皆さまとのクリスマス会✨最高でした。楽しく心豊かになる時間をありがとうございました(^^)
水曜クラスの皆さまとは新年会🎍の予定。楽しみにしています。
メリー✨クリスマス🎄✨
冷えてきそうですね。くれぐれもご自愛くださいますように。
皆さまとのクリスマス会✨最高でした。楽しく心豊かになる時間をありがとうございました(^^)
水曜クラスの皆さまとは新年会🎍の予定。楽しみにしています。
メリー✨クリスマス🎄✨
冷えてきそうですね。くれぐれもご自愛くださいますように。
絵画に布がかけてあったなら、その布を外して絵画を見ますよね。もし暗過ぎて見えなかったら、灯りをつけます。何にしろ絵画が見えてから、作品鑑賞・鑑賞者の解釈が始まります。
布がかけてあるまま見ている。暗いことに気づかずに見ている。なんてこと、あり得ない!?
皆で一つの作品に取り組む朗読教室では、「自分の見たいように作品世界を見ていたんだな」と気づくことがあります。まずは、語り手が見せようとしている世界をまっすぐに見てみましょう。語り手が見ているように見ようとすることから始めてみましょう。〈自分の靴を脱いで語り手の靴を履く〉という試みを、皆で協力してやってまいりましょう(^^)
文学作品を解釈する行為は、そのあとに始まるのかもしれません。
皆さまとご一緒に取り組むことで、たくさんの気づき・発見があります、驚くほどたくさん!
一瞬一瞬の〈身体〉を感じとること。そして、記憶に刻んでいくこと。心がけています(^^)
7月期講座(全4回)が、皆さまの明るい笑顔に彩られて終了しました。絵画と文学が織りなす素晴らしい『湘南幻想美術館』の中から、心がほっこりする作品・不思議な気分になる作品・妖しい雰囲気の作品などを、皆さまとご一緒に味わった講座は、発見と納得が交互に訪れる楽しく充実した時間となりました。最終回にご参加くださった皆さまにも、鮮やかな作品世界を旅していただけましたでしょうか?朗読会の新しい形へのチャレンジでもありました(^^)
ご参加くださった皆さま、お力を貸してくださった皆さま、心よりありがとうございました。また来年の夏も、湘南幻想美術館を訪れることができますように☆彡
朗読とは、作品鑑賞のありようを問われるものだと考えています。豊かな鑑賞を反映した音声化ができているかどうか?〈朗読を録音をして、それを客観的に聴く〉というチャレンジもぜひ。最初は「おや、こんなはずでは…(^^;; 」かもしれませんが、チャレンジを繰り返しすうちに少しずつ自分の抱いているイメージに近づいていく。その過程が楽しいですね!9月12日、皆さまの朗読を楽しみにしています(^^♪
木曜レッスン;朗読理論の講義でした。皆さまが真摯に取り組んでくださって感激します。朗読がどういうものかを共有したうえで作品に取り組めるのは嬉しいですね。学びがちゃんと積み重なっていきますものね。皆さまにご一緒頂けて幸せです。次回は実践で理論の理解を深めてまいりましょう。皆さまの朗読を楽しみにしています(^^♪
木曜レッスン;『はまべのいす』発表に向けて復習をしています。復習しながら、新たな鑑賞のありようにも気付かせてもらって幸せな時間が生まれています。有難いことです。次回は、7を木村さまから始めましょう。高井さま、弘子さま、草田さまはじめ皆さまの朗読を楽しみにしています(^^)
金曜実践;『小僧の神様』六の後半、主役・仙吉の姿が、若い品のいいかみさんのおかげで明確に見えてきましたね(^^) 次回は七から復習しましょう。A は悩んでいるのではなく、自分の経験に照らし合わせながら変なさみしい気持ちについて分析的に考えています。他人の頭の中を辿るのは面白い体験ですね。平井さま、房子さま。藤村さま、ふうさま。はじめ皆さまの朗読を楽しみにしています♫
岐阜NHK;昨年末からスタートして、月に一度集うクラスです。気持ちの良い皆さまと「朗読とは」の思いを分かち合いながらご一緒に歩めることに心から感謝です。ありがとうございます(^^) 『はまべのいす』次回は中入り後から始めましょう。皆さまの朗読を楽しみにしています☆
