年6月24日日曜日
📖 しみじみと拝読しております
先日の発表会の感想文を、朗読マダム&ムッシュの皆さま
がていねいにお書きくださいました。この体験を糧とし、
さらなる成長を目指して頂けること、すごく嬉しいです!
ご熱心な朗読マダム&朗読ムッシュの皆さまとともに朗読
の道を歩める幸せに、あらためて感謝しております。
「黙読ではわからなかった作品の魅力に、朗読を聴くこと
で気づいた」「朗読で聴いたから作品を好きになった」etc
文学作品と読者とを良い形で繋ぐことができたとき、朗読
をしてよかった〜と心から思います。言葉は声を伴うこと
で、読者(聴き手)を作品世界へと強力に誘います(*^^*)
がていねいにお書きくださいました。この体験を糧とし、
さらなる成長を目指して頂けること、すごく嬉しいです!
ご熱心な朗読マダム&朗読ムッシュの皆さまとともに朗読
の道を歩める幸せに、あらためて感謝しております。
「黙読ではわからなかった作品の魅力に、朗読を聴くこと
で気づいた」「朗読で聴いたから作品を好きになった」etc
文学作品と読者とを良い形で繋ぐことができたとき、朗読
をしてよかった〜と心から思います。言葉は声を伴うこと
で、読者(聴き手)を作品世界へと強力に誘います(*^^*)
2018年6月22日金曜日
ひとりよがりの読書ではなく(^^)
朗読には、黙読という閉じた読書行為を開くという大きな
意味があります。多くの方が、自分は読めていると思って
読書をしているのでしょう。が、そうでもない(・・;)
浅い読みに留まっていたり、誤読をしていたり……。
独り善がりな読書、自分の価値観を固めていくような頑な
な読書ではなく、優れた文学作品を素直に受容し、自己の
変容を促す読書、人間として成熟していけるような読書が
したいですね。朗読を聴いてもらうこと・朗読を聴かせて
もらうことを繰り返して、素直に豊かに受容する読書の技
を身につけたいと思っています。宝物の技術です(^^)
意味があります。多くの方が、自分は読めていると思って
読書をしているのでしょう。が、そうでもない(・・;)
浅い読みに留まっていたり、誤読をしていたり……。
独り善がりな読書、自分の価値観を固めていくような頑な
な読書ではなく、優れた文学作品を素直に受容し、自己の
変容を促す読書、人間として成熟していけるような読書が
したいですね。朗読を聴いてもらうこと・朗読を聴かせて
もらうことを繰り返して、素直に豊かに受容する読書の技
を身につけたいと思っています。宝物の技術です(^^)
2018年6月16日土曜日
今度は自分の番です(^^)
4月にセミプライベートレッスンの皆さまの発表会、5月に
名鉄カルチャー朗読教室の発表会、そして、6月今週水曜
にはNHKカルチャー朗読教室・研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲクラス合同の
発表会を、おかげさまで、無事に開催できました。
関わってくださった皆さまに、心より感謝申し上げます!
笑顔で努力を惜しまず、さらなる成長を魅せてくださった
朗読マダム&ムッシュの皆さま、本当にご立派でした✨
私も、9月30日の文学賞味会で《ツルゲーネフ生誕200年》
を笑顔でお祝いできるようにベストを尽くします(^^)
名鉄カルチャー朗読教室の発表会、そして、6月今週水曜
にはNHKカルチャー朗読教室・研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲクラス合同の
発表会を、おかげさまで、無事に開催できました。
関わってくださった皆さまに、心より感謝申し上げます!
笑顔で努力を惜しまず、さらなる成長を魅せてくださった
朗読マダム&ムッシュの皆さま、本当にご立派でした✨
私も、9月30日の文学賞味会で《ツルゲーネフ生誕200年》
を笑顔でお祝いできるようにベストを尽くします(^^)
2018年6月13日水曜日
ありがとうございました❣
今日はNHKカルチャー研究クラスの発表会でした。
お越しくださった皆さま、暖かくお見守りくださり心より
感謝申し上げます。たくさんの皆さまにお支えいただき、
無事に終えることができました。ありがとうございます!
出演された朗読マダム&朗読ムッシュの皆さま、しっかり
実力を発揮してくださいました、素敵でした✨ありがとう
ございました。さぁ、この経験を宝物にしましょう♬
まずご自分の朗読について考察します。①今日に至るまで
の気づき・成長etc②本番の発表について
次に発表会全体について。今後の希望も教えてください。
レポートお待ちしております(^^)
お越しくださった皆さま、暖かくお見守りくださり心より
感謝申し上げます。たくさんの皆さまにお支えいただき、
無事に終えることができました。ありがとうございます!
出演された朗読マダム&朗読ムッシュの皆さま、しっかり
実力を発揮してくださいました、素敵でした✨ありがとう
ございました。さぁ、この経験を宝物にしましょう♬
まずご自分の朗読について考察します。①今日に至るまで
の気づき・成長etc②本番の発表について
次に発表会全体について。今後の希望も教えてください。
レポートお待ちしております(^^)
2018年6月12日火曜日
文学作品の朗読に必要な音★
文学作品の朗読に評価基準があるとするならば、それは、
テキストである文学作品が輝くかどうかなのでしょう。
語り手や登場人物によっては、やわらかな鼻濁音よりも、
ごつごつした印象の濁音のほうがふさわしいと感じること
があります。また、作品の雰囲気を創るのには、いわゆる
滑舌の良さはかえって邪魔だなと感じることもあります。
上記のような場合には、鼻濁音にはしませんし、表情筋は
もったりと(キビキビとではなく!)使います(^^)
優れた文学作品の世界を朗読で創造するために、一つ一つ
の作品が纏う雰囲気にふさわしい音、そしてアナウンサー
に要求するような正しい音に固執することなく、〈人間〉
を表現できる豊かな音を求めていきたいと思っています☆
テキストである文学作品が輝くかどうかなのでしょう。
語り手や登場人物によっては、やわらかな鼻濁音よりも、
ごつごつした印象の濁音のほうがふさわしいと感じること
があります。また、作品の雰囲気を創るのには、いわゆる
滑舌の良さはかえって邪魔だなと感じることもあります。
上記のような場合には、鼻濁音にはしませんし、表情筋は
もったりと(キビキビとではなく!)使います(^^)
優れた文学作品の世界を朗読で創造するために、一つ一つ
の作品が纏う雰囲気にふさわしい音、そしてアナウンサー
に要求するような正しい音に固執することなく、〈人間〉
を表現できる豊かな音を求めていきたいと思っています☆
2018年6月2日土曜日
目指すのは心に響く朗読。もがく。
hitomiホール発表会まで、あと10日ほどになりました♬
朗読マダム&ムッシュの皆さまお一人お一人が、心に響く
朗読を目指して、たくさんもがいてくださいました(*^^*)
もがいて掴み取ったものは、強いチカラを持っています。
いまの段階を、服の創作に例えるならば、吟味した生地と
デザインとで、服がほぼ完成したイメージです。ここまで
出来上がってきて、やっと、全体のバランスをとるための
細部へのアドバイスができます。ポケットの大きさとか、
位置とか、袖や裾の微妙な長さとか…。朗読に話を戻すと
、間をもう少しとるとかとらないとか、緩急のつけ方とか
、音の上げ下げとかのアドバイスです。
これは大切なことだと考えています。最初に、間や緩急が
決まっているわけではないのです。まず各々の音声表現が
あり、それにふさわしい間や緩急があります。朗読がほぼ
仕上がった最終段階で、ようやく定まってきます(^^)
朗読マダム&ムッシュの皆さまお一人お一人が、心に響く
朗読を目指して、たくさんもがいてくださいました(*^^*)
もがいて掴み取ったものは、強いチカラを持っています。
いまの段階を、服の創作に例えるならば、吟味した生地と
デザインとで、服がほぼ完成したイメージです。ここまで
出来上がってきて、やっと、全体のバランスをとるための
細部へのアドバイスができます。ポケットの大きさとか、
位置とか、袖や裾の微妙な長さとか…。朗読に話を戻すと
、間をもう少しとるとかとらないとか、緩急のつけ方とか
、音の上げ下げとかのアドバイスです。
これは大切なことだと考えています。最初に、間や緩急が
決まっているわけではないのです。まず各々の音声表現が
あり、それにふさわしい間や緩急があります。朗読がほぼ
仕上がった最終段階で、ようやく定まってきます(^^)
2018年5月31日木曜日
『文学賞味会』今年は9月30日です(^^♪
毎年、読書の秋に開催しています文学賞味会、今年の日程
が決まりました。9月30日(日)です。場所は昨年と同じ
5Rホール、温もりを感じるステキなホールで豊かな時間を
お過ごしいただきたいと願っております☆
近代文学の黎明期に欠かせない人物といえば、二葉亭四迷
です。明治150年の今年ぜひ取り上げたいと思いました。
「日本の近代文学は名古屋から始まった!」といわれます
が、二葉亭四迷は名古屋(現在の旭丘高校)で学んでいた
そうです。ご縁がありますね〜。翻訳作品「あひヾき」に
惹かれました。作者はツルゲーネフ。そうしたらなんと!
今年2018年は、ツルゲーネフ生誕200年の記念の年✨
ツルゲーネフさんおめでとうの気持ちを込め朗読します♪
ツルゲーネフの作品と二葉亭四迷の翻訳作品とでは、印象
がずいぶん違います。国や時代風俗の違いも含めて味わう
豊かな時間をプロデュースできるよう、創意工夫を重ねて
まいります。ご期待くださいませ(^^)
が決まりました。9月30日(日)です。場所は昨年と同じ
5Rホール、温もりを感じるステキなホールで豊かな時間を
お過ごしいただきたいと願っております☆
近代文学の黎明期に欠かせない人物といえば、二葉亭四迷
です。明治150年の今年ぜひ取り上げたいと思いました。
「日本の近代文学は名古屋から始まった!」といわれます
が、二葉亭四迷は名古屋(現在の旭丘高校)で学んでいた
そうです。ご縁がありますね〜。翻訳作品「あひヾき」に
惹かれました。作者はツルゲーネフ。そうしたらなんと!
今年2018年は、ツルゲーネフ生誕200年の記念の年✨
ツルゲーネフさんおめでとうの気持ちを込め朗読します♪
ツルゲーネフの作品と二葉亭四迷の翻訳作品とでは、印象
がずいぶん違います。国や時代風俗の違いも含めて味わう
豊かな時間をプロデュースできるよう、創意工夫を重ねて
まいります。ご期待くださいませ(^^)
2018年5月29日火曜日
NHKカルチャー朗読教室〈研究Ⅰ〉〈研究Ⅱ〉〈研究Ⅲ〉合同発表会
NHKカルチャーの朗読教室〈研究Ⅰ〉〈研究Ⅱ〉〈研究Ⅲ〉
3クラス合同の発表会が来月13日に迫ってまいりました。
今年もたくさんのお客さまと、hitomiホールという素敵な
会場でお会いできますこと、出演される朗読マダム&朗読
ムッシュの皆さまとともに心より感謝しています☆
110枚のご招待券があっという間に無くなってしまって…
お渡しできない皆さま、たいへん申し訳ありません!
毎年楽しみにお越しくださるお客さまに豊かなひと時✨を
お過ごしいただけますよう、皆で張りきっています(^o^)/
どうぞお気をつけていらしてください☆
3クラス合同の発表会が来月13日に迫ってまいりました。
今年もたくさんのお客さまと、hitomiホールという素敵な
会場でお会いできますこと、出演される朗読マダム&朗読
ムッシュの皆さまとともに心より感謝しています☆
110枚のご招待券があっという間に無くなってしまって…
お渡しできない皆さま、たいへん申し訳ありません!
