2017年12月22日金曜日

文学作品を輝かせる(^^)

「平面の世界を、立ち上がらせるのが朗読ですか?」と
熱心に取り組んで下さっている朗読マダムから、ご質問
がありました。文学作品は、私にとっては二次元の世界
ではないのです。紙面の中にもうすでに四次元の世界が
存在しています。ですから、「立ち上がらせる」という
言葉に、なんだか違和感があるのです…。四次元の作品
世界を、いろいろな角度から、時間をかけてていねいに
眺めてみて、作品の魅力を誰よりも感じて、その上で、
作品をより輝かせるには、どのように見せるのが、最も
効果的かを考え音を創っていく、言葉にふさわしい音を
吟味して与えていく……それが朗読だと考えています。
とてもやりがいのある、素敵な創作ジャンルです(^^)

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