2017年10月7日土曜日

聴き手と朗読者とで作品世界を創ります♫

朗読マダム&ムッシュの皆さま、『文学賞味会2017』で
様々な発見をしてくださったようで大変嬉しいです!

以前、じっくり「刺青」に取り組んだご経験をお持ちの
朗読マダムは、「登場人物である清吉と娘を、台詞だけ
で表現しようとするよりも、語り手の語りで見せていく
のですね!」と、語り手の語りを、丁寧に表現すること
が如何に有効かを実感して下さったようです(^^)

情景や、語り手・登場人物の表情を、心のスクリーンに
描きながら聴いて下さった朗読マダムや朗読ムッシュの
皆さまのご感想を伺うと、ご一緒に歩んできたこれまで
の時間が輝くような嬉しさに、胸がいっぱいになります。

誰もが当たり前のように「自分は聴けている」と思って
いるけれど、聴くことを鍛える中で、聴けていない自分
に気づきます。自分は聴けていないのかも…と思えると、
だんだん聴く力がついてきます。聴けていると確信して
聴いていては、本当に聴けている状態には近づけないの
でしょう。感じ取ろうと思って聴き続けて、(それでも
時間はかかるけれど)右脳を使う聴き方ができるように
なってきます。すると、さらに朗読を楽しめますよ♫

文学賞味会は参加して頂く会です。能動的に聴いて頂き、
作品世界を完成させる喜びを味わってくださいませ(^^)
ふさわしい映像を描いて頂けるように、ふさわしい感情
を追体験して頂けるように、精進して参ります!!

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