8月第2週レッスン

日曜サロン；凄まじい暑さをしばし忘れて、ラフカディオ・ハーンの『雪おんな』に取り組みました。巳之吉が、油断したリラックスした身体を怖ろしい記憶にときおり硬らせながら語るシーンです。前半は、そのような巳之吉を見ながら語り手自身が語り、最後は巳之吉本人に語らせる。この受け渡し、絶妙ですね！記憶を遡り18歳のときと今現在を行き来しながら、また、自分自身とお雪との間を行き来しながら語る巳之吉に、皆さまよく寄り添って追体験してくださいました。聴きながらドキドキの体験ができました。ありがとうございました(^^) 

次回、いよいよお雪は〈雪おんな〉としての自分と出逢います。身体が崩壊するような彼女の体験を追体験します。ここでしかできない体験ですね。語り手は彼女をどのような眼差しで見守るのか…皆さまの朗読を楽しみにしています☆

木曜レッスン；12時30分からのクラスでは、オリンピックの感想や朗読への思いをお話しいただきました。思いも及ばない原さまの着眼点！と皆さまのご意見等々お聞かせいただき刺激的な時間でした。ありがとうございました(^^)

朗読は、おじいさんの登場シーンから始めました。語り手を辿って景色をしっかり見てしっかり感じて朗読してくださいましたね！嬉しく一緒に語り手の追体験ができました✨次回12時30分クラスの皆さまは、お兄さんのシーンから。14時クラスの皆さまは、9番から。一息の豊かさを意識する練習になりますね、皆さまの朗読を楽しみにしています(^^♪