毎年楽しみにお越しくださるお客さまに豊かなひと時✨を
お過ごしいただけますよう、皆で張りきっています(^o^)/
どうぞお気をつけていらしてください☆
2018年5月26日土曜日
ありがとうございました❣続き
発表会に毎年お越しくださっているお客さまが、「情景が
見えるような朗読になった」とか「作品世界に浸ることが
できた」とか、たいへんありがたい励ましのメッセージを
届けてくださったことを、出演された朗読マダムの皆さま
から教えていただきました。
出演者と聴き手とで、一緒になって作品世界を創り上げて
いく喜びを得られるのは、朗読ならでは♬
朗読者のチカラも、お客さまのチカラも年々アップして、
すごいことになっています〜✨やはり継続は大きな大きな
チカラなのですね!!来年もがんばりたいとエネルギーが
湧いてきます。皆さま、誠にありがとうございます(^^)
見えるような朗読になった」とか「作品世界に浸ることが
できた」とか、たいへんありがたい励ましのメッセージを
届けてくださったことを、出演された朗読マダムの皆さま
から教えていただきました。
出演者と聴き手とで、一緒になって作品世界を創り上げて
いく喜びを得られるのは、朗読ならでは♬
朗読者のチカラも、お客さまのチカラも年々アップして、
すごいことになっています〜✨やはり継続は大きな大きな
チカラなのですね!!来年もがんばりたいとエネルギーが
湧いてきます。皆さま、誠にありがとうございます(^^)
2018年5月24日木曜日
ありがとうございました❣️
今日は、名鉄カルチャー朗読教室の発表会でした。
お越しくださった皆さま、誠にありがとうございました。
長い作品もあり、お疲れになったことと思います。暖かく
お見守りくださって、感謝の気持ちで胸がいっぱいです!
ご出演された朗読マダムの皆さま、力を出しきった達成感
の笑顔がとても素敵でした✨実力が出せてよかったです。
今回の発表会に向けた真摯なお取り組みで、またぐっと力
がつきました。来年も成長した姿をご覧いただけるよう、
感謝を胸に、元気いっぱいに歩んでいけますように☆彡
お越しくださった皆さま。朗読マダムの皆さま。心より、
ありがとうございました✨
お越しくださった皆さま、誠にありがとうございました。
長い作品もあり、お疲れになったことと思います。暖かく
お見守りくださって、感謝の気持ちで胸がいっぱいです!
ご出演された朗読マダムの皆さま、力を出しきった達成感
の笑顔がとても素敵でした✨実力が出せてよかったです。
今回の発表会に向けた真摯なお取り組みで、またぐっと力
がつきました。来年も成長した姿をご覧いただけるよう、
感謝を胸に、元気いっぱいに歩んでいけますように☆彡
お越しくださった皆さま。朗読マダムの皆さま。心より、
ありがとうございました✨
2018年5月23日水曜日
考える力をつける(^^)
私たちは、考える力をどのように身につけるのでしょう?
一つの大きな手段が読書です。ものごとを考えるのは言葉
なので、言葉のチカラを鍛える読書をしたいと思います。
「うざい」とか「ムカつく」とか、そのような〈反応〉で
思考が止まらないように。権力を持つ人の言葉を鵜呑みに
しないように。疑問を疑問のままで終わらせないように。
自分で考えるには、言葉を味方にする必要がありますから
、そのための読書(浅い知識を蓄えて、クイズに正解して
満足するためだけではなく) 。さらに言えば、朗読。
読書に朗読を介在させることで、たくさんの問いが自ずと
生まれてきます。さまざまな問いは、考えることを促して
くれます。粘り強く作品と関わり合うから、言葉が心深く
に刻まれて、それは、いつの間にか栄養になっています。
朗読は文学作品を自分の血肉にできる読書だと考えます。
朗読マダム&ムッシュの皆さまとともに宝物の朗読習慣を
ずっと大切にしていきたいと願っています(^^)
一つの大きな手段が読書です。ものごとを考えるのは言葉
なので、言葉のチカラを鍛える読書をしたいと思います。
「うざい」とか「ムカつく」とか、そのような〈反応〉で
思考が止まらないように。権力を持つ人の言葉を鵜呑みに
しないように。疑問を疑問のままで終わらせないように。
自分で考えるには、言葉を味方にする必要がありますから
、そのための読書(浅い知識を蓄えて、クイズに正解して
満足するためだけではなく) 。さらに言えば、朗読。
読書に朗読を介在させることで、たくさんの問いが自ずと
生まれてきます。さまざまな問いは、考えることを促して
くれます。粘り強く作品と関わり合うから、言葉が心深く
に刻まれて、それは、いつの間にか栄養になっています。
朗読は文学作品を自分の血肉にできる読書だと考えます。
朗読マダム&ムッシュの皆さまとともに宝物の朗読習慣を
ずっと大切にしていきたいと願っています(^^)
2018年5月17日木曜日
名鉄カルチャー朗読教室発表会②
名鉄カルチャー朗読教室の発表会は、来週24日午後2:30〜
名古屋都市センター14階にて開催いたします(^^♪
プログラムのラストには、井上ひさしさん・作「握手」を
ご用意しています。井上さんの自伝的小説で、この作品を
朗読することで、せつなさや優しさ、哀しさ…さまざまな
感情を深く味わう機会を得ました。
登場人物は、〈わたし〉と〈ルロイ修道士〉の二人。舞台
は、上野公園に古くからある西洋料理店です。食事をする
二人が描かれます。豪華なお料理が出てくるわけでもなく
(一品料理のプレーンオムレツのみです)、ドラマチック
な出来事も起こりません。それでも二人の言葉のやり取り
の向こうに見えてくる景色に、胸が熱くなるのです。
わたし=中学3年の秋から高校を卒業するまで、仙台の
児童養護施設「光ヶ丘天使園」で生活。
今は社会人となり、東京で仕事をしている。
ルロイ修道士=カナダから日本へ来て間もなく第二次
世界大戦を経験することに。
「光ヶ丘天使園」の園長。
「わたし」は、ルロイ修道士の手を見て、天使園にいた頃
のさまざまな出来事を思い出します。例えば……
・握手を求めて差し出す手➡︎わたしが天使園に収容された
日、ルロイ修道士と握手したときのこと
・両の掌を擦り合せる➡︎畑や鶏舎で働くルロイ修道士の姿
・ふしぎな恰好の左の人差し指➡︎ルロイ修道士の奇妙な爪
について当時囁かれていた噂
このようにして、〈わたし〉と〈ルロイ修道士〉のことが
読者にわかってきたところで、語り手である〈わたし〉は
、食事をしている二人のいまを語り始めます。
食がすすまない様子のルロイ修道士を心配するわたしと、
わたしの仕事がうまくいっているのか…と思い遣るルロイ
修道士。二人が過ごす淡くそして濃密な時空間を、どうぞ
朗読会場にてご一緒ください(*^^*)
名古屋都市センター14階にて開催いたします(^^♪
プログラムのラストには、井上ひさしさん・作「握手」を
ご用意しています。井上さんの自伝的小説で、この作品を
朗読することで、せつなさや優しさ、哀しさ…さまざまな
感情を深く味わう機会を得ました。
登場人物は、〈わたし〉と〈ルロイ修道士〉の二人。舞台
は、上野公園に古くからある西洋料理店です。食事をする
二人が描かれます。豪華なお料理が出てくるわけでもなく
(一品料理のプレーンオムレツのみです)、ドラマチック
な出来事も起こりません。それでも二人の言葉のやり取り
の向こうに見えてくる景色に、胸が熱くなるのです。
わたし=中学3年の秋から高校を卒業するまで、仙台の
児童養護施設「光ヶ丘天使園」で生活。
今は社会人となり、東京で仕事をしている。
ルロイ修道士=カナダから日本へ来て間もなく第二次
世界大戦を経験することに。
「光ヶ丘天使園」の園長。
「わたし」は、ルロイ修道士の手を見て、天使園にいた頃
のさまざまな出来事を思い出します。例えば……
・握手を求めて差し出す手➡︎わたしが天使園に収容された
日、ルロイ修道士と握手したときのこと
・両の掌を擦り合せる➡︎畑や鶏舎で働くルロイ修道士の姿
・ふしぎな恰好の左の人差し指➡︎ルロイ修道士の奇妙な爪
について当時囁かれていた噂
このようにして、〈わたし〉と〈ルロイ修道士〉のことが
読者にわかってきたところで、語り手である〈わたし〉は
、食事をしている二人のいまを語り始めます。
食がすすまない様子のルロイ修道士を心配するわたしと、
わたしの仕事がうまくいっているのか…と思い遣るルロイ
修道士。二人が過ごす淡くそして濃密な時空間を、どうぞ
朗読会場にてご一緒ください(*^^*)
2018年5月15日火曜日
コメントありがとうございます(^^)
5月6日の投稿『朗読』に、コメントをいただきました。
AOBAさま、コメント有難うございます。先日は、教師を
目指す学生さんたちが、AOBAさまとともに朗読を学んで
いらっしゃることを伺い、とても嬉しくなりました。
朗読は、読みの深化を促してくれます。また朗読は、自分
がその作品をどのように読んでいるか、という文学批評に
もなり得ます。今後、国語の授業における朗読のあり方も
、豊かな文学受容に繋がるものに進化すると素敵ですね。
AOBAさまがいてくださって、たいへん心強いです!
「文学の感性に対する触媒としての力」と書いてください
ましたが、本当に、さまざまな読みが生まれてくることに
驚きます。他者の読みを受け止めて、感じたり、考えたり
、話し合ったりしながら、読みは次第に深まっていくのだ
と思います。文学作品を豊かに味わう空間がそこにあると
感じています。話し合いの結果、同じ読みに至ったとして
も、朗読を聴いてみると、それぞれにそれぞれの味わいが
ある。身体という楽器が異なるからですね。奥が深い!!
朗読の道を歩めることに、いつも感謝しています(*^^*)
AOBAさま。そしてブログをお読みくださっている皆さま
。暖かくお見守りいただき心よりありがとうございます。
これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます☆
AOBAさま、コメント有難うございます。先日は、教師を
目指す学生さんたちが、AOBAさまとともに朗読を学んで
いらっしゃることを伺い、とても嬉しくなりました。
朗読は、読みの深化を促してくれます。また朗読は、自分
がその作品をどのように読んでいるか、という文学批評に
もなり得ます。今後、国語の授業における朗読のあり方も
、豊かな文学受容に繋がるものに進化すると素敵ですね。
AOBAさまがいてくださって、たいへん心強いです!
「文学の感性に対する触媒としての力」と書いてください
ましたが、本当に、さまざまな読みが生まれてくることに
驚きます。他者の読みを受け止めて、感じたり、考えたり
、話し合ったりしながら、読みは次第に深まっていくのだ
と思います。文学作品を豊かに味わう空間がそこにあると
感じています。話し合いの結果、同じ読みに至ったとして
も、朗読を聴いてみると、それぞれにそれぞれの味わいが
ある。身体という楽器が異なるからですね。奥が深い!!
朗読の道を歩めることに、いつも感謝しています(*^^*)
AOBAさま。そしてブログをお読みくださっている皆さま
。暖かくお見守りいただき心よりありがとうございます。
これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます☆
2018年5月10日木曜日
名鉄カルチャー朗読教室発表会①
名鉄カルチャー朗読教室の発表会〔初夏の朗読会〕まで、
あと2週間となりました。5月24日午後2時30分開演です。
場所は名古屋都市センター14階で、窓からの景色も素敵な
会場です。ぜひ足をお運びください🎵
プログラム・トップの志村ふくみさん著「桜の匂い」は、
ちくま文庫『色を奏でる』から選んだ作品です。1924年、
滋賀県生まれの志村ふくみさんは、55年、植物染料による
染色を始め、90年、重要文化財保持者に認定されました。
ふくみさんは、草木がすでに抱いている色を頂くのだから
、どうかしてその色を生かしたいとおっしゃいます。
朗読も同じでしょう。優れた文学作品は、草木の如く命を
持っています。その作品がすでに抱いている言葉を頂くの
ですから、どうかしてその言葉を生かしたいと思います。
言葉の主張(朗読者の主張ではなく)をしかと聞き届け、
言葉を生かす表現ができるように……精進の日々です(^^)
あと2週間となりました。5月24日午後2時30分開演です。
場所は名古屋都市センター14階で、窓からの景色も素敵な
会場です。ぜひ足をお運びください🎵
プログラム・トップの志村ふくみさん著「桜の匂い」は、
ちくま文庫『色を奏でる』から選んだ作品です。1924年、
滋賀県生まれの志村ふくみさんは、55年、植物染料による
染色を始め、90年、重要文化財保持者に認定されました。
ふくみさんは、草木がすでに抱いている色を頂くのだから
、どうかしてその色を生かしたいとおっしゃいます。
朗読も同じでしょう。優れた文学作品は、草木の如く命を
持っています。その作品がすでに抱いている言葉を頂くの
ですから、どうかしてその言葉を生かしたいと思います。
言葉の主張(朗読者の主張ではなく)をしかと聞き届け、
言葉を生かす表現ができるように……精進の日々です(^^)
2018年5月6日日曜日
朗読(^^)☆
どうやら世の中の多くの方が、朗読には〈アナウンサーの
朗読〉と〈俳優の朗読〉しかなくて、前者がいわゆる王道
の朗読だと思っていらっしゃる。そのように感じることが
このところ続きました(・・;)
朗読家としては「いいえ違うんです」と申し上げたくて☆
敬愛する朗読マダム&朗読ムッシュの皆さまが取り組んで
くださっている朗読は、文学作品を輝かせることで、黙読
で得られるであろう以上のものを提供できる朗読です。
正確にわかりやすく音読するのとは違います。それならば
アナウンサーにも、コンピューターにだってできます。
また、文学作品よりも朗読者が印象に残るのも違います。
俳優の方が朗読されると、このようなことがままあるよう
に感じます。朗読者が、作品の中に存在している語り手と
一致しているかのような表現は、語り芸や一人芝居と同じ
です。《読み語り》とでも呼びたいその表現は、魅力的な
俳優さんの場合は、エンターテイメントとして成立すると
思います。でも小説や詩の朗読においては、一つの通過点
だと考えます。小説の語り手は、朗読者をはるかに超えた
存在。そのことを意識して表現できたならば、作品空間が
グンと広がります。
聴き手の作品受容の在り方が、黙読時より豊潤になるよう
促せたとき、朗読者の朗読に存在価値が生まれます。朗読
者は発信する側で観客は受信する側と二分するのではなく
、聴き手と朗読者とで一つの作品を共有し、(茶道でいう
ところの一座建立のように)一緒に豊かな作品世界を創造
できたならばどんなに素敵でしょう!