日曜サロン;近現代の朗読は、小説の誕生と時を同じくして生まれた黙読という閉じた読書形態を開くものです。文学受容を深化させる朗読の豊かな世界を皆さまと共有できて、私は本当に幸せです。ありがとうございます。お雪はどのような身体・顔の表情で発話したとお考えなのか?「……」に何をお読みになったのか?次回の朗読で聴かせてくださいね。「その人の話をしてくださいな。……どこでお会いになられたの」から始めましょう(^^)
水曜実践;朗読の概念が〈明治初期まで〉と〈それ以降の近現代〉でどう変化したのか?について、土曜日から各クラスでお話しています。絵画との比較も理解の手助けにしていただきたいと思っています。皆さまとのレッスンでたくさんのことに気付かせていただきます。ありがとうございます!!朗読で得たエンパシーの能力を日常生活でもおおいに生かしてまいりましょう(^^♪ 次回は六の後半、仙吉の食事シーンから。山田さま、育子さま。岩橋さま、岩佐さま。はじめ皆さまの朗読を楽しみにしています☆
「話すように読んでみました♫」と、【読点を無視して、アナウンサーが話すように読んでみたチャレンジ】を試みる方がちょいちょいいらっしゃいます。チャレンジ精神は大歓迎です!けれどもこのチャレンジは、アナウンス原稿やそれに準ずるような文章を朗読する際になさってくださいね。文学作品の朗読では厳禁ですよ。それに…おしなべて失敗に終わります(^^;;
皆さまが熱心に取り組んでくださるので、いよいよ作品受容が深まっていきます。発見と感動が生まれる豊かな時間を心よりありがとうございます(^^)
日曜朗読サロン:巳之吉とお雪が並んで歩く姿、胸がキュンとなるような二人の表情が見えました!母親の眼差しも温かでしたね〜。次回の『雪おんな』は、「お雪はたいそうよい嫁であった。」から。皆さまの朗読を楽しみにしています☆
水曜実践:なぜ語り手はその言葉を選んだのか?なぜその順序で語ったのか?作品の構造が見えてくると、語り手がさらに近づいてきてくれますね!次回の『小僧の神様』は、五の前半復習から。水野さまと小野寺さま、どうぞよろしくお願いいたします。皆さまの朗読を楽しみにしています(^^)
木曜レッスン:「ここを見て」と「あそこを見て」レッスン。読者にどのように動いてほしいと思って、語り手は語っているのか?〈身体〉を置き去りにしないことの大切さも、朗読は教えてくれますね。次回の『はまべのいす』は、「そろそろおやすみの時間です」から。皆さまの朗読を楽しみにしています(^^♪
金曜実践:皆さまが外郎売りや五十音のうた等々で身体という楽器を大切になさっていることが、いつもしっかり伝わってきてとても嬉しいです!次回は『小僧の神様』五の前半復習から始めましょう。平井さま、房子さま、三羽さま。村手さま、藤村さま、よろしくお願いします。皆さまの朗読を楽しみにしています(^^)
*田代ふうさま、朝日新聞の東海柳壇掲載おめでとうございます!かわいい!
煮こぼれのように口から出ちゃったの
腹横筋と腹斜筋がしっかりしているから、立ち居振る舞いが美しい。感じのよい立ち居振る舞いを心がけているから、腹横筋と腹斜筋が育つ。
表情筋と舌筋がしなやかに動くから、滑舌良く話せる。相手にわかりやすく届くようにと口をしっかり開けて話すから、表情筋と舌筋が鍛えられる。
当たり前のことを日々積み重ねたいですね(^^♪
音声言語を豊かに使いこなせるから、文字言語の音声化がスムーズにいく。魅力あふれる文字言語の音声化で試行錯誤を重ねるうちに、日常の音声言語が豊かで魅力的になる。
何事も、一方通行ということはありませんね(^^)
基礎講座の皆さま、腹筋が育ってきましたね!姿勢がより美しくなられたと感じました。声を、腹横筋で支える感覚・丹田に力を入れる感覚を身体で覚えてまいりましょう(^^♪
