「朗読を始めて、本の読み方が変わりました♪」
朗読マダムが素敵な笑顔でお話しくださいます。今までは
ザッと読んでおしまいの〈読み流す〉読み方だったのが、
しっかり味わって読めるようになりました、と。
読書にも、娯楽や暇つぶしの読書と、自分を成長・成熟
させてくれる、本が血肉となる読書があるのですね。
私たちは小説を読むことで、自分とは違う人生を生きる
ことが出来ます。他者を生きることで、他者の感情を知る
ことが出来る…それも、情報として頭で知るだけでなく、
自分のものとして味わうことが出来ます。現在の自分の
ままでは、簡単に納得できない心情があるかもしれません
が、じっくり丁寧に向かい合うならば、他者への理解が
深まります。それが、人間としての成長や成熟なのだろう
と思います。朗読は、頭と心と身体で存分に味わう読書、
独善的にならない読書へと、私たちを導いてくれます。
朗読に出逢えたことに、心から感謝しています(^^)
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