朗読を通して《優れた文学作品を、豊かに味わう文化》が
育まれていきますように(^^)✨
朗読〉と〈俳優の朗読〉しかなくて、前者がいわゆる王道
の朗読だと思っていらっしゃる。そのように感じることが
このところ続きました(・・;)
朗読家としては「いいえ違うんです」と申し上げたくて☆
敬愛する朗読マダム&朗読ムッシュの皆さまが取り組んで
くださっている朗読は、文学作品を輝かせることで、黙読
で得られるであろう以上のものを提供できる朗読です。
正確にわかりやすく音読するのとは違います。それならば
アナウンサーにも、コンピューターにだってできます。
また、文学作品よりも朗読者が印象に残るのも違います。
俳優の方が朗読されると、このようなことがままあるよう
に感じます。朗読者が、作品の中に存在している語り手と
一致しているかのような表現は、語り芸や一人芝居と同じ
です。《読み語り》とでも呼びたいその表現は、魅力的な
俳優さんの場合は、エンターテイメントとして成立すると
思います。でも小説や詩の朗読においては、一つの通過点
だと考えます。小説の語り手は、朗読者をはるかに超えた
存在。そのことを意識して表現できたならば、作品空間が
グンと広がります。
聴き手の作品受容の在り方が、黙読時より豊潤になるよう
促せたとき、朗読者の朗読に存在価値が生まれます。朗読
者は発信する側で観客は受信する側と二分するのではなく
、聴き手と朗読者とで一つの作品を共有し、(茶道でいう
ところの一座建立のように)一緒に豊かな作品世界を創造
できたならばどんなに素敵でしょう!
朗読を通して《優れた文学作品を、豊かに味わう文化》が
育まれていきますように(^^)✨
2018年5月3日木曜日
この作品が素晴らしいから(*^^*)
朗読者にとって最も大事なのは、朗読する文学作品を、誰
にも負けない位、豊かに受容することだと考えています。
楽器として優れた身体を持っているのは、もちろん素敵な
ことですが、文学作品の朗読というジャンルにおいては、
それは二の次。アナウンサーや俳優の片手間仕事の朗読は
、声の良さや滑舌の良さを披露しておしまいです。作品の
魅力を届けずに何のための朗読でしょう。朗読のテキスト
が、小説や詩である必要がどこにあるのでしょう?
ご自身の大好きな小説を、発表会で朗読することになった
朗読マダムは、「私の朗読で初めてこの作品に出逢う方に
も、いい作品だとわかってもらいたい」と、エネルギーも
時間も惜しまずに、言葉にふさわしい音、作品を輝かせる
音を、ひたむきに探し続けていらっしゃいます。発表会が
楽しみです。きっと聴いてくださる皆さまの心に響く朗読
、小説の魅力を共有できる朗読が✨生まれます(*^^*)
にも負けない位、豊かに受容することだと考えています。
楽器として優れた身体を持っているのは、もちろん素敵な
ことですが、文学作品の朗読というジャンルにおいては、
それは二の次。アナウンサーや俳優の片手間仕事の朗読は
、声の良さや滑舌の良さを披露しておしまいです。作品の
魅力を届けずに何のための朗読でしょう。朗読のテキスト
が、小説や詩である必要がどこにあるのでしょう?
ご自身の大好きな小説を、発表会で朗読することになった
朗読マダムは、「私の朗読で初めてこの作品に出逢う方に
も、いい作品だとわかってもらいたい」と、エネルギーも
時間も惜しまずに、言葉にふさわしい音、作品を輝かせる
音を、ひたむきに探し続けていらっしゃいます。発表会が
楽しみです。きっと聴いてくださる皆さまの心に響く朗読
、小説の魅力を共有できる朗読が✨生まれます(*^^*)
2018年4月30日月曜日
朗読の存在意義☆
朗読の存在意義について問い続けることは、大事な仕事
の一つだと感じています。
小説も詩も(もちろん例外はありますが)、黙読で享受
されることを前提に創作されます。いわゆる、語り芸や
お芝居の台本、歌詞などと違うところです。小説や詩を
豊かに受容するために朗読は存在するのだと考えます。
優れた受容に支えられた朗読は、ときに作品を輝かせる
ことができます。作品を輝かせる朗読を目指すことが、
小説や詩の豊かな受容を促すのです。文学作品に対する
リスペクト無しには、聴くに値する朗読は生まれないと
思います。逆に、作品をリスペクトする気持ちがあれば
、心に響く朗読は(時間はかかるかもしれないけれど)
いずれ、必ず生まれます(^^)
「発表したいから発表する。何が悪い?」という態度が
いかに傲慢であるか。「作品を輝かせたい。作品の魅力
を共有したい」と真摯に取り組む姿がいかに美しいか。
小説や詩の朗読を聴いていると、朗読者の心の在りよう
が、見たくなくても透けて見えてきます。謙虚に、感謝
を胸に、精進してまいります☆
の一つだと感じています。
小説も詩も(もちろん例外はありますが)、黙読で享受
されることを前提に創作されます。いわゆる、語り芸や
お芝居の台本、歌詞などと違うところです。小説や詩を
豊かに受容するために朗読は存在するのだと考えます。
優れた受容に支えられた朗読は、ときに作品を輝かせる
ことができます。作品を輝かせる朗読を目指すことが、
小説や詩の豊かな受容を促すのです。文学作品に対する
リスペクト無しには、聴くに値する朗読は生まれないと
思います。逆に、作品をリスペクトする気持ちがあれば
、心に響く朗読は(時間はかかるかもしれないけれど)
いずれ、必ず生まれます(^^)
「発表したいから発表する。何が悪い?」という態度が
いかに傲慢であるか。「作品を輝かせたい。作品の魅力
を共有したい」と真摯に取り組む姿がいかに美しいか。
小説や詩の朗読を聴いていると、朗読者の心の在りよう
が、見たくなくても透けて見えてきます。謙虚に、感謝
を胸に、精進してまいります☆
2018年4月26日木曜日
小説の朗読☆
小説の朗読では、語り手の語り(地の文)をとくに大切に
表現したいと思っています。何を語るのかはもちろん大事
だけれど、その何かを言葉だけで効果的に魅せていくのは
、小説の語り手にしかできないことだからです。
朗読のメインは登場人物のセリフの表現だと誤解している
方もいらっしゃるようですが、それは、テキストが朗読劇
の台本や戯曲の場合です。小説の中にいる語り手の語りは
、ト書きでもなければ、アナウンス原稿でもありません。
一つ一つの作品に、異なる語り手が存在しています。それ
ぞれの語り手の語りにふさわしい音声表現を考えることが
、小説を輝かせることに繋がると思って朗読しています。
朗読マダム&朗読ムッシュの皆さまが、語り手をイメージ
しながら朗読してくださいます。とても豊かです(^^)✨
表現したいと思っています。何を語るのかはもちろん大事
だけれど、その何かを言葉だけで効果的に魅せていくのは
、小説の語り手にしかできないことだからです。
朗読のメインは登場人物のセリフの表現だと誤解している
方もいらっしゃるようですが、それは、テキストが朗読劇
の台本や戯曲の場合です。小説の中にいる語り手の語りは
、ト書きでもなければ、アナウンス原稿でもありません。
一つ一つの作品に、異なる語り手が存在しています。それ
ぞれの語り手の語りにふさわしい音声表現を考えることが
、小説を輝かせることに繋がると思って朗読しています。
朗読マダム&朗読ムッシュの皆さまが、語り手をイメージ
しながら朗読してくださいます。とても豊かです(^^)✨
2018年4月22日日曜日
黙読という読書行為を開く(^^)☆
明治半ば.小説の誕生と相前後して、黙読という読書形態
が生まれ定着していきました。現代では、読書といえば、
黙読を思い浮かべる方がほとんどなのかもしれませんね。
朗読を始めて間もない朗読マダムから、ちょくちょく伺う
のが、「これまで私は何を読んできたのでしょう。まるで
読めていなかったことに気がつきました」というお言葉。
黙読では自分の読みがすべてですから、他者も自分と同じ
ように読んでいると思い込んでいたのが、実は、そうでは
なかったと気づけるのが、朗読教室なのですね。
朗読とは、自分の読みを朗かにする行為です。「これが私
の読みです」と自信を持って言えるように、豊かな読みを
獲得するところから、朗読のお稽古は始まります(^^)
が生まれ定着していきました。現代では、読書といえば、
黙読を思い浮かべる方がほとんどなのかもしれませんね。
朗読を始めて間もない朗読マダムから、ちょくちょく伺う
のが、「これまで私は何を読んできたのでしょう。まるで
読めていなかったことに気がつきました」というお言葉。
黙読では自分の読みがすべてですから、他者も自分と同じ
ように読んでいると思い込んでいたのが、実は、そうでは
なかったと気づけるのが、朗読教室なのですね。
朗読とは、自分の読みを朗かにする行為です。「これが私
の読みです」と自信を持って言えるように、豊かな読みを
獲得するところから、朗読のお稽古は始まります(^^)
2018年4月20日金曜日
第73回春の院展へ。
昨日は、第73回春の院展へ。素晴らしい作品に心癒され、
元気を頂いてまいりました。
CD『夢一夜』でもたいへんお世話になった牧野環先生は
《ハノイの空》という素敵な作品を出展されていました。
眼前に、事実を超えた真実が、印象的な赤い色をまとって
広がりました。牧野先生は小説を(エッセイ等ではなく)
描いていらっしゃるのだと感じ、現実の時間も忘れて拝見
しておりました。
院展は松坂屋美術館で22日(日)まで。今週末は、日本画
を鑑賞なさってはいかがでしょう(^^)
元気を頂いてまいりました。
CD『夢一夜』でもたいへんお世話になった牧野環先生は
《ハノイの空》という素敵な作品を出展されていました。
眼前に、事実を超えた真実が、印象的な赤い色をまとって
広がりました。牧野先生は小説を(エッセイ等ではなく)
描いていらっしゃるのだと感じ、現実の時間も忘れて拝見
しておりました。
院展は松坂屋美術館で22日(日)まで。今週末は、日本画
を鑑賞なさってはいかがでしょう(^^)
2018年4月18日水曜日
レッスンが楽しくて♬
素敵な朗読マダム&朗読ムッシュの皆さまとお会いできる
ので、朗読レッスンはいつも楽しいのですが、このところ
のレッスンは、さらに楽しいのです(*^^*)
発表会に向けた、真剣なお取り組みの成果なのでしょう、
皆さまの成長ぶりにうっとりします。作品理解に基づいた
見事な音に促され、さらに豊かな読みと音が生まれるのも
嬉しいかぎり。身体の一つ一つの細胞が活性化されていく
ようです。朗読マダム&ムッシュの皆さま。心より有難う
ございます!感謝です(^o^)/
ので、朗読レッスンはいつも楽しいのですが、このところ
のレッスンは、さらに楽しいのです(*^^*)
発表会に向けた、真剣なお取り組みの成果なのでしょう、
皆さまの成長ぶりにうっとりします。作品理解に基づいた
見事な音に促され、さらに豊かな読みと音が生まれるのも
嬉しいかぎり。身体の一つ一つの細胞が活性化されていく
ようです。朗読マダム&ムッシュの皆さま。心より有難う
ございます!感謝です(^o^)/
2018年4月17日火曜日
作品との向き合いかた(^^)
昨日は、セミプライベートレッスンを受講してくださって
いる朗読マダム&ムッシュの皆さまの合同朗読会でした。
瑞々しい作品世界に、たっぷりと心遊ばせることのできた
贅沢なひととき。考え抜いた音、選び抜いた音をていねい
に積み重ねてくださって……言葉が心に響いてきました✨
〈作品を大切にすることの大切さ〉を皆さまと共有できて
いることが、心より嬉しいです。有難うございます(^^)
いる朗読マダム&ムッシュの皆さまの合同朗読会でした。
瑞々しい作品世界に、たっぷりと心遊ばせることのできた
贅沢なひととき。考え抜いた音、選び抜いた音をていねい
に積み重ねてくださって……言葉が心に響いてきました✨
〈作品を大切にすることの大切さ〉を皆さまと共有できて
いることが、心より嬉しいです。有難うございます(^^)
2018年4月14日土曜日
身体は最高の楽器です(^^)★
楽器としての身体を整えて、鍛えて、少しずつでも優れた
楽器に育てていきたいと願っています(^^)
私たちは、身体を使って声を出しています。声と身体とは
密接に繋がっていて、身体を上手に使えると、のどに負担
がかかりません。楽に伸びやかな声が出せます。腹式発声
を身につけると、安定した聴き取りやすい声が出せます。
身体を繊細にコントロールすることができたなら、無数の
魅力ある音を生み出せます。
まずは、〈声をお腹で支える〉とはどういうことなのか、
頭で理解して身体で感じてみましょう。腑に落ちたなら、
繰り返し練習です。腹式発声が習慣になるといいですね✨
楽器に育てていきたいと願っています(^^)
私たちは、身体を使って声を出しています。声と身体とは
密接に繋がっていて、身体を上手に使えると、のどに負担
がかかりません。楽に伸びやかな声が出せます。腹式発声
を身につけると、安定した聴き取りやすい声が出せます。
身体を繊細にコントロールすることができたなら、無数の
魅力ある音を生み出せます。
まずは、〈声をお腹で支える〉とはどういうことなのか、
頭で理解して身体で感じてみましょう。腑に落ちたなら、
繰り返し練習です。腹式発声が習慣になるといいですね✨
2018年4月11日水曜日
小説や詩が輝く朗読を(^^)☆
〈朗読〉は、読み上げる行為だと思われがちですが、一つ
一つの言葉にふさわしい音を、時間をかけて、充分に吟味
して創っていく作業は、読み上げるというイメージからは
ずいぶん遠いところにあるように感じます。
〈朗読〉とは、豊かな音を創り出していく創作活動です。
豊かな音を得た文学作品はさらに魅力を増して、聴き手の
心に響きます。小説や詩を、朗読によって輝かせることを
目指して、朗読マダム&朗読ムッシュの皆さまとご一緒に
励める日々に、心から感謝です!