実践A では野田さまに復習で三を、そして恵子さまと山田さまと笹野さまに四を朗読していただきました。登場人物の会話がとても自然で、聴いている私たちもスッと寄り添うことができましたね!力をつけてくださっていて感激です。実践B では浅井さまに三の朗読を追究していただきました。新たな高いレベルへの挑戦です。自分の身体で語り手の身体を具現化して奏でる。その作業そのものを楽しんでまいりましょう!ご一緒できて幸せです(^^)
『小僧の神様』次回、実践Aは五から始めます。実践Bは敏子さまに四からお願いします。皆さまの朗読を楽しみにしています♫
初夏の気持ちのよい日曜日✨皆さまの笑顔に会えて幸せなサロンでした。今日も熱いお取り組みをありがとうございます!皆さまが楽器としての身体を順調にバージョンアップさせてくださっていて感激しました(^^♪
〈音の三要素〉を〈話す・語る〉の場に拡張させてお話ししました。『五十音のうた』を使わせてもらっての実践を通して、技術を一つ一つ身につけてまいりましょう✨
〈語り手〉の理解もずいぶん進みましたね!『雪おんな』、雪おんなが人間の娘となって巳之吉と出会うシーンでは、皆さまの語り手追体験をしっかり感じることができました。引き続き二人の会話が弾んでいくシーンですが、語り手は鍵カッコを使わずに自分で語っています。なぜ二人を前面に出さないのでしょう?この問いは、作品受容の大きな手がかりとなるはず。どのような答えを出してくださるのか…皆さまの朗読を楽しみにしています(^^)
朗読教室がスタートして半年ですね。楽器としてのお身体のバージョンアップぶりを拝見すると、毎日積み重ねていらっしゃるご努力が伝わってきます。とても嬉しい!皆さまのご熱心なお取り組みにたいそう励まされます。これからも肚を意識して楽器作りを楽しみましょう(^^♪
『はまべのいす』、次回はお母さんと赤ちゃんのシーンの復習から始めます。「ひろくんの朝ご飯もすみました(語り手が見ているのは、ひろくんがきれいに食べ終えた食器でしょうね)」から通して朗読していただきましょう。きっと穏やかでキラキラ光る美しいブルーの海が眼前に広がりますね!皆さまの朗読を楽しみにしています(^^)
知れば知るほど惹かれる素敵な人がいるように、読めば読むほど魅力が増す作品があって…『小僧の神様』、面白いですね(^^)
A登場の三は、Aと仙吉が出逢うシーンです。Aは仙吉を認めても仙吉はAには気づかない。仙吉は、一方的にAに目撃されるのですね。そしてこのシーンは、Aの印象に強く残ります。ですから語り手としては、読者の印象にも強く残るようにこのシーンを語らねばならない。Aが目撃したのと同じように私たち読者にも仙吉を目撃させようと、語り手はがんばって語ってますよね!そのために一と二が私たちに用意されていたのですね!なるほどと納得がいきますね。いきなり三から始めては、私たち読者は目撃者にはなれませんものね。ふーんで終わってしまってAのようには小僧仙吉を見ることができない。Aの目にこのシーンがどう映っているのか、Aがどう見ているのかを想像して語り手を追体験しました(^^♪
次回は三の後半を復習して四へと進めましょう。川上さま、かおるさま、浅井さま、芳子さまはじめ皆さまの朗読を楽しみにしています☆
さりげない言葉が、一つ一つのシーンを鮮やかに創り上げていく…。作品受容が深まるとともに、「志賀直哉スゴイ!」感が増してゆきます(^^♪
浮穴さま、田代さま、話し合うなかで小僧受容が揺らいで、自分自身の変容を促してくれるのを感じましたね!そのときの驚きと喜び✨読書で世界が広がるのが嬉しいですね(^^)
『小僧の神様』次回は四から始めましょう。山根さま、日置さま、房子さま、大澤さま、清子さまはじめ皆さまの朗読を楽しみにしています☆
皆さまの真摯なお取り組みに、今日も大いに励まされました。心よりありがとうございます。また、秋田さまのご本の一部をご紹介させていただくことで、読書の双方向性にも話を広げて学ぶことができました。感謝です!
