2022年12月30日金曜日

今年もありがとうございました!

 今年も、皆さまとご一緒に朗読の道を歩くことができて、心弾むうれしい1年でした♬
皆さま、本当にありがとうございました(^^)

「朗読って朗読者の音声表現ですか?」

という問いに対して、何を朗読するのかという前提を無視しないようにと言い続けた1年だったように思います。

音声で聴き手に届く文字列…例えば朗読劇(一人でも複数名でも)の台本やアナウンス原稿を朗読するならば、朗読は、朗読者の音声表現です。

でも、小説は文字で読者に届くもの。音声で届く類いのものではありません。小説の朗読は、〈語り手〉を理解した読者が〈語り手〉を追体験する行為です。小説の朗読では、朗読者は自分の靴を脱いで〈語り手〉の靴を履きます。その意味で、朗読者が自分の靴を履いて行う音声表現とは真逆かもしれません。

小説を豊かに味わう進化系朗読を、皆さまとご一緒したいと願っています。新しい年も一歩一歩前に進んでいきます!皆さま、どうぞよろしくお願いいたします(^^♪

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