一つの言葉にふさわしい音を、時間をかけて、充分に吟味
して創っていく作業は、読み上げるというイメージからは
ずいぶん遠いところにあるように感じます。
〈朗読〉とは、豊かな音を創り出していく創作活動です。
豊かな音を得た文学作品はさらに魅力を増して、聴き手の
心に響きます。小説や詩を、朗読によって輝かせることを
目指して、朗読マダム&朗読ムッシュの皆さまとご一緒に
励める日々に、心から感謝です!
2018年4月9日月曜日
作者名は先に★
タイトルにどのような音を与えるか……。朗読者の思いが
滲む魅力ある音で、聴き手を作品世界に誘いたいですね。
文学作品が教科書等に掲載されるときには、タイトルの次
に作者名が書いてありますが、だからといって、朗読では
、そのまま音声化する必要はないと考えています。単行本
や詩集本として発表されるときには、一つ一つの作品ごと
に、タイトルの後に作者名が記されることはありません。
文学作品は、タイトルを含めて一つの独立した作品として
存在しています。私は、「(作者名)・作」と言ってから
作品世界の空気を身体で創り、「(タイトル名)」そして
本文の朗読へと進めています(^^)
滲む魅力ある音で、聴き手を作品世界に誘いたいですね。
文学作品が教科書等に掲載されるときには、タイトルの次
に作者名が書いてありますが、だからといって、朗読では
、そのまま音声化する必要はないと考えています。単行本
や詩集本として発表されるときには、一つ一つの作品ごと
に、タイトルの後に作者名が記されることはありません。
文学作品は、タイトルを含めて一つの独立した作品として
存在しています。私は、「(作者名)・作」と言ってから
作品世界の空気を身体で創り、「(タイトル名)」そして
本文の朗読へと進めています(^^)
2018年4月3日火曜日
一生成長(^^)☆
人生100年(以上)の時代がやってきたようです🎵
敬愛する朗読マダムは、たしか84歳で朗読教室にお越し
くださって、今年で8年目。ん?9年目だったかしら。。
私のほうが記憶力があやしい(^^;;
お健やかに年を重ねられ、ますます魅力的な朗読マダムと
して輝いてくださっています✨
朗読には、文学受容と舞台表現、この両面があります。
優れた文学作品は、新しい自分を見つける(=成長する)
機会を与えてくれます。インプットとアウトプットの両方
で作品を享受する朗読は最強❗️成長せざるを得ません。
朗読ライフは、知性と感性、そして身体も使う豊かな学び
の人生です。美しい90代になられ、発表会を重ねる度に
ご立派な成長ぶりを見せてくださるマダムは、私の自慢で
あり、憧れの女性です(*^^*)
敬愛する朗読マダムは、たしか84歳で朗読教室にお越し
くださって、今年で8年目。ん?9年目だったかしら。。
私のほうが記憶力があやしい(^^;;
お健やかに年を重ねられ、ますます魅力的な朗読マダムと
して輝いてくださっています✨
朗読には、文学受容と舞台表現、この両面があります。
優れた文学作品は、新しい自分を見つける(=成長する)
機会を与えてくれます。インプットとアウトプットの両方
で作品を享受する朗読は最強❗️成長せざるを得ません。
朗読ライフは、知性と感性、そして身体も使う豊かな学び
の人生です。美しい90代になられ、発表会を重ねる度に
ご立派な成長ぶりを見せてくださるマダムは、私の自慢で
あり、憧れの女性です(*^^*)
2018年4月1日日曜日
豊かな言葉(^^)
このところ毎日、言葉のチカラについて考えています🎵
「あの言葉に励まされた」とか、「あの言葉に傷ついた」
とか、「あの一言に救われた」とか、折々に言葉のチカラ
を感じること、ありますよね。コミュニケーションの言葉
は、たしかにチカラを持っています。
ほかにも、考え事をするときに言葉のチカラを感じます。
とくに意識していないけれど、私たちは言葉を使って物事
を考えています。上手に言葉を使うことができると、考え
は深まります。考えを前に進めることができます。言葉を
豊富に持っている方が有利です。豊かな言葉を使うことで
柔軟に考えることができて、その結果としてより良い答え
を導き出すことができます。豊かな言葉は、文学作品の中
にあります。優れた作品を朗読し血肉にすることで、自分
の言葉の引き出しを増やしていけると素敵ですね✨
清々しい笑顔と豊かな言葉は、すごく大きな財産です(^^)
「あの言葉に励まされた」とか、「あの言葉に傷ついた」
とか、「あの一言に救われた」とか、折々に言葉のチカラ
を感じること、ありますよね。コミュニケーションの言葉
は、たしかにチカラを持っています。
ほかにも、考え事をするときに言葉のチカラを感じます。
とくに意識していないけれど、私たちは言葉を使って物事
を考えています。上手に言葉を使うことができると、考え
は深まります。考えを前に進めることができます。言葉を
豊富に持っている方が有利です。豊かな言葉を使うことで
柔軟に考えることができて、その結果としてより良い答え
を導き出すことができます。豊かな言葉は、文学作品の中
にあります。優れた作品を朗読し血肉にすることで、自分
の言葉の引き出しを増やしていけると素敵ですね✨
清々しい笑顔と豊かな言葉は、すごく大きな財産です(^^)
2018年3月28日水曜日
豊田朗読研究会
月に一度、豊田朗読研究会の皆さまのレッスンで豊田市に
伺うのを楽しみにしています(^^)
昨日は年度末のレッスン。吉行和子さんのエッセイを朗読
していただきました。皆さまの朗読で、作品が豊かに輝き
ました。同じ作品でも、奏でる楽器と演奏者が変わると、
異なる輝き方をします。あゝこの作品には、こんな魅力も
あったのか……と嬉しい発見が続いたひとときでした♬
年度末恒例のお食事会も、とても楽しかったです。
朗読マダムの皆さま。誠にありがとうございました(^^♪
伺うのを楽しみにしています(^^)
昨日は年度末のレッスン。吉行和子さんのエッセイを朗読
していただきました。皆さまの朗読で、作品が豊かに輝き
ました。同じ作品でも、奏でる楽器と演奏者が変わると、
異なる輝き方をします。あゝこの作品には、こんな魅力も
あったのか……と嬉しい発見が続いたひとときでした♬
年度末恒例のお食事会も、とても楽しかったです。
朗読マダムの皆さま。誠にありがとうございました(^^♪
2018年3月24日土曜日
『anone』
テレビドラマ『anone』の最終回、録画してあったものを
観ました。これまでにも見どころはたくさんあり、感動
していましたが、最終回はさらに感銘を受けました✨
これから朗読を創作する際に、幾つものシーンが蘇るのだ
と思います。幾つもの声が蘇るのだと思います。ハズレの
音がない。うっとりします……。素晴らしい作品に出逢う
ことができました。ありがとうございます(^^)
観ました。これまでにも見どころはたくさんあり、感動
していましたが、最終回はさらに感銘を受けました✨
これから朗読を創作する際に、幾つものシーンが蘇るのだ
と思います。幾つもの声が蘇るのだと思います。ハズレの
音がない。うっとりします……。素晴らしい作品に出逢う
ことができました。ありがとうございます(^^)
2018年3月22日木曜日
豊かな音を獲得する(^^)☆
朗読というのは…文学作品の朗読というのは、その作品が
輝いたときに存在価値が生まれます。ですから、いつでも
作品を輝かせることに一所懸命になっています(^^)
朗読者にできることは、文学作品の文字言語に豊かな音を
与えることです。〈優れた文学作品の言葉は、豊かな音を
持っているに違いない〉と信じて、朗読者はその音を探し
ます。見つけたと思っても、作品を輝かせるもっと豊かな
音がきっとあるはず……と探し続けます。納得のいく音が
見つけ出せるまで根気よく探し続けます。このようにして
積み重ねた時間は、心に響く朗読を支えてくれますね(^^♪
輝いたときに存在価値が生まれます。ですから、いつでも
作品を輝かせることに一所懸命になっています(^^)
朗読者にできることは、文学作品の文字言語に豊かな音を
与えることです。〈優れた文学作品の言葉は、豊かな音を
持っているに違いない〉と信じて、朗読者はその音を探し
ます。見つけたと思っても、作品を輝かせるもっと豊かな
音がきっとあるはず……と探し続けます。納得のいく音が
見つけ出せるまで根気よく探し続けます。このようにして
積み重ねた時間は、心に響く朗読を支えてくれますね(^^♪
2018年3月19日月曜日
『言葉のチカラ』講演☆
岐阜県中小企業同友会・合同入社式での記念講演をご依頼
いただき、嬉しくお引き受けしました。講演タイトルは、
『言葉のチカラ』です(^^)
毎日の朗読活動で、言葉のチカラを身に沁みて感じます。
朗読するとは、文学作品の中に文字となって存在している
言葉にふさわしい音を与えること。読書行為に朗読を介在
させることによって、黙読を超える豊かな文学受容が可能
になります。文学作品の言葉のチカラをヒシヒシと感じ、
味わうことができるのですね。
文豪と呼ばれる優れた文学者の一人、谷崎潤一郎の作品に
『刺青』というデビュー作があります。この小説の内容を
新聞記事にするなら、「若い刺青師の清吉という男が16
〜17歳の若い美しい娘を監禁の上、麻酔薬で眠らせて、
眠っている間に背中に女郎蜘蛛の刺青をした」となるので
しょうが、文庫本で10ページ程の作品となった『刺青』
を読み味わうと、加害者と被害者の境目が曖昧に緩んで、
価値観には揺らぎが生じてきます。谷崎は言葉という手段
だけで、清吉の有罪判決を覆すかのようです。自分自身の
変態性(⁉︎)も正当化してしまうかのような谷崎の言葉の
チカラは本当にスゴイと思いました、何しろこの作品は、
この内容で名作として読み継がれているのです。事実では
なく真実を書くのが小説だという言葉も思い出されます。
さて今回の記念講演は、新入社員の皆さまに向けたお祝い
です。言葉のチカラを共有できる、なにか…心暖まる作品
をご紹介できたら☆と思っているところです(^^)
いただき、嬉しくお引き受けしました。講演タイトルは、
『言葉のチカラ』です(^^)
毎日の朗読活動で、言葉のチカラを身に沁みて感じます。
朗読するとは、文学作品の中に文字となって存在している
言葉にふさわしい音を与えること。読書行為に朗読を介在
させることによって、黙読を超える豊かな文学受容が可能
になります。文学作品の言葉のチカラをヒシヒシと感じ、
味わうことができるのですね。
文豪と呼ばれる優れた文学者の一人、谷崎潤一郎の作品に
『刺青』というデビュー作があります。この小説の内容を
新聞記事にするなら、「若い刺青師の清吉という男が16
〜17歳の若い美しい娘を監禁の上、麻酔薬で眠らせて、
眠っている間に背中に女郎蜘蛛の刺青をした」となるので
しょうが、文庫本で10ページ程の作品となった『刺青』
を読み味わうと、加害者と被害者の境目が曖昧に緩んで、
価値観には揺らぎが生じてきます。谷崎は言葉という手段