『雪おんな』18歳の巳之吉が雪おんなと遭遇した直後のシーン。語り手が読者の感覚器官に〈言葉〉でどのように働きかけようとしているのか。聴覚から触覚へ、さらに感覚を研ぎ澄ませていって一緒に心が動いたあとに、静かに認識を共有する…という語りぶりをしっかり味わうことができましたね(^^♪
人間の記憶とは如何なるものなのか、それを問いかけてもくれる『雪おんな』、次回は巳之吉とお雪が出逢うシーンですね。語り手のニュートラルな身体を意識して音声化を進めてまいりましょう。皆さまの朗読を楽しみにしています(^^)
月に一度の岐阜クラス✨久々に岐阜の皆さまとお会いできて、今日も幸せな時間でした(^^♪
『五十音のうた』は発声筋トレ台本として、もちろん北原白秋先生ほんとうにありがとうございますと感謝しながら!使わせていただいてます。今日は筋トレバージョンに加えてアナウンスバージョンと演劇バージョンで音読していただきました。さまざまな身体の発見がありましたね。そして『はまべのいす』の朗読へ。この作品の語り手はとてもあたたかくて、読者を幸せな気分にさせてくれます。ふわっと心和みます(^^)
次回はおかあさんと赤ちゃんのシーンですね。1ヶ月(お二人は2ヶ月)後にお会いできるのを楽しみにしています✨
今日も素敵な皆さまとご一緒に〈身体と心のリラックスタイム〉、身体を軽く動かすことから始めました。ほぼ毎回、どういった目的でどの部位を動かすのか…といったことをお話ししながら進めています。皆さまがご自身の言葉で〈呼吸・発声〉について語ってくださるのを楽しみにしています(^^♪
テキストの『小僧の神様』は少しずつ前進です。二のラストから2つ目の文章「不図その四つ角の反対側の横町に屋台で、同じ名の暖簾を掛けた鮨屋のある事を」の読点の位置について考えることで、語り手の見せたい景色が発見できましたね!また、三の最初の文章「…寿司の趣味は握るそばから、手掴みで食う屋台の鮨でなければ…」も三羽さまの朗読のおかげで、語り手の視線の動きを鮮明に感じることができました。語り手の心情や身体を発見し追体験することが、朗読の醍醐味だとつくづく思います(^^)
次回の『小僧の神様』三、実践Aは小僧が勢よく手を延ばすシーンを浮穴さまから。実践Bは小僧が屋台の寿司屋へ入ってくるシーンを田代さまからお願いいたします。皆さまの朗読を楽しみにしています☆
呼吸のしかた、発声のしかたを教わったことってありますか?深く豊かな呼吸とその呼吸に基づいた発声のしかたを学ぶと、心も身体も健康に!ふだんの会話もスピーチも朗読も…コミュニケーションがさらに楽しくなります(^^♪
あなたらしい伸びやかな声が出せるように、そして安定した声が相手に優しく届くように、身体という唯一無二の楽器育てをていねいにご一緒します。お一人お一人のお身体の有りようにしっかりと寄り添えるようセミプライベートレッスン新設です(^^)
NHKカルチャー名古屋教室4月期↓
第2・4水曜日12時15分〜13時(3名限定)
第2・4日曜日15時10分〜16時(2名限定)
とくに水曜は朗読へと繋がるようにご指導しますね。日曜は全5回で、呼吸・発声の基本をお伝えします。春の晴れやかな笑顔にぴったりのステキなお声が身につきますように☆彡
読書のしかたを教わったことってありますか?自己流で読んでいる方がほとんどではないでしょうか。朗読教室は、お仲間とともに一つの作品に向き合っていく中で、豊かな読書のしかたが学べる場です。消耗品でしかなかった一冊の本が、かけがえのない宝物になるかもしれません。読書のしかたがわかると、言葉を味わう力・本質を見抜く目が身についてきます。人間力を養う場といってもいいかもしれません。皆さまとご一緒に成長できる朗読教室の時間…とても幸せなひとときです。皆さま、ありがとうございます(^^)
まもなくNHKカルチャー名古屋教室4月期が始まります。水曜・実践クラスで新しい受講生の方を募集しています。感じて、考えて、豊かに味わう読書を目指します。ワクワクの楽しい時間をどうぞご一緒ください。ステキな笑顔の優しい皆さまがお仲間です(^^♪
音読するとき、言葉たち(活字)は音声化されてほかの誰かに届くことを望んでいるのかどうかを問題としないでいいのか? 今日は日曜朗読サロンの皆さまにもご一緒に考えていただきました。ブログをお読みくださっている皆さまとも共有できたら幸せです。お手紙をくださった児玉さま、ご質問のお返事になるでしょうか(^^♪
音声化されて届くのを望んでいるのは、例えばアナウンス原稿の言葉。例えば演劇や朗読劇、落語etc語り芸といった上演の台本の言葉。音読者が語り手や発話者になれる言葉たちですね。
