2018年8月30日木曜日

豊田の朗読マダムが京都へお引越し♬

豊田朗読研究会エースの朗読マダムが、しばらく名古屋を
離れるということで、暖かいメッセージを送ってください
ました。一部ですが、ご紹介させていただきます(^^)

……(前略)
約10年間、ご指導頂きありがとうございました。ちゃんと
鍛えていればいつまでも若い声を保てるのですね。それは
私の望みです。おばあちゃんになって、顔のシワや体型は
無理でも声だけは若くいられたらなぁって思います。京都
に行っても朗読を続けていけたらと思っています。
豊田朗読研究会のメンバーの方達は、皆さん本当に素敵な
良い方ばかりで、月1回でしたが本当に楽しかったです。
最初は自分が声を出す事の楽しさを感じて通っていました
が、大先輩の落ち着きのある朗読や個性的な朗読、そして
、どんどん上手になっていかれる方の朗読など、聴くこと
の楽しさも知りました。
(後略)……

いい声はいい姿勢から生まれます。今のお声と姿勢を維持
され、京都でも美しく輝いてくださることでしょう✨

素敵な仲間がいるって素晴らしく幸せなことですね(*^^*)
豊田朗読研究会の朗読マダムの皆さまとともに、ご復帰の
日を楽しみにお待ちしたいと思います(^o^)/

2018年8月27日月曜日

まずは読みを深めること(^^)

朗読マダム&ムッシュの皆さまが、しっかりと考えてから
、言葉に声を与えてくださっていることに感動します✨

朗読は自分の読みを朗かにする行為です。それを意識する
か否かは別にしても、朗読すればどんな読みをしているか
は自ずと朗かになりますね。まず豊かな文学受容があって
、その受容=読みを他者と共有したい、という思いが朗読
につながると素敵ですね(^^)

2018年8月25日土曜日

稲垣僚祐ひとり芝居「中村仲蔵」 G/PITにて

以前、大雪のなか開催した朗読サロンでたいへんお世話に
なった稲垣僚祐さんのひとり芝居を拝見してきました(^^)
気持ちと身体が決まれば自ずと声も決まりますね。
創意工夫に満ちた見事な舞台でした。明日までです!!

8月25日17時〜、20時〜
8月26日11時〜、14時〜、17時〜
会場は、伏見のオリオン座からまっすぐのG/PITさん♬

2018年8月24日金曜日

スピーチの時間(^^)

今週水曜日と金曜日の朗読クラスで、スピーチを聞かせて
いただきました。声の表情も身体の表情も豊かで、とても
素敵なスピーチが並びました✨

「あなたの心情に寄り添えるように語ってほしい」のだと
リクエストをいたしました。性別も年齢も環境も超えて、
心情を分かち合うこと、分かち合えることって素晴らしい
と、しみじみと感じました。

朗読とスピーチはリンクしているのですね、朗読の上達と
ともにスピーチもさらに上達されて嬉しいかぎりです(^^)
朗読マダム&ムッシュの皆さま、豊かな時間を誠に有難う
ございました。

2018年8月21日火曜日

語り手理解から小説の朗読は始まります(^^♪

9月30日『文学賞味会2018』で解説とトークをお願いして
いる細谷博先生と打ち合わせをさせていただきました(^^)
当初は、アフタートークのみをお願いしておりましたが、
二葉亭四迷の名訳「あひヾき」の解説までお願いすること
となりました。快くお引き受けくださって、感謝の気持ち
で胸がいっぱいです!

小説を朗読する際もっとも大切なことの1つは、語り手を
理解すること。二葉亭四迷の名訳「あひヾき」と、ロシア
文学研究の高田映介先生に訳していただいた文章、そして
工藤精一郎さん訳の「あひヾき」を比較しながら、語り手
の理解に努める毎日です。

二葉亭の名訳「あひヾき」は、細谷博先生による作品解説
を聴くというかたちで。そして今回の文学賞味会に向けて
新たに用意した「あひヾき」は、朗読と音楽を聴くという
かたちで、どうぞご一緒ください。『文学賞味会2018』が
、先人の残してくれた宝物のような作品を豊かに味わう場
、より能動的な読書を促す場になることを願い、ベストを
尽くしたいと思います(^^♪