だけで、清吉の有罪判決を覆すかのようです。自分自身の
変態性(⁉︎)も正当化してしまうかのような谷崎の言葉の
チカラは本当にスゴイと思いました、何しろこの作品は、
この内容で名作として読み継がれているのです。事実では
なく真実を書くのが小説だという言葉も思い出されます。
さて今回の記念講演は、新入社員の皆さまに向けたお祝い
です。言葉のチカラを共有できる、なにか…心暖まる作品
をご紹介できたら☆と思っているところです(^^)
2018年3月16日金曜日
できるけどやらない(^^) 続き☆
暗記できているけれど暗誦はしない。というのも、朗読の
「できるけどやらない」ことの一つかもしれません。
発表会に向けて半年ほどテキストと向き合ううち、作品の
一字一句がすっかり頭に入ってしまいます。本を手に持つ
のは、覚えていないからという、何とも情けない消極的な
理由からではありませんね。
ずいぶん前のことですが、ベテラン俳優の方が、当たり前
のように「朗読は覚えなくてもいいから楽なのよね〜」と
おっしゃって、文学作品をいいお声でお上手に読み上げて
ご満悦のご様子でした。それでは作品は輝きませんT_T
朗読の存在意義は、優れた文学作品が輝いたときに生まれ
ます。〈セリフは覚えなくていいし、身体だって動かさず
に済むし…朗読は芝居より楽〉では、決してありません。
覚えるくらい読み込まないと、創りたい音は見つからない
し、より繊細に身体を使わないと、創りたい音は創れない
のです。朗読活動でそれをしっかりお伝えしていきたいと
、強く思わせていただきました。。。
朗読は、その場で消えていくのものでありながら、同時に
継続的な要素も含む特別な時空間を創造します。奥が深い
ですね。素晴らしいのは朗読者ではなくて、言葉の芸術で
ある文学作品です。作品を朗読によって輝かせ、その輝き
に照らされることで朗読者は輝きます。聴き手である観客
の皆さまも輝きます。
朗読マダム&朗読ムッシュの皆さまには、ぜひ朗読者が本
(語り芸のための上演台本ではなく文学作品)を持つこと
の意味を、考えていただきたいと思います。これで、また
朗読のチカラがつきます(*^^*)
「できるけどやらない」ことの一つかもしれません。
発表会に向けて半年ほどテキストと向き合ううち、作品の
一字一句がすっかり頭に入ってしまいます。本を手に持つ
のは、覚えていないからという、何とも情けない消極的な
理由からではありませんね。
ずいぶん前のことですが、ベテラン俳優の方が、当たり前
のように「朗読は覚えなくてもいいから楽なのよね〜」と
おっしゃって、文学作品をいいお声でお上手に読み上げて
ご満悦のご様子でした。それでは作品は輝きませんT_T
朗読の存在意義は、優れた文学作品が輝いたときに生まれ
ます。〈セリフは覚えなくていいし、身体だって動かさず
に済むし…朗読は芝居より楽〉では、決してありません。
覚えるくらい読み込まないと、創りたい音は見つからない
し、より繊細に身体を使わないと、創りたい音は創れない
のです。朗読活動でそれをしっかりお伝えしていきたいと
、強く思わせていただきました。。。
朗読は、その場で消えていくのものでありながら、同時に
継続的な要素も含む特別な時空間を創造します。奥が深い
ですね。素晴らしいのは朗読者ではなくて、言葉の芸術で
ある文学作品です。作品を朗読によって輝かせ、その輝き
に照らされることで朗読者は輝きます。聴き手である観客
の皆さまも輝きます。
朗読マダム&朗読ムッシュの皆さまには、ぜひ朗読者が本
(語り芸のための上演台本ではなく文学作品)を持つこと
の意味を、考えていただきたいと思います。これで、また
朗読のチカラがつきます(*^^*)
2018年3月10日土曜日
詩の朗読☆
文学作品は、魅力的な語り手の宝庫です。優れた作品の中
にいる語り手の見事な〈言葉の選択〉や(語りぶり〉に、
どれだけ心揺さぶられることでしょう。
小説の中の語り手は、作者が創出した語り手(登場人物の
場合も)ですが、エッセイ・随筆の語り手は、作者本人と
考えてよさそうです。詩の語り手も、作者(もしくは作者
の分身)ですが、彼(彼女)は、「あなたもどうぞご一緒
に語りませんか」と、読者を誘ってくれているようです。
エッセイや小説に比べて、朗読者に開かれる表現の領域は
広がりますね。そのぶん、朗読者の知性や感性の豊かさは
、よりダイレクトに表出するのでドキドキします(^^)
作品への愛があればだいじょうぶ。詩を朗読する楽しさを
、朗読マダム&朗読ムッシュの皆さまとご一緒にたっぷり
味わいたいと思っています☆
にいる語り手の見事な〈言葉の選択〉や(語りぶり〉に、
どれだけ心揺さぶられることでしょう。
小説の中の語り手は、作者が創出した語り手(登場人物の
場合も)ですが、エッセイ・随筆の語り手は、作者本人と
考えてよさそうです。詩の語り手も、作者(もしくは作者
の分身)ですが、彼(彼女)は、「あなたもどうぞご一緒
に語りませんか」と、読者を誘ってくれているようです。
エッセイや小説に比べて、朗読者に開かれる表現の領域は
広がりますね。そのぶん、朗読者の知性や感性の豊かさは
、よりダイレクトに表出するのでドキドキします(^^)
作品への愛があればだいじょうぶ。詩を朗読する楽しさを
、朗読マダム&朗読ムッシュの皆さまとご一緒にたっぷり
味わいたいと思っています☆
2018年3月9日金曜日
できるけどやらない(^^)★
小説を朗読するとき、「できるけどやらない」姿勢が結構
大切だと感じます。「できないからやらない」ではなくて
「できるけどやらない」です(^^)
例えば、10のボリュームまで声を出せるように準備して
おいて、出すのは基本6か7あたりです。いっぱいに声を
張ってようやく6か7。ではなくて、10を出せるけれど
6か7です。その余裕に聴き手は何かを感じてくれます。
登場人物の台詞にしても、心情や思考をしっかり追体験し
、10のレベルまで完成させた上で、語り手の語りに従い
ます。10かもしれないし、8かも、3かもしれません。
このとき、たとえレベルを抑えたとしても、聴き手に響く
ものはあるのですね。 ただ、違う方向へやり過ぎていたと
したら、それを抑えても良い結果は望めません。「できる
けどやらない」ではなくて「できなくてやらない」ことに
なりますから(ーー;)
表現者が創り上げた作品世界を「どうぞご覧ください」と
観客に提供する数多の表現芸術と違って、朗読は、表現者
である朗読者が、観客である聴き手とともに、作品世界を
創り上げるスペシャルな芸術です。想像力を発揮して作品
世界を創造するという点では、聴いてくださる皆さまにも
芸術家になっていただきましょう(^^♪
大切だと感じます。「できないからやらない」ではなくて
「できるけどやらない」です(^^)
例えば、10のボリュームまで声を出せるように準備して
おいて、出すのは基本6か7あたりです。いっぱいに声を
張ってようやく6か7。ではなくて、10を出せるけれど
6か7です。その余裕に聴き手は何かを感じてくれます。
登場人物の台詞にしても、心情や思考をしっかり追体験し
、10のレベルまで完成させた上で、語り手の語りに従い
ます。10かもしれないし、8かも、3かもしれません。
このとき、たとえレベルを抑えたとしても、聴き手に響く
ものはあるのですね。 ただ、違う方向へやり過ぎていたと
したら、それを抑えても良い結果は望めません。「できる
けどやらない」ではなくて「できなくてやらない」ことに
なりますから(ーー;)
表現者が創り上げた作品世界を「どうぞご覧ください」と
観客に提供する数多の表現芸術と違って、朗読は、表現者
である朗読者が、観客である聴き手とともに、作品世界を
創り上げるスペシャルな芸術です。想像力を発揮して作品
世界を創造するという点では、聴いてくださる皆さまにも
芸術家になっていただきましょう(^^♪
2018年3月8日木曜日
小説の〈セリフ〉をどう表現するか★
『朗読の魅力』というタイトルで講演をさせていただいた
とき、放送部(高校)顧問をなさっているという先生から
ご質問がありました。「小説を朗読するとき、登場人物の
セリフは、どのように表現すればよいのですか?」
小説のセリフではなくて演劇台本のセリフだと仮定して、
その役柄にキャスティングされた俳優になったつもりで、
演じてみます♬役を生きるのは、きっと俳優も同じです。
もちろん、恥ずかしいなんてことは言っていられません。
なぜこのようにするのかといえば、登場人物の心情や身体
の有りようを体験するためです。俳優ではないので、これ
で完了!ではありません。セリフが出来上がったら、次は
語り手の語りに従います。すなわち、語り手による語りに
導かれて聴き手が描いているであろう登場人物のイメージ
を壊さない程度に、表現を加減するのです。この匙加減に
必要なセンスも、朗読マダム&ムッシュの皆さまとご一緒
に日々育んでいます(^^)
とき、放送部(高校)顧問をなさっているという先生から
ご質問がありました。「小説を朗読するとき、登場人物の
セリフは、どのように表現すればよいのですか?」
小説のセリフではなくて演劇台本のセリフだと仮定して、
その役柄にキャスティングされた俳優になったつもりで、
演じてみます♬役を生きるのは、きっと俳優も同じです。
もちろん、恥ずかしいなんてことは言っていられません。
なぜこのようにするのかといえば、登場人物の心情や身体
の有りようを体験するためです。俳優ではないので、これ
で完了!ではありません。セリフが出来上がったら、次は
語り手の語りに従います。すなわち、語り手による語りに
導かれて聴き手が描いているであろう登場人物のイメージ
を壊さない程度に、表現を加減するのです。この匙加減に
必要なセンスも、朗読マダム&ムッシュの皆さまとご一緒
に日々育んでいます(^^)
2018年3月7日水曜日
文学作品の朗読者として☆
朗読するとは、文字として存在している言葉にふさわしい
音を与えていくことです。文字は、ニュース原稿の中にも
演劇台本の中にもあります。ニュース原稿を朗読するプロ
はアナウンサーです。演劇台本のセリフを朗読するプロは
俳優(声だけで演ずる場合は声優)です。そして文学作品
を朗読するプロは朗読家です。文学作品には、さまざまな
散文や詩がありますが、それら作品の一つ一つの言葉は、
本来、特別な音を持っています。文学作品の中にある言葉
にふさわしい音はじっくりと見つけるべきもの。その音を
発見し創っていくのが、朗読家の朗読です。アナウンサー
が日常的に行っているニュース原稿の朗読とは別物です。
ですから、アナウンサーが本業の片手間に行う文学作品の
朗読は、朗読家の朗読と違って当然なのでしょう。一方、
俳優の方が文学作品を朗読するのを聴くと、ご本人の声と
ビジュアルや雰囲気に魅せられます。俳優本人が輝く朗読
です。輝くのは俳優ばかりで、小説や詩の言葉が輝いては
いないと感じるときもあります。それは演劇台本のセリフ