音声化されてほかの誰かに届くことを望んでいないのは、例えば黙読を前提に創作された小説の言葉。言葉を語る主体=語り手は作品の中にいるので、実際には聴こえませんが音声はすでに活字とともにあるのですね。その音声を奏でる語り手の身体の有りようは、活字として存在している言葉たちが教えてくれます。語り手の身体の有りようを写し取った自分自身の身体を奏でるのが朗読です。語り手の身体を見つけ出すのはたいそう楽しい!知的好奇心を存分に満たしてくれます。そして、語り手の身体を探しているうちに作品受容はどんどん深化していきます。豊かな読書体験ってこのように生まれるのですね。
音声化した結果よりも、音声化の過程が大切なのが朗読です。音声化の過程、すなわち語り手を追体験する朗読者自身の身体の有りようです。朗読教室でご一緒に語り手の身体を発見してまいりましょう!聴き手の皆さまにも、朗読者の身体とその身体によって奏でられる音声を手がかりにして語り手を追体験してほしいと願っています。朗読という読書の本当の喜びを皆さまとご一緒したいと心から願っています(^^)
いつも皆さまの明るい笑顔に大きなパワーを頂戴しています。ありがとうございます!身体という素晴らしい楽器を日頃から大事に育てていてくださる皆さま、とてもステキです(^^♪
皆さまに〈心に響く朗読〉をしていただきたくて、今日も一所懸命お話をしました。皆さまからも貴重なお話をたくさん伺うことができました。心から感謝しています!これからも、小説の朗読は、アナウンスでも語り芸・話芸でもないことをていねいにお伝えてしていきますね。朗読の音声…小説の言葉にふさわしい音声は、語り手を追体験して見つけた身体を奏でればいい。言葉が、語り手のどのような身体から生まれたのか?それを探求することが本当に大切なこと。そして、語り手を追体験する朗読者自身の身体の有りようが、朗読を聴く読者の語り手追体験を助けます(^^)
朗読が、文学受容の深化にどれほど有効な手段であるか…。それを実感している私たちで、読書の重要な一形態である朗読の魅力をしっかりと伝えてまいりましょう!
次回のレッスンは、『小僧の神様』三、実践Aは房子さまからですね。実践Bは二から始めましょう。皆さまの朗読を楽しみにしています☆
今日も皆さまの熱意あふれるお取り組みにいっぱい励ましていただきました。皆さまのお声がさらに力強く育ってきましたね!お一人お一人の楽器のバージョンアップ、たいそう嬉しくて✨
さて今週のレッスンは、火曜も水曜も今日もワクワクの時間です。皆さまから頂戴するいろいろなお言葉を吟味するなかで、〈朗読〉という概念・行為が、皆で共有できるものに練り上げられていきます。〈朗読〉を、皆さまとともに育てていけることに深い喜びを感じながらレッスンを進めております。朗読は、アナウンスでも語り芸・話芸でもなく読書だということを共有して、心に響く朗読を目指してまいりましょう!
『はまべのいす』の6「すなの絵が残りました」の松田さまの朗読には、しっかりと語り手の身体を感じることができましたね✨(さあ一緒にすなの絵を見ようよ!)と誘ってくれる語り手の優しい表情と、その言葉を聴いたひろくんのキラキラ瞳も見えました。朗読を聴いている読者の私も、すなの絵を見に行きたくなりました(^^♪
次回は6を復習したあと7へと進みます。実践Bクラスは佐古さまからですね。皆さまの朗読を楽しみにしています(^^)
今日は、〈語り手〉や〈黙読を前提に創作された小説などの文学作品を音読するときの心構え〉を皆さまとともに確認することができました。さまざまな話し合いも生まれてワクワクの時間でした(^^♪
小説の言葉からは声が聴こえてくるとお話しくださった小野寺さま、その通りですね!語り手の声がそこにありますものね!音読者が文字言語に〈音声を与える〉のは、アナウンス原稿や演劇・朗読劇・語り芸などの台本です。前者はわかりやすく内容が伝わるように、後者は言葉に命を吹き込むように音声化すればいい。それに対して、音読者が文字言語に〈音声を取り戻そうと語り手を追体験する〉のが小説の朗読です。私の靴を脱いで語り手の靴を履く〈エンパシー〉を意識しましょう。私に語り手の音声なんて出せるのかしら…などと気にする必要はまったくありません。朗読は語り芸ではなく、読書なのですから。語り手を追体験することこそが大事。文学受容は確実に深まっていきます(^^)
実践Aでは山田さまと水野さま、実践Bでは小野寺さまと浅井さまの朗読にたくさんの刺激をいただきました。皆さまのご上達がとてもうれしくて!心よりありがとうございます。次回は『小僧の神様』三から始めましょう。芳子さまはじめ皆さまの朗読を楽しみにしています☆
