今月はお盆休みがありましたので…昨日は久しぶりにNHKカルチャー朗読教室 実践クラスの皆さまとお会いすることができました(^^♪
皆さまのお元気な笑顔✨を拝見できて本当に嬉しい1日でした♬ コロナ禍の中にあって、どうしても人との関わりが薄れてきています。万全の対策を講じながら、皆さまとご一緒できる貴重な時間を、より意義あるものにしていきたいと思っています。
まだまだ酷暑が続くようですね、くれぐれもご自愛くださいますように(^^)
2020年8月27日木曜日
2020年8月13日木曜日
アルチュール・ランボー『イリュミナシオン』から「神秘的」
土手の傾斜で、天使たちが、鋼鉄とエメラルドの草むらの中、羊毛のドレスの裾を翻す。
炎の草原は、丸い丘の頂上まで駆け上る。左手の尾根の腐植土は、あらゆる殺人とあらゆる戦闘で踏みにじられて、その稜線はあらゆる災いの物音で描かれる。右手の尾根の背後には東方の進歩のLINE。
そして画の上のほうにある帯が、海の牙貝と人間の夜が織り成す苦しく息詰まるざわめきから造られる。その間に、
星々と、夜と、その他さまざまな華やかさが、土手の正面にいる我々の顔のすぐそばに花籠のように舞い降りて、匂い立つ蒼き深淵を創り出す。
炎の草原は、丸い丘の頂上まで駆け上る。左手の尾根の腐植土は、あらゆる殺人とあらゆる戦闘で踏みにじられて、その稜線はあらゆる災いの物音で描かれる。右手の尾根の背後には東方の進歩のLINE。
そして画の上のほうにある帯が、海の牙貝と人間の夜が織り成す苦しく息詰まるざわめきから造られる。その間に、
星々と、夜と、その他さまざまな華やかさが、土手の正面にいる我々の顔のすぐそばに花籠のように舞い降りて、匂い立つ蒼き深淵を創り出す。
2020年8月8日土曜日
アルチュール・ランボー『イリュミナシオン』から「夜明け」
馬場駿吉先生とコラボさせていただく日がようやく定まりました。10月31日夕方から揚輝荘にて。二転三転して本当にようやくです。馬場先生そして関わってくださった皆さまに心から感謝申し上げます。ベストを尽くします!
私なりの日本語訳を ↓ (^^♪
僕は夏の夜明けを抱きしめた。 宮殿の正面ではまだ何も動いていなかった。水は死んでいた。森の道に連なる影の野営地を歩いた。生き生きと暖かな息吹を呼び覚ましながら。すると、宝石たちが目を見張った、翼が音もなく起き上がった。
最初の出来事は、爽やかな青い光に満ちた小道で一輪の花が僕に名を告げたことだ。
僕は滝に向かって笑ってみせた、そいつは樅の木を透かして髪を振り乱した。銀色に輝く梢に、僕は女神の姿を見た。 そこで僕は、一枚ずつ彼女のヴェールを取っていった。並木の中で、腕を振って。平地へ降りると彼女を雄鶏に密告した。大都市へ来ると、彼女は鐘楼とドームの間を逃げ回った、僕は大理石の河岸を乞食のように駆けて彼女を追いかけた。
道を登りつめた月の森の近くで、ヴェールを集めて彼女を包んでやった。僕はわずかに大きな肉体を感じた。夜明けと子供は森の麓へ転げ落ちた。 目が覚めると、正午だった。
私なりの日本語訳を ↓ (^^♪
僕は夏の夜明けを抱きしめた。 宮殿の正面ではまだ何も動いていなかった。水は死んでいた。森の道に連なる影の野営地を歩いた。生き生きと暖かな息吹を呼び覚ましながら。すると、宝石たちが目を見張った、翼が音もなく起き上がった。
最初の出来事は、爽やかな青い光に満ちた小道で一輪の花が僕に名を告げたことだ。
僕は滝に向かって笑ってみせた、そいつは樅の木を透かして髪を振り乱した。銀色に輝く梢に、僕は女神の姿を見た。 そこで僕は、一枚ずつ彼女のヴェールを取っていった。並木の中で、腕を振って。平地へ降りると彼女を雄鶏に密告した。大都市へ来ると、彼女は鐘楼とドームの間を逃げ回った、僕は大理石の河岸を乞食のように駆けて彼女を追いかけた。
道を登りつめた月の森の近くで、ヴェールを集めて彼女を包んでやった。僕はわずかに大きな肉体を感じた。夜明けと子供は森の麓へ転げ落ちた。 目が覚めると、正午だった。
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