の朗読と同じように、文学作品を朗読されているときなの
かもしれません。
文学作品の朗読者として、作品を輝かせる朗読を目指して
精進したいと思います。朗読者から聴き手へ届けて終わる
朗読を超えて、聴き手の想像力・創造力を刺激する朗読を
求めていきたいと思います。聴き手の皆さまと一緒に作品
世界を創り上げる喜びが、文学作品朗読の醍醐味です(^^)
音を与えていくことです。文字は、ニュース原稿の中にも
演劇台本の中にもあります。ニュース原稿を朗読するプロ
はアナウンサーです。演劇台本のセリフを朗読するプロは
俳優(声だけで演ずる場合は声優)です。そして文学作品
を朗読するプロは朗読家です。文学作品には、さまざまな
散文や詩がありますが、それら作品の一つ一つの言葉は、
本来、特別な音を持っています。文学作品の中にある言葉
にふさわしい音はじっくりと見つけるべきもの。その音を
発見し創っていくのが、朗読家の朗読です。アナウンサー
が日常的に行っているニュース原稿の朗読とは別物です。
ですから、アナウンサーが本業の片手間に行う文学作品の
朗読は、朗読家の朗読と違って当然なのでしょう。一方、
俳優の方が文学作品を朗読するのを聴くと、ご本人の声と
ビジュアルや雰囲気に魅せられます。俳優本人が輝く朗読
です。輝くのは俳優ばかりで、小説や詩の言葉が輝いては
いないと感じるときもあります。それは演劇台本のセリフ
の朗読と同じように、文学作品を朗読されているときなの
かもしれません。
文学作品の朗読者として、作品を輝かせる朗読を目指して
精進したいと思います。朗読者から聴き手へ届けて終わる
朗読を超えて、聴き手の想像力・創造力を刺激する朗読を
求めていきたいと思います。聴き手の皆さまと一緒に作品
世界を創り上げる喜びが、文学作品朗読の醍醐味です(^^)
2018年3月3日土曜日
言葉を大切にする(^^)☆
朗読は初チャレンジとおっしゃるマダム。レッスンのあと
「言葉を大切にするって、こういうことなんですね!!」
と、素敵な笑顔を見せてくださいました(^^)
気持ちと身体と声が素直に一致したとき、言葉は聴き手の
心に響くのでしょう。言葉だけで、声だけで何とかしよう
とすると、薄っぺらペラペラに…。気持ちと身体を伴って
こそ、心に響く言葉、心に響く朗読が生まれるのですね☆
「言葉を大切にするって、こういうことなんですね!!」
と、素敵な笑顔を見せてくださいました(^^)
気持ちと身体と声が素直に一致したとき、言葉は聴き手の
心に響くのでしょう。言葉だけで、声だけで何とかしよう
とすると、薄っぺらペラペラに…。気持ちと身体を伴って
こそ、心に響く言葉、心に響く朗読が生まれるのですね☆
2018年3月1日木曜日
発表会に向けて(^^)
文学作品を朗読するときに目指しているのは、朗読で作品
を輝かせることです。作品の魅力を聴き手の皆さまと豊か
に共有することができたなら、朗読者にとってこれほどに
嬉しいことはありません(≧∇≦)
朗読者とお客さまとで作品世界を創り上げていく喜びが、
朗読マダム&朗読ムッシュの皆さまの発表会でもたくさん
生まれますように☆彡
朗読マダム&朗読ムッシュの皆さま。レッスンのたびに、
嬉しい刺激をたくさん頂いています。ご自身で発見した
音は、気持ちも身体もしっかりと伴った存在感のある音
ですね‼️皆さまのご発表に感心して、感動して、そして
感謝しています(^^)
を輝かせることです。作品の魅力を聴き手の皆さまと豊か
に共有することができたなら、朗読者にとってこれほどに
嬉しいことはありません(≧∇≦)
朗読者とお客さまとで作品世界を創り上げていく喜びが、
朗読マダム&朗読ムッシュの皆さまの発表会でもたくさん
生まれますように☆彡
朗読マダム&朗読ムッシュの皆さま。レッスンのたびに、
嬉しい刺激をたくさん頂いています。ご自身で発見した
音は、気持ちも身体もしっかりと伴った存在感のある音
ですね‼️皆さまのご発表に感心して、感動して、そして
感謝しています(^^)
2018年2月26日月曜日
朗読のためのボイストレーニング★
心と身体と声は繋がっています。切り離して考えることは
できません。声を出すときには、心と身体の余分な緊張を
取り去ることから始めましょう♬上手にリラックスできる
と、硬くこわばった声ではなくて伸びやかな声が、気持ち
よく出てきます。聴きたいと思ってもらえる声です(^^)
呼吸はとても大切。リラックスした心と身体で、腹式呼吸
を繰り返していると、良いエネルギーが身体に満ちてくる
のを感じます。プ ラスのエネルギーを声にのせて、聴き手
に届けられると素敵ですね☆彡
できません。声を出すときには、心と身体の余分な緊張を
取り去ることから始めましょう♬上手にリラックスできる
と、硬くこわばった声ではなくて伸びやかな声が、気持ち
よく出てきます。聴きたいと思ってもらえる声です(^^)
呼吸はとても大切。リラックスした心と身体で、腹式呼吸
を繰り返していると、良いエネルギーが身体に満ちてくる
のを感じます。プ ラスのエネルギーを声にのせて、聴き手
に届けられると素敵ですね☆彡
2018年2月23日金曜日
「読み聞かせ」って?☆
「朗読と読み聞かせとの違いは?とご質問があったなら、
どう説明しましょうか…」先日、朗読講師としてデヴュー
してくださった(^^)朗読マダムからご相談がありました。
朗読するとは、文字(活字)にふさわしい音を与えていく
こと。読み聞かせはもちろん朗読ですし、ニュース原稿を
読み上げるアナウンスだって朗読です。落語や講談だって
上演台本の朗読といえるかもしれません。ニュース原稿は
アナウンサーが、上演台本は落語家や講談師が語ることを
前提に書かれていますから、(ニュース原稿や上演台本の
中にいる)語り手は、朗読者であるアナウンサーや落語家
・講談師とイコールになりますね。だから彼らが原稿を手
にしていなくても違和感がありません。
一方、文学作品はたいてい、朗読されて聴き手に届くこと
を前提に書かれてはいません。(作品の中にいる)語り手
は、朗読者と一致しないのです。だからこそ、文学作品の
朗読ならではの豊かな世界が広がります。
ただし、読者に小さい子どもを想定している絵本などは、
朗読されて音声言語として子どもに届くことは想定内だと
感じます。朗読者が語り手になることを作品が推奨して、
〈朗読者本人が聴き手に語りかける〉という行為がそこに
生まれます。これが私の思う「読み聞かせ」です(^^)
「読み聞かせ」より「読み語り」という方がしっくりくる
というお声が、朗読マダム&朗読ムッシュから聞こえてき
ました。「読み聞かせ」なのか「読み語り」なのか…どの
ように呼ぶかで、朗読者と聴き手との関係性が変わるよう
に感じます。言葉って面白いですね。
どう説明しましょうか…」先日、朗読講師としてデヴュー
してくださった(^^)朗読マダムからご相談がありました。
朗読するとは、文字(活字)にふさわしい音を与えていく
こと。読み聞かせはもちろん朗読ですし、ニュース原稿を
読み上げるアナウンスだって朗読です。落語や講談だって
上演台本の朗読といえるかもしれません。ニュース原稿は
アナウンサーが、上演台本は落語家や講談師が語ることを
前提に書かれていますから、(ニュース原稿や上演台本の
中にいる)語り手は、朗読者であるアナウンサーや落語家
・講談師とイコールになりますね。だから彼らが原稿を手
にしていなくても違和感がありません。
一方、文学作品はたいてい、朗読されて聴き手に届くこと
を前提に書かれてはいません。(作品の中にいる)語り手
は、朗読者と一致しないのです。だからこそ、文学作品の
朗読ならではの豊かな世界が広がります。
ただし、読者に小さい子どもを想定している絵本などは、
朗読されて音声言語として子どもに届くことは想定内だと
感じます。朗読者が語り手になることを作品が推奨して、
〈朗読者本人が聴き手に語りかける〉という行為がそこに
生まれます。これが私の思う「読み聞かせ」です(^^)
「読み聞かせ」より「読み語り」という方がしっくりくる
というお声が、朗読マダム&朗読ムッシュから聞こえてき
ました。「読み聞かせ」なのか「読み語り」なのか…どの
ように呼ぶかで、朗読者と聴き手との関係性が変わるよう
に感じます。言葉って面白いですね。
2018年2月20日火曜日
NHKカルチャー「雨ニモマケズ」⑵
NHKカルチャー講座、群読にチャレンジ「雨ニモマケズ」
が、残すところ1回となりました。全3回なので、本当に
あっという間です。短い時間ですが、その中で、
☆伸びやかに声を出すことの気持ち良さ
☆朗読を介在させて優れた作品と仲良くなる楽しさ
☆心と身体、声を合わせて作品世界を創り上げる喜び
をお伝えできたら…と願っています☆彡
次回は3月20日ですね!ご発表を楽しみにしています(^^)
が、残すところ1回となりました。全3回なので、本当に
あっという間です。短い時間ですが、その中で、
☆伸びやかに声を出すことの気持ち良さ
☆朗読を介在させて優れた作品と仲良くなる楽しさ
☆心と身体、声を合わせて作品世界を創り上げる喜び
をお伝えできたら…と願っています☆彡
次回は3月20日ですね!ご発表を楽しみにしています(^^)
2018年2月19日月曜日
習慣化する(^^)★
「小さな習慣」という本を楽しく拝読しました。
朗読のためにも、健康のためにも、正しい姿勢や腹式呼吸
を習慣化できると素敵ですね。習慣となった行動はさらに
強化され進化して、大きなチカラになってくれます♬
良い習慣にチェンジしようとする前頭前野に対して、大脳
基底核は、これまで通りの方ががいい と考えます。大きな
変化には抵抗を示すのです。でも 小さな穏やかな変化なら
受け入れてくれます。変化を急がず時間をかけて少しずつ
馴染ませていけば大丈夫。意志のチカラ を使って行動して
みましょう。まずは意志。そして行動。(モチベーション
は後からついてきます)行動を継続しましょう。継続は、
人生最強のツール!行動は継続により習慣に成長します!
大脳基底核が油断するくらいのささやかな行動、例えば…
就寝時や起床時に腹式呼吸を10回するとか、1日1度の
滑舌トレーニングとか、「する」と決めて(意志です)、
行動して、継続して、習慣にしたいですね(^^)
朗読のためにも、健康のためにも、正しい姿勢や腹式呼吸
を習慣化できると素敵ですね。習慣となった行動はさらに
強化され進化して、大きなチカラになってくれます♬
良い習慣にチェンジしようとする前頭前野に対して、大脳
基底核は、これまで通りの方ががいい と考えます。大きな
変化には抵抗を示すのです。でも 小さな穏やかな変化なら
受け入れてくれます。変化を急がず時間をかけて少しずつ
馴染ませていけば大丈夫。意志のチカラ を使って行動して
みましょう。まずは意志。そして行動。(モチベーション
は後からついてきます)行動を継続しましょう。継続は、
人生最強のツール!行動は継続により習慣に成長します!