月に一度の豊田レッスン。皆さま、今日も熱心なお取り組みをありがとうございました(^^)🌸いつものように身体という素晴らしい楽器のお手入れをしたあと、音読と言葉についての考察をご一緒に深めました。
音読とは声を出して読むこと。〈文字として存在している言葉〉は、音読されて〈音声を伴った言葉〉となります。ところで…この〈文字として存在している言葉〉には、音読されることを待ち望んでいる言葉と、そうでもない言葉があるように思います。
前者は、未完成の状態の言葉といえるかもしれません。すなわち音読者によって音声表現されて完成する言葉たちです。音読者は、どのように表現するかを自分が考えればいい。音読者であるあなたが語り手になればいい。アナウンス原稿も、演劇・朗読劇・話芸の台本も、昔話や民話なども、ひょっとしたらあなたに表現してもらいたいと思っているかもしれません(^^)
それに対して後者は、音声を伴った言葉としてすでに完成した言葉といえるでしょう。それがたまたま音声を剥奪されて文字として存在しているという状態の言葉です。例えば黙読を前提に創作された小説など文学作品の言葉は、音読者であるあなたに表現されて完成するわけではありません。あなたに語り手になってほしいなどこれっぽっちも思っていない。もうすでに語り手は決まっているのだから。では、音読者にできること許されることはなんでしょうか?それは、音声を剥奪されて文字となった言葉に、もともと持っていた音声を取り戻すことです。語り手を追体験して、言葉が生まれた身体を発見しましょう。そして、語り手の身体と重なった自分の身体を奏でればいい。残念ながら、その音声がそのまま語り手の音声にはなりません。それでいいのです。朗読は語り芸でも話芸でもなく読書なのですから。あなたの奏でる音声は、聴き手に、語り手の身体を想起させることができます。繰り返します。あなたは語り手ではありません。あなたが語り手を追体験することで生まれる音声は、聴き手にも語り手の追体験を促せるかもしれない。それができたら最高の朗読だと思います。そんなお話をいたしました(^^♪
次回は、『はまべのいす』の夕方シーン。登場人物はおじいさんですね。皆さまの朗読を楽しみにしています(^^)
日曜午後の日曜朗読サロン。さまざまなお仕事、さまざまなお立場の皆さまがご受講くださっています。皆さま、いつも楽しい時間をありがとうございます(^^)
今日は、「読み(文学受容)」の自己化についてお話をしました。他人の話を聞くとき自分の聞きたいように聞き、モノを見るとき自分の見たいように見るのと同じように、私たちは小説を読むときも自分の読みたいように読んでしまいがちです。もちろん自分では気づかずに、です。大切なのは自分の靴を脱ぐことでしたね。そして、語り手がどのような靴を履いているのかをじっくりと調べること。何度も何度もテクストと真摯に向き合ううちに語り手がわかってきます。自分一人では難しいかもしれません。でも、ご一緒に取り組むうちにきっとわかってきます。そうしたら、語り手の靴を履いて世界を見てみましょう。エンパシーの能力を磨くのは、やはり読書ですね!
朗読の聴き方についてもお話をしました。「先生の朗読を聴いて、間が大切なのだと学びました」とおっしゃってくださったけれど…そうではないと。語り芸を聴くときのように、表面に現れる間や緩急などを聴いている場合ではないことを繰り返しました。これまでにも、朗読を聴くとき、意識は朗読者にではなく自分に向けるようにとお話ししてきました。わかりづらいでしょうか、なかなか届きません。焦らず慌てず諦めず時間をかけてお話ししていきますね。小説の朗読を聴いて学ぶべきは、自分とは違う作品受容のあり様です。そのために語り手を追体験している朗読者とともに作品世界に行かなければなりません。朗読者との間に壁を作って(朗読者は表現する人で、私はそれを受け取る人)朗読者から与えられて終わりではもったいない。あなたも必死になって語り手を追体験するから、〈朗読を聴くという読書〉が演劇・映画鑑賞を超える自分自身の体験✨となるのです。美術ギャラリーで、絵画を見るのではなく絵画を照らしている照明を見てどうしますか!それと同じ。小説を照らすだけの朗読に焦点を当て、肝心の小説を味わうことを放棄するとは…本末転倒。とても残念です。文学作品の朗読は語り芸ではないという前提を受け入れることができると、豊かな読書が生まれますね。そんなお話をいたしました(^^)
いま取り組んでいる『雪おんな』の朗読を通して、語り手を追体験することを身体で学びましょう ♫ 次回のレッスンは、巳之吉が顔に降りかかる雪で目を覚ますところからですね。皆さまの朗読を楽しみにしています!
