2017年12月18日月曜日

アーノルド・ローベルさん作「お手紙」の朗読

「お手紙」という作品(アーノルド・ローベルさん作・
みきたくさん訳)を朗読しています。主な登場人物は、
かえるくんと、がまくんです。2人の会話で進むシーンが
多いのです。そのようなシーンで、語り手は、「かえる
くんが、言いました」とか、「がまくんが、言いました」
とか……言葉少なく語るだけです。「かえるくんが」や
「がまくんが」と、朗読する音は、語り手の、がまくんや
かえるくんに対する、どのような眼差しを反映させている
のか?「言いました」をどのような表情で声に出すのか?
語り手の言葉数が少ないぶん、一音一音が、とても効果的
に響きます。語り手は、がまくんとかえるくんを、暖かく
見守っています。そして、聴き手に向ける表情は、とても
豊かです。というか、豊かなほうが魅力的です。語り手の
語る様子を、想像してみましょう!聴き手の表情の変化も
一緒にイメージすると…朗読の良きヒントになります(^^)

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