大脳基底核が油断するくらいのささやかな行動、例えば…
就寝時や起床時に腹式呼吸を10回するとか、1日1度の
滑舌トレーニングとか、「する」と決めて(意志です)、
行動して、継続して、習慣にしたいですね(^^)
2018年2月14日水曜日
朗読で生まれる至福のとき☆
いい小説を読むと、心が喜んでいるのを感じます。
その小説を、いい朗読で聴くと…これはもう至福……心も
身体も、37兆個ある細胞のひとつひとつが、喜びで満た
されて、身体の内側から湧き上がる感動体験です(^^♪
いい朗読からは、「私の表現はこうなの」という自己主張
も、「私の朗読、上手でしょ」という奢りも、聴こえては
きません。朗読者は、淡い存在へと薄れ、小説の中にいる
語り手が見えてきます。表情が見えてくるのです。そして
語り手の描く情景が目の前に広がります。温度や、湿度や
風といった空気の動きも感じます。登場人物たちの身振り
や心情も、身体のどこか深いところにまで響いてきます。
いい朗読は、聴き手の想像力と創造力を上手に誘ってくれ
ます。だから結果として、聴き手は、朗読者との共同作業
で作品世界を創り上げていけるのですね。
もちろん、朗読者だけでなく、聴き手の力量も問われるの
でしょう。「感じながら聴こう」と素直な受容を重ねて、
聴くチカラ✨UPさせていきたいと思います(^^)
その小説を、いい朗読で聴くと…これはもう至福……心も
身体も、37兆個ある細胞のひとつひとつが、喜びで満た
されて、身体の内側から湧き上がる感動体験です(^^♪
いい朗読からは、「私の表現はこうなの」という自己主張
も、「私の朗読、上手でしょ」という奢りも、聴こえては
きません。朗読者は、淡い存在へと薄れ、小説の中にいる
語り手が見えてきます。表情が見えてくるのです。そして
語り手の描く情景が目の前に広がります。温度や、湿度や
風といった空気の動きも感じます。登場人物たちの身振り
や心情も、身体のどこか深いところにまで響いてきます。
いい朗読は、聴き手の想像力と創造力を上手に誘ってくれ
ます。だから結果として、聴き手は、朗読者との共同作業
で作品世界を創り上げていけるのですね。
もちろん、朗読者だけでなく、聴き手の力量も問われるの
でしょう。「感じながら聴こう」と素直な受容を重ねて、
聴くチカラ✨UPさせていきたいと思います(^^)
2018年2月13日火曜日
ていねいに。。。
文学作品とじっくり向き合う時間や、文学作品をていねい
に素直に受容する習慣が、相手を尊重しながら自分も大事
にするコミュニケーションや、毎日のていねいな暮らしに
繋がっていくと素敵だな…と思います。
お手本にしたい美しい佇まいの朗読マダム朗読ムッシュが
たくさんいてくださいます。有難いことです(*^^*)
に素直に受容する習慣が、相手を尊重しながら自分も大事
にするコミュニケーションや、毎日のていねいな暮らしに
繋がっていくと素敵だな…と思います。
お手本にしたい美しい佇まいの朗読マダム朗読ムッシュが
たくさんいてくださいます。有難いことです(*^^*)
2018年2月10日土曜日
語り手の表情は⁈☆
あなたが〈語り手〉ではないのですから、あなたがどの
ように思うか、どのように感じるか、で留まるわけには
いきません。作者の意図 を探って、語り手の語りぶりを
イメージしましょう。語り手の立ち位置(登場人物との
距離)によって、同じ情景であっても、ふさわしい音は
変わってくるのですね、ほんと奥が深いっ!
朗読教室では、発表会に向けた稽古が始まっています。
朗読マダム&朗読ムッシュの皆さまの 真摯なお取り組み
は、読みの深化に繋がります。獲得した豊かな読みを、
声の表情に反映させていきましょう。きっと素敵な発表
会になりますね。ワクワクします(^^)
ように思うか、どのように感じるか、で留まるわけには
いきません。作者の意図 を探って、語り手の語りぶりを
イメージしましょう。語り手の立ち位置(登場人物との
距離)によって、同じ情景であっても、ふさわしい音は
変わってくるのですね、ほんと奥が深いっ!
朗読教室では、発表会に向けた稽古が始まっています。
朗読マダム&朗読ムッシュの皆さまの 真摯なお取り組み
は、読みの深化に繋がります。獲得した豊かな読みを、
声の表情に反映させていきましょう。きっと素敵な発表
会になりますね。ワクワクします(^^)
2018年2月8日木曜日
朗読は楽しい(^^)☆
〈朗読する〉とは、文字となって存在している言葉に、
ふさわしい音を与えていくこと。文字を機械的に音声化
する音読とは、区別してもよいかもしれませんね。
さて、ニュース原稿を朗読するとき、ふさわしい音とは
どのような音でしょう。NHK定時のニュースを担当する
アナウンサーの方はお手本です。わかりやすく伝達する
ための音声表現とはどのようなものかが学べます(^^)
文学作品の朗読では、言葉にふさわしい音を与えて作品
を輝かせることを目指します。ニュース原稿を朗読する
ときのように音質を一定に保ち、間や緩急・音の高低で
表現していくだけではありません。文学作品の豊かさに
寄り添うのですから、どこまでも豊かな世界です。文学
作品の朗読には、想像と創造の喜びも!あるのです✨
ふさわしい音を与えていくこと。文字を機械的に音声化
する音読とは、区別してもよいかもしれませんね。
さて、ニュース原稿を朗読するとき、ふさわしい音とは
どのような音でしょう。NHK定時のニュースを担当する
アナウンサーの方はお手本です。わかりやすく伝達する
ための音声表現とはどのようなものかが学べます(^^)
文学作品の朗読では、言葉にふさわしい音を与えて作品
を輝かせることを目指します。ニュース原稿を朗読する
ときのように音質を一定に保ち、間や緩急・音の高低で
表現していくだけではありません。文学作品の豊かさに
寄り添うのですから、どこまでも豊かな世界です。文学
作品の朗読には、想像と創造の喜びも!あるのです✨
文学作品を輝かせる✨☆
朗読者は、〈文学作品を輝かせること〉に心を尽くせると
素敵ですね。どの言葉、どの文章に、どう光を当てるのか
、センスが問われるところです。
朗読教室は、このセンスを育む場なのだと思います(^^)
的確に光を当てて、作品を輝かせることができたならば、
作品の魅力に照らさせて、朗読者も輝きます✨
朗読は、単なる読み上げ行為を超えて、作品批評の一面も
持っています。朗読という表現ジャンルが、ますます充実
していきますように☆彡
素敵ですね。どの言葉、どの文章に、どう光を当てるのか
、センスが問われるところです。
朗読教室は、このセンスを育む場なのだと思います(^^)
的確に光を当てて、作品を輝かせることができたならば、
作品の魅力に照らさせて、朗読者も輝きます✨
朗読は、単なる読み上げ行為を超えて、作品批評の一面も
持っています。朗読という表現ジャンルが、ますます充実
していきますように☆彡
2018年2月5日月曜日
成長、成熟の喜び。。。
「この作品の朗読を始めた当初は、ふさわしい声を出そう
とすると息が苦しかったのに、1年練習して、いまは楽に
出せるようになりました」「この作品に出会ったときには
、あまり良さがわからなかったけれど、いまは魅力がよく
わかります!」等、今日も朗読マダムの皆さまが、素敵な
笑顔でお話しくださいました。朗読では、優れた作品が、
朗読者の身体も心も育ててくれるのですね(^^)
とすると息が苦しかったのに、1年練習して、いまは楽に
出せるようになりました」「この作品に出会ったときには
、あまり良さがわからなかったけれど、いまは魅力がよく
わかります!」等、今日も朗読マダムの皆さまが、素敵な
笑顔でお話しくださいました。朗読では、優れた作品が、
朗読者の身体も心も育ててくれるのですね(^^)
2018年2月3日土曜日
朗読会って?☆
落語会の主役は落語家。ではワイン会の主役は?朗読会の
主役は朗読者?それとも、朗読する作品なのでしょうか?
朗読する文学作品と朗読者、そして聴き手も主役になれる
ような朗読会が創れたら素敵ですね(^^)
「この言葉を変えたほうが観客に受けるだろうから」とか
「 時間がないから、この文章は削って適当につなげて…」
とか、朗読する側の都合で、勝手に作品の言葉を変更して
発表するとき、朗読は語り芸の一つになります。この場合
、朗読会の主役はもちろん朗読者です。
ずいぶん前になりますが、森鴎外の「高瀬舟」を朗読する
という方がいらしたので、楽しみに出かけましたら……
「時間の都合で」とおっしゃって、継接ぎの高瀬舟を朗読
なさいました。「作品の一部を」ならまだしも、森鴎外の
作品ではなくなったものを、「高瀬舟」の朗読だと差し出
され、たいそう悲しくなりホールを出た覚えがあります。
「高瀬舟」もどきは「高瀬舟」ではありません。他にも、
「私が朗読するんだからどう読もうと私の勝手でしょ」と
いう声が、朗読の向こうから聴こえてくるような自分本意
の朗読を聴かされるとき、悲しくなります。上手下手では
なくて、作品への敬意の有無なのだと思います。
文学作品は本来、朗読のための台本として書かれたわけで
はないのです。〈歌われることで聴き手に届く〉のを前提
に創作された歌詞や、〈俳優の演技とともに観客に届く〉
ように創作された脚本や、〈演奏されて聴衆に届く〉のが
自然な楽譜とは性格を異にするもの。〈朗読されて聴き手
に届く〉ことを前提に創作されてはいない作品を朗読する
のですから、作品に敬意を払って払いすぎるということは
決してありません。感謝の気持ちを忘れずに、作品が輝く
ような朗読を目指し精進してまいります(^o^)/
主役は朗読者?それとも、朗読する作品なのでしょうか?
