2018年4月26日木曜日

小説の朗読☆

小説の朗読では、語り手の語り(地の文)をとくに大切に
表現したいと思っています。何を語るのかはもちろん大事
だけれど、その何かを言葉だけで効果的に魅せていくのは
、小説の語り手にしかできないことだからです。

朗読のメインは登場人物のセリフの表現だと誤解している
方もいらっしゃるようですが、それは、テキストが朗読劇
の台本や戯曲の場合です。小説の中にいる語り手の語りは
、ト書きでもなければ、アナウンス原稿でもありません。

一つ一つの作品に、異なる語り手が存在しています。それ
ぞれの語り手の語りにふさわしい音声表現を考えることが
、小説を輝かせることに繋がると思って朗読しています。
朗読マダム&朗読ムッシュの皆さまが、語り手をイメージ
しながら朗読してくださいます。とても豊かです(^^)✨

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