昨年11月、岐阜のNHKカルチャーで「月に一度の朗読教室」が始まりました。ご熱心な皆さまとの出逢いに心より感謝しております(^^♪
今日は5回目のレッスンでした。文学作品の朗読は、語り芸ではなく〈読書〉だということを理解してくださって、だからこそ、心に響く豊かな朗読が生まれています。4月からもクラスは継続となりました。皆さま、今後ともどうぞよろしくお願いいたします(^^)
次回は『はまべのいす』の午後のシーンからですね。皆さまの朗読を楽しみにしています!
今日も皆さまの笑顔からたくさんのエネルギーを頂戴しました。幸せな時間をありがとうございます!
いつも皆さまに、朗読するとは語り手を追体験する行為で、もっとも豊かな読書の有り様の一つだとお話ししています。語り手に関するQ&Aを少し(^^)
「語り手って何ですか?」
そうですね、あまり馴染みがありませんよね。私も、小中高の国語の授業で教わったことはありません。大学は文学部とは程遠い学部でしたので、語り手について学んだのは2011年大学院時代。批評理論の講義で〈語り・語り手〉の概念を教わりました。優秀な文学研究者に感謝ですよね!小説を語っている語り手について考えることで、作品受容の可能性を拡大することができる!!胸が踊りました(^^♪
「語り手は作者ですか?」
いいえ。違います。作者は一つ一つの作品にふさわしい語り手を創り出します。設定すると言ってもいいですね。登場人物のひとりを語り手にする場合もあります。『吾輩は猫である』では猫が語り手。一人称小説と呼びます。いま取り組んでいる『小僧の神様』の語り手は登場人物ではありませんね。三人称小説です。
「語り手は私ではないのですか?では私は何ですか?」
あなたは朗読者です。読者の一人で、もちろん語り手ではありません。時々、「この作品の語り手は私だ」と勘違いしている朗読者⁈の朗読⁈に出会います。ご自分が語り手のおつもりですから、どのような作品を朗読⁈しても、どれも同じような印象です。当たり前ですよね、作品が変わっても語り手が変わらないのですから(^^; 朗読者は語り手を追体験することで、かけがえのない読書体験を得ることができます。
今日は『小僧の神様』の〈一〉をご一緒しました。語り手を追体験することで、作品受容がますます深まりましたね(^^) 次回は〈二〉に進みます。鵜飼さまからスタートですね。房子さま、三羽さま、新美さま、直江さま、皆さまの朗読を楽しみにしています!
*** *** ***
★ 朝日新聞の2月18日東海柳壇に田代ふうさまの作品が掲載されました(^^♪ 【薬缶の内側は聖域ですから朝洗う】
★ 今日のNHKドラマ10『ドリームチーム』最終回に川瀬幸恵さまがご出演!再放送は3月17(水)01:19〜02:02です(^^)
昨年の11月に引き継がせていただいた毎日カルチャーの朗読教室。少しずつ皆さまのお名前も頭に入ってきました 。素敵な皆さまとご一緒できるのがとても楽しみです ♫
皆さまには先ず、ご自分の身体を〈音声を奏でる楽器〉として意識していただきたいと思いました。3ヶ月が経ち、お声の魅力がさらに増してきましたね!うれしい限りです(^^♪
『はまべのいす』をテキストにして、語り手に寄り添うこと・語り手を追体験することを学んでくださっています。自分ではない他者としての語り手の身体や心情を懸命に考えることで、言葉の…ひいては感性・知性のアップデートを図ってまいりましょう!12時30分クラスにお一人、14時クラスにお二人の方がご復帰されました。どうぞ宜しくお願いいたします(^^)
次回は、語り手が砂の絵を見て歩くシーンからですね。皆さまの朗読を楽しみにしています!
皆さまの笑顔と会えるレッスンは私の宝物の時間です✨
先日の文学賞味会について、さまざまなお言葉をいただきました。心よりありがとうございます!