朗読する文学作品と朗読者、そして聴き手も主役になれる
ような朗読会が創れたら素敵ですね(^^)
「この言葉を変えたほうが観客に受けるだろうから」とか
「 時間がないから、この文章は削って適当につなげて…」
とか、朗読する側の都合で、勝手に作品の言葉を変更して
発表するとき、朗読は語り芸の一つになります。この場合
、朗読会の主役はもちろん朗読者です。
ずいぶん前になりますが、森鴎外の「高瀬舟」を朗読する
という方がいらしたので、楽しみに出かけましたら……
「時間の都合で」とおっしゃって、継接ぎの高瀬舟を朗読
なさいました。「作品の一部を」ならまだしも、森鴎外の
作品ではなくなったものを、「高瀬舟」の朗読だと差し出
され、たいそう悲しくなりホールを出た覚えがあります。
「高瀬舟」もどきは「高瀬舟」ではありません。他にも、
「私が朗読するんだからどう読もうと私の勝手でしょ」と
いう声が、朗読の向こうから聴こえてくるような自分本意
の朗読を聴かされるとき、悲しくなります。上手下手では
なくて、作品への敬意の有無なのだと思います。
文学作品は本来、朗読のための台本として書かれたわけで
はないのです。〈歌われることで聴き手に届く〉のを前提
に創作された歌詞や、〈俳優の演技とともに観客に届く〉
ように創作された脚本や、〈演奏されて聴衆に届く〉のが
自然な楽譜とは性格を異にするもの。〈朗読されて聴き手
に届く〉ことを前提に創作されてはいない作品を朗読する
のですから、作品に敬意を払って払いすぎるということは
決してありません。感謝の気持ちを忘れずに、作品が輝く
ような朗読を目指し精進してまいります(^o^)/
2018年1月29日月曜日
朗読の可能性☆
詩、小説、エッセイ……。朗読のテキストはいろいろあり
ますね。明治半ば以降に主流となった「黙読という読書の
のカタチ」とともに、これからは新しい「聴くという読書
のカタチ」として、朗読が輝くと素敵です☆そのためには
朗読者の研鑽が求められます。黙読では得られないものを
朗読で得ることができる。そのような朗読を目指して精進
したいと思っています。エンターテイメント の枠に朗読を
閉じ込めてしまうのは、もったいない(*^^*)
ますね。明治半ば以降に主流となった「黙読という読書の
のカタチ」とともに、これからは新しい「聴くという読書
のカタチ」として、朗読が輝くと素敵です☆そのためには
朗読者の研鑽が求められます。黙読では得られないものを
朗読で得ることができる。そのような朗読を目指して精進
したいと思っています。エンターテイメント の枠に朗読を
閉じ込めてしまうのは、もったいない(*^^*)
2018年1月26日金曜日
作品の魅力を共有したい(^^)★
名鉄カルチャー朗読マダムの皆さまと、5月の朗読発表会
に向けたお稽古を始めています。作品それぞれに、似ても
似つかぬ語り手がいます。全く異なる語りぶりで、ドラマ
を魅せてくれています。心を澄ませ、耳を澄ませ、その声
を聴きたいと思います。豊かに聴きたいと思います。
大切なのは、作者のセンスの良さに気づくことです!なぜ
この語り手を選んだのか…それが理解できたならば語り手
の声が聴こえてきます。聴くことができたならば、今度は
その音を自分で作っていきます!熱田朗読マダムの皆さま
のお声で作品が輝く5月の発表会が楽しみです(^^)
に向けたお稽古を始めています。作品それぞれに、似ても
似つかぬ語り手がいます。全く異なる語りぶりで、ドラマ
を魅せてくれています。心を澄ませ、耳を澄ませ、その声
を聴きたいと思います。豊かに聴きたいと思います。
大切なのは、作者のセンスの良さに気づくことです!なぜ
この語り手を選んだのか…それが理解できたならば語り手
の声が聴こえてきます。聴くことができたならば、今度は
その音を自分で作っていきます!熱田朗読マダムの皆さま
のお声で作品が輝く5月の発表会が楽しみです(^^)
豊田朗読研究会、今年初のレッスン♫★
今週火曜日は、豊田朗読研究会の皆さまとの、今年第1回
目のレッスンでした。「外郎売の台詞」発表に引き続いて
斉藤隆介さん「東・太郎と西・次郎」をリレー朗読発表。
〈言葉〉の伝達にとどまらない、作品の〈魅力〉が届く、
躍動感のある朗読を聴かせていただきました。作者の斉藤
隆介さんにも聴いてほしかった(^^) この作品と出会って、
《ダイナミックに身体を奏でる》という表現を磨くことが
できましたよね!皆さま、とても素敵でした☆
目のレッスンでした。「外郎売の台詞」発表に引き続いて
斉藤隆介さん「東・太郎と西・次郎」をリレー朗読発表。
〈言葉〉の伝達にとどまらない、作品の〈魅力〉が届く、
躍動感のある朗読を聴かせていただきました。作者の斉藤
隆介さんにも聴いてほしかった(^^) この作品と出会って、
《ダイナミックに身体を奏でる》という表現を磨くことが
できましたよね!皆さま、とても素敵でした☆
2018年1月22日月曜日
第158回 芥川賞と直木賞
昨年末から、宮沢賢治の作品と、賢治に関する研究論文を
読み返しています。賢治への想いは募るばかりです(^^)
さて16日、宮沢賢治「雨ニモマケズ」群読講座が始まった
その日に、第158回芥川賞と直木賞の発表がありました。
芥川賞を受賞した若竹千佐子さんは、作品タイトル「おら
おらでひとりいぐも」を、宮沢賢治の詩「永訣の朝」から
とったそうです。身体にずっしりと響く東北の言葉です。
門井慶喜さんは、宮沢賢治のお父さんの物語を新しい視点
で描いたという作品「銀河鉄道の父」で直木賞を受賞され
ました。どちらも、賢治がいたから生まれた作品なのです
ね。賢治は私たちに〈宝物〉を贈り続けてくれます…
若竹さん、門井さん、「百年泥」の石井遊佳さん、ご受賞
おめでとうございました!楽しみに拝読いたします☆
ね。賢治は私たちに〈宝物〉を贈り続けてくれます…
若竹さん、門井さん、「百年泥」の石井遊佳さん、ご受賞
おめでとうございました!楽しみに拝読いたします☆
2018年1月19日金曜日
朗読者は語り手に寄り添うということ
演劇や朗読劇では、配役された一人(もしくは複数名)の
登場人物のセリフを朗読します。セリフにふさわしい音を
与えるということですね。その人物になったつもりで声を
出しますから、「その役を生きる」感じでしょうか。では
朗読ではどうでしょう?一人で一つの小説を朗読するとき
も、登場人物になりきり、その役を生きるのでしょうか。
小説では、何が書かれているのかとともに、それが、どう
書かれているかが、とても大切です。語り手をいかに追体験するのか…朗読者は、
語り手を生きることを目指せたら素敵だと思います。語り手
が、登場人物の台詞をいかに効果的に出現させているのか
に気づくことができたなら、登場人物の台詞にふさわしい
音も見えて(聴こえて)きますね(^^)
登場人物のセリフを朗読します。セリフにふさわしい音を
与えるということですね。その人物になったつもりで声を
出しますから、「その役を生きる」感じでしょうか。では
朗読ではどうでしょう?一人で一つの小説を朗読するとき
も、登場人物になりきり、その役を生きるのでしょうか。
小説では、何が書かれているのかとともに、それが、どう
書かれているかが、とても大切です。語り手をいかに追体験するのか…朗読者は、
語り手を生きることを目指せたら素敵だと思います。語り手
が、登場人物の台詞をいかに効果的に出現させているのか
に気づくことができたなら、登場人物の台詞にふさわしい
音も見えて(聴こえて)きますね(^^)
2018年1月16日火曜日
NHKカルチャー「雨ニモマケズ」⑴
今日1月16日・2月20日・3月20日、全3回の朗読講座が、
NHKカルチャーでスタートしました。宮澤賢治「雨ニモ
マケズ」の群読にチャレンジします。
今日は〈身体を楽器として意識すること〉と〈音の高低
を聴き取ること〉に取り組みました。そして、イメージ
を音にするのが朗読であることを少しだけお話しました。
次回からは、いよいよ群読にチャレンジです。どの言葉で
声を重ねるか、どう重ねるか……群読には合奏の面白さが
ありますね。どのような「雨ニモマケズ」が生まれるのか
3月20日の発表がとても楽しみです(^^)
NHKカルチャーでスタートしました。宮澤賢治「雨ニモ
マケズ」の群読にチャレンジします。
今日は〈身体を楽器として意識すること〉と〈音の高低
を聴き取ること〉に取り組みました。そして、イメージ
を音にするのが朗読であることを少しだけお話しました。
次回からは、いよいよ群読にチャレンジです。どの言葉で
声を重ねるか、どう重ねるか……群読には合奏の面白さが
ありますね。どのような「雨ニモマケズ」が生まれるのか
3月20日の発表がとても楽しみです(^^)
作品と向き合う姿勢
「最初は、え?これがテキストなのは、ちょっと…
と思った作品が、朗読を通してしっかり時間をかけて
ていねいに向き合ううちに、だんだんと好きな作品に
なっていくのがうれしいんです」と、お話くださった
朗読マダム。お心の柔らかさや豊かさは、そのまま、
朗読マダムの笑顔の魅力、朗読の魅力に繋がっている
ようです✨固く縮こまっていかないように、〈心への
水遣り〉を大切にしたいとあらためて思いました(^^)
と思った作品が、朗読を通してしっかり時間をかけて
ていねいに向き合ううちに、だんだんと好きな作品に
なっていくのがうれしいんです」と、お話くださった
朗読マダム。お心の柔らかさや豊かさは、そのまま、
朗読マダムの笑顔の魅力、朗読の魅力に繋がっている
ようです✨固く縮こまっていかないように、〈心への
水遣り〉を大切にしたいとあらためて思いました(^^)
2018年1月13日土曜日
聴き手とともに作品世界を創りたい(^^)
落語や講談は、語りで創り出した映像を観客に見せる芸だ
と思っています。落語家や講談師は、声の他にも、扇子、
手拭いや、張り扇など、それに顔と身体の表情も駆使して
映像を創り出して、物語世界を魅力的に見せてくれます。
その芸が、よりいっそう素晴らしいもの、観客に喜ばれる
ものとなるように、台本も練られていくのですね。
小説の朗読は、落語や講談の台本を朗読するのとは違い、
聴き手自らが映像を創り出すのをアシストする役目を担う
ものだと思っています。朗読者は、聴き手とともに、作品
世界を創り出せるようになると…素敵ですね(^^)
と思っています。落語家や講談師は、声の他にも、扇子、
手拭いや、張り扇など、それに顔と身体の表情も駆使して
映像を創り出して、物語世界を魅力的に見せてくれます。
その芸が、よりいっそう素晴らしいもの、観客に喜ばれる
ものとなるように、台本も練られていくのですね。
小説の朗読は、落語や講談の台本を朗読するのとは違い、
聴き手自らが映像を創り出すのをアシストする役目を担う
ものだと思っています。朗読者は、聴き手とともに、作品
世界を創り出せるようになると…素敵ですね(^^)
2018年1月11日木曜日
名鉄カルチャー発表会は5月24日、NHKルチャー発表会は6月13日です♫
昨日はNHKカルチャー実践クラスと研究1クラス、今日は
名鉄カルチャー朗読教室の、今年初のレッスンでした(^^)
おしゃれで、心豊かな、清々しい朗読マダム&ムッシュの
皆さまとともに、今年も朗読の道を歩むことができます。
感謝しかありません☆彡この一瞬一瞬を大切に積み重ねて
まいります! 5月と6月には発表会。どうぞ楽しみにして
くださいませ。詳細このブログでもお知らせいたします♫
名鉄カルチャー朗読教室の、今年初のレッスンでした(^^)
おしゃれで、心豊かな、清々しい朗読マダム&ムッシュの
皆さまとともに、今年も朗読の道を歩むことができます。
感謝しかありません☆彡この一瞬一瞬を大切に積み重ねて
まいります! 5月と6月には発表会。どうぞ楽しみにして
くださいませ。詳細このブログでもお知らせいたします♫
2018年1月9日火曜日
読みが深まっていく喜び☆
この作品はもうすっかり理解できたと思っていても、朗読
マダムや朗読ムッシュの発表を聴かせて頂くと、まだ読み
を深めることができると気づくのです。朗読教室で素敵な
刺激を頂いています。幸せなことです。感謝(^^)✨
マダムや朗読ムッシュの発表を聴かせて頂くと、まだ読み
を深めることができると気づくのです。朗読教室で素敵な
刺激を頂いています。幸せなことです。感謝(^^)✨
2018年1月7日日曜日
創作には精神的浄化作用がある☆
創作には精神的浄化作用がある。
ぜいたくで豊かな時間をもたらしてくれる。
印象に残っている言葉の一つです。素晴らしい創作活動
である朗読(朗読はアナウンスではありません。「声」
で作品世界を創り上げます)を、感性豊かな朗読マダム
&朗読ムッシュの皆さまとともに楽しめることに、深く
感謝しています。
ぜいたくで豊かな時間をもたらしてくれる。
印象に残っている言葉の一つです。素晴らしい創作活動
である朗読(朗読はアナウンスではありません。「声」
で作品世界を創り上げます)を、感性豊かな朗読マダム
&朗読ムッシュの皆さまとともに楽しめることに、深く
感謝しています。
2018年1月6日土曜日
今年初のカルチャーレッスン(^^)
昨日は、今年初のNHKカルチャー朗読レッスンでした。
年末年始の印象的な出来事と今年の目標や課題を話して
頂く毎年恒例の年始スピーチにもさらに磨きがかかって、
皆さまたいへん素敵でした(^^)
心豊かな朗読マダム&朗読ムッシュの皆さまとご一緒に、
今年も、奥深い朗読の世界を大いに遊びたいとウキウキ
しております🎵
年末年始の印象的な出来事と今年の目標や課題を話して
頂く毎年恒例の年始スピーチにもさらに磨きがかかって、
皆さまたいへん素敵でした(^^)
心豊かな朗読マダム&朗読ムッシュの皆さまとご一緒に、
今年も、奥深い朗読の世界を大いに遊びたいとウキウキ
しております🎵
2018年1月3日水曜日
朗読で大事なこと✨
朗読でいちばん大事なのは、「この作品の魅力を、聴き手
と共有したい」と願う気持ちだと思っています。どんなに
響きの良い声でも、優れたテクニックを駆使しても、この
気持ちがないならば、心に響く朗読にはならないと思うの
です。この気持ちがあれば、作品理解を深めることも、声
やテクニックに磨きをかけることもできますね。作品への
リスペクトと、聴き手への愛は、日々の練習を楽しくして
くれます(*^^*)
追記☆褒められたい、上手と言われたい、という思いから
出発しても、もちろんよいのだけれど、更に「作品の魅力
を共有する」という目的を持てると、とても素敵です✨
と共有したい」と願う気持ちだと思っています。どんなに
響きの良い声でも、優れたテクニックを駆使しても、この
気持ちがないならば、心に響く朗読にはならないと思うの
です。この気持ちがあれば、作品理解を深めることも、声
やテクニックに磨きをかけることもできますね。作品への
リスペクトと、聴き手への愛は、日々の練習を楽しくして
くれます(*^^*)
追記☆褒められたい、上手と言われたい、という思いから
出発しても、もちろんよいのだけれど、更に「作品の魅力
を共有する」という目的を持てると、とても素敵です✨
2018年1月1日月曜日
あけましておめでとうございます✨
あけましておめでとうございます。
名古屋は良いお天気に恵まれました。
本年もどうぞお健やかに☆彡
楽しい朗読ライフをご一緒ください✨
よろしくお願いいたします(^^)
名古屋は良いお天気に恵まれました。
本年もどうぞお健やかに☆彡
楽しい朗読ライフをご一緒ください✨
よろしくお願いいたします(^^)
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