2018年8月12日日曜日

『文学賞味会2018』ではツルゲーネフの「あひヾき」を取り上げます(^^)

ロシア文学が、文字に書かれたものとしてこの世に現れた
のは今から1000年ほど前だと研究されています。もちろん
中国、日本やイギリスに比べても、ロシアの文学は若い。
それが19世紀には、プーシキンやゴーゴリ、ツルゲーネフ
、ドストエフスキー、トルストイといったビッグネームと
ともに、世界文学の最高峰と言われるようになりました✨

さて、日本の近代文学が生まれ育つためにも、ロシア文学
は必要でした。ツルゲーネフの作品があればこそ、二葉亭
は、名訳「あひヾき」を完成させ、言文一致を成し遂げる
ことができたのです。日本文学史上においても大きな役割
を果たしたこの作品を、この秋の文学賞味会で取り上げる
ことができて本当に嬉しく、感謝しています(^^)

第1部は、二葉亭四迷の名訳の解説です。
名訳と言われる所以は?江戸から明治初年までの人たちが
持っていた人情本の素養とは?等々、細谷博先生のお話が
今からとてもとても楽しみです(^^♪
第2部では、二葉亭四迷の名訳を尊重しつつ、彼が翻訳の
際にあまり意識していなかったであろう、「あひヾき」の
語り手を大事にした新訳をテキストにして朗読します。
ツルゲーネフの、「あひヾき」を含む『猟人日記』という
連作短編集が、ロシア文学の中でどれほど画期的な作品で
あったのかをふまえて、ツルゲーネフが言葉で創り上げた
作品世界を皆さまと共有できますように☆彡

2018年8月8日水曜日

『文学賞味会2018』に向けて張りきっています(^^)

「仕事が忙しいのを言い訳にして、久しく文学から離れて
ましたが、ここ数年、年に一度の『文学賞味会』を楽しみ
にしています。文学に親しむ習慣ができて、生活に潤いが
生まれたようです。今年はツルゲーネフですね!ロシアの
文学はよく知りませんので、とても楽しみです!!」
と、なんとも嬉しい有難いお言葉を頂戴しました(*^^*)

今回、第1部では、二葉亭四迷の名訳「あひヾき」を解説
というかたちで、第2部では、ツルゲーネフが創り上げた
作品世界をより忠実に翻訳した「あひヾき」を朗読という
かたちで、美味しく味わって頂きたいと思っております。
明治から平成のいまにかけて、いかに言葉が変わったのか
も見えてきて、「あゝ明治150年なんだ…」としみじみ
感じて頂く時間になりそうです。二葉亭四迷の名訳解説を
お願いした細谷博先生は、文学愛あふれる情熱的な素敵な
先生です。私も、細谷先生に負けない情熱をもって、才能
いっぱいの音楽家・宗川諭理夫さまのお力をお借りして、
ツルゲーネフの「あひヾき」を輝かせる所存です(o^^o)

2018年8月3日金曜日

「あひヾき」短くてややこしくなくて素敵な作品です(^^)

ロシア文学といえば、長くてややこしくて難しいイメージ
がある…そうおっしゃる方が多いかもしれません(・・;)
ドストエフスキーの『罪と罰』『白痴』や、トルストイの
『戦争と平和』『アンナ・カレーニナ』等々。たしかに、
長くて登場人物の名前はややこしくて難しい。そのような
作品が並ぶロシア文学の世界に、短くて楽しく読める作品
を引っさげ、ツルゲーネフは鮮やかにデビューしました🎵
ツルゲーネフのデビュー作であり出世作『猟人日記』は、
22編(のちに3編追加)からなる連作短編集。そのうちの
1編が今回文学賞味会で取り上げる「あひヾき」です(^^)




2018年8月1日水曜日

『文学賞味会2018』のフライヤーです(^^)



『文学賞味会2018〜さまざまな読書のかたち〜』
演劇や映像の世界で活躍されている山内崇裕さまに
フライヤーを作って頂きました(^^)
この秋、生誕200年を迎えるイワン・ツルゲーネフと
たくさんの方が出逢ってくださいますように☆彡