文学作品の朗読を聴くとき、私たちは音声を取り戻した言葉を耳からインプットします。それは、映画や演劇・語り芸・ドラマリーディング・朗読劇などを見る場で聴くのと同じように感じるかもしれませんが、ずいぶん別のものです。後者は出来上がったものを受け取り完了しますが、前者はインプットした後に脳内でアウトプットをしてようやく出来上がり完了する〈読書〉です。その違いを、これからもていねいにお伝えしていきたいと思っています。どうかあせらず慌てずお付き合いくださいませ☆
水曜クラスで読み深めている志賀直哉の『小僧の神様』。多くの作家や批評家たちが志賀を「小説の神様」と呼びました。どうしてか…がだんだんとわかってきましたね(^^♪
10日のレッスンで〈二〉まで読み進みました。〈一〉と〈二〉は、仙吉にとっての起承転結「起」に当たります。「承」の仙吉の姿、勢いよく手を延ばし鮪の寿司をつまみあげる姿へとつながるように、語り手は読者を見事に引っ張っていってくれますね!どんな意図を持って語っているのかを汲み取って、活字に身体を取り戻してまいりましょう♫ 次回は山田さま、かおるさまからスタートですね。皆さまのご発表を楽しみにしています(^^)
今日、たくさんの皆さまのお力で文学賞味会を開催することができました(*^^*)
心よりありがとうございました!
感謝の気持ちいっぱいに、今からまた精進してまいります!!
19日の中日新聞朝刊(地域によっては20日)で文学賞味会を取り上げていただきました(^^)
素敵な記事のおかげで、たくさんのお申し込みを頂戴しました。心よりありがとうございます。すぐに満席となり、20日の昼以降はキャンセル待ちをお願いしています。コロナ感染予防のため席数を増やせなくて…本当にごめんなさい。
皆さまとご一緒に「雪おんな」の作品世界へと旅する今年の文学賞味会。とても楽しみです(^^♪
コロナ禍のいま、文学賞味会 2021のご案内ができますこと…心より嬉しく有難く思っています。5/Rホールを新たに引き継がれた大竹さまのあたたかい応援、音楽を担当してくださる宗川さま・解説を担当してくださる高田先生のご快諾、そして✨いつも笑顔でご参加くださる皆さまのご厚意で開催することができます。本当にありがとうございます!朗読する時もマスク着用してがんばります(^^)
豊かな時間をご一緒しましょう。知性感性をブラッシュアップするひと時です。2月28日、今から待ち遠しいです(^^♪
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文学賞味会 2021〜聴くという読書のかたち〜
★小泉八雲 作「雪おんな」(新潮文庫の訳を参考にさせていただき新たに翻訳いたしました)
★2021年2月28日(日)第1部13時00分〜・第2部15時30分〜(ともに20分前開場)
★5/Rホール(地下鉄&JR 千種駅より徒歩2分)☎︎052-784-4888
★チケット【要予約】一般3500円 学生2000円 (第1部のチケットはキャンセル待ちとなります。コロナ感染防止のため参加人数を制限しております、ご了承ください)
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優れた文学作品を、〈解説〉と〈音楽&朗読〉と〈アフタートーク〉で豊かに味わう文学賞味会。朗読者とともに作品世界を旅する格別の時空間…✨
作品の魅力を鮮やかに開示する高田映介先生の解説で旅支度を整えて、様々な景色や心情と出逢う旅へとご一緒に出かけましょう。宗川諭理夫さん作曲・ヴァイオリン演奏の唯一無二の上質な音楽が旅のパートナーです。アフタートークでは、作品世界を和やかに振り返ります。一期一会の文学体験をどうぞご一緒ください。
最近、福岡のマサラキッチンというカレー屋さんが始めた〈黙食〉の店内貼紙。大賛成です!
飲食店を覗くと…マスクを取った状態での会話がコロナ感染のリスク大とわかっているにも拘わらず、マスク着用せずお喋りしている人たちが一定数目に入ってきて…。外食産業を応援したいと思っても、これまでは、なかなか店内での飲食利用ができませんでした。でもこれから黙食が当たり前になれば、安心して外食できます!
いまのコロナ禍にあっては黙食万歳ですね。もちろん、黙って食べるのも話すたびにマスクを付けるのも楽しいことではありません。だからこそ励ましあって✨がんばって乗り越えましょう (^^♪
お健やかに新しい年をお迎えのことと存じます✨
皆さまにあたたかくお励ましいただいて、昨年も一所懸命がんばることができました。心よりありがとうございました (^^)✨
今年もワクワクの一日一日を大切に積み重ねて、皆さまとご一緒に心豊かな一年を楽しみたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます 。
コロナが一日も早く収束し、安心して笑顔の言葉を交わせる日常が始まりますように☆彡