2017年12月17日日曜日

カズオ・イシグロさんの講演

今月7日、スウェーデン・アカデミーで行われた記念講演
のタイトルは、「私の二十世紀の夕べーそしていくつかの
ささやかな発見」。新聞は「私にとって大切なのは物語が
感情を伝えることであり、国境や分断を超えて人間が共有
するものに訴えかけるということだ」「困難な環境を乗り
越えるとき、文学がとくに重要だと信じる」といった言葉
を掲載し、未来が不確実な中で、文学が形式にとらわれず
さまざまな声を反映して多様性を確保する大切さを訴えた
と報じています。文学は大きな力を持ち得ると、わたしも
信じています。志高く創作された作品を、朗読を介在させ
た読書で、深く、ていねいに、味わいたいですね(^^)

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