2020年5月27日水曜日

チャンスと捉えて…(^^♪

マスクが欠かせない毎日です。話すこともなるべく控える
ニューノーマルの日々では、マスクに覆われない目の表情
がとても大事になってきます。そう、コミュニケーション
を取るため目で語らねばなりません。これがたいへん良い
練習となります(^^)

思い出してください。レッスンの際、眼輪筋や小頬骨筋を
しなやかに動かせるよう、トレーニングしてきましたね!
さあ!毎日の実践で表情筋を意識するチャンスです(^^♪

2020年5月15日金曜日

カルチャーセンター朗読教室の皆さまへ✨

皆さま その後お変わりございませんか?
きっと…体操や朝のお散歩、おうちの中でのウォーキング
、畑やお庭での作業等々でお身体を動かしながらお健やか
にお過ごしのことと存じます。
ようやく!朗読教室再開の日が見え始めました(^^♪
おそらく来月の第1週目から再開できそうです‼️
まだ心配だと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
どうぞご自身のペースで再開させてくださいませ(^^)

もうすぐ皆さまにお会いできると思うと心が弾みます✨
どうかご油断なく引き続きウィルス飛沫にお気をつけて、
楽しく一日一日をお過ごしくださいますように☆彡

2020年5月12日火曜日

前回の続きを(^^♪ 『雪おんな』朗読のヒント

前回に引き続き『雪おんな』のラストシーンです(^^)↓

「それは、あたしーあたしーあたしなの!  この雪だったのです!  あのとき、わたしは、もしあなたがそのことをひと言でも洩らしたら殺す、と申しました!…(後略)」

お雪(雪おんな)にふさわしい音は見つかりましたか?

一つ目の「あたし」も、二つ目の「あたし」も、三つ目の「あたし」も、四つ目の「この雪だったのです」も、さらには次の「あのとき、わたしは、もしあなたがそのことをひと言でも洩らしたら殺す、と申しました」までも、すべてを〈なんで言っちゃったのよ!〉等の怒りの表現だけで通せるものでしょうか…激しさをただ増していく表現では、お雪(雪おんな)の心情に寄り添うことは難しいだろう思います。すべてが巳之吉を責める音・詰る音ならば、それはお雪(雪おんな)を一つの行動…巳之吉を殺す、という行動へと導きかねません。語り手の描写に即して、お雪(雪おんな)になりきって動いてみましょう。 目の前には巳之吉の顔がありますが、それは最初からお雪(雪おんな)の目に映っているのでしょうか?そうでないならば、どの辺りから目に入るのでしょう。巳之吉の表情も刻々と変化するはずです。
一つ目の「あたし」は、反射的に動いた身体から自然に身体の外に出る音、二つ目は、自分の言葉に促されて、自分が雪おんなであることをあらためて認識したときに出てくる音、そして三つ目は、自分がまさに雪おんなであることに絶望して漏れ出た音だと、私は思いました。そしてその後、ようやく巳之吉と対峙し、彼の眼に映る自分を見ながら「この雪だったのです」と伝えるひと言からは、絶望にさらに悲しみであったり痛みであったり…が加わった音声が聞こえてこないでしょうか?
お雪の身体の有りようも、その身体を奏でる心情も徐々に変容していくのですから、音質はすべて変わるはず。想像力でお雪を生きることで、見えてくるものは数多くありますね。(同じ言葉が並んでいるから変えておこうと、例えば…一つ目は弱く、二つ目は高く等々、表面的な音声を操作する、なんていうのはもっての外です💦)
もちろん作品受容はいろいろです。あなたが選び抜いたふさわしいと思う音を聴かせてほしいのです☆

優れた文学作品は、さまざまな受容を許容してくれる。だからこそ、朗読も芸術となり得るし面白いのですね。
フィクションの世界に逃げるのではなく、フィクションの世界に身を置くことで自分を成長させることができるから文学に惹かれます。そして、文学を豊かに鑑賞する有意義な手段となる朗読に、心底、惹かれています(^^)

2020年5月3日日曜日

朗読ライフ(^^)

心に響く朗読に必要なのは何でしょう?
言わずもがな魅力的な文学作品です。作家が生命をかけて創作した作品。朗読者は、語り手の語る言葉や登場人物の発話の言葉にふさわしい音声を見つけ出すため、試行錯誤し、悪戦苦闘し、挫折感と達成感を繰り返し味わいます。
その過程こそ、朗読者にとってのかけがえのない読書体験であり、深い作品受容へと至る色彩あふれる道のりです。
作品受容の豊かさは、心に響く朗読を支えてくれます(^^)

例えば、小泉八雲・作「雪おんな」(新潮文庫)のラストシーンで考えてみましょうか。お雪(雪おんなの化身)の台詞を抜粋してみました ↓

「それは、あたしーあたしーあたしなの!  この雪だったのです!  あのとき、わたしは、もしあなたがそのことをひと言でも洩らしたら殺す、と申しました!…(後略)」

さあ、ふさわしい音声を探してみてください。
小説(朗読)の台詞と、戯曲(芝居)の台詞との違いについても、ぜひこの機会に考えてみましょう(^^♪

2020年5月1日金曜日

5月になりました✨

皆さま お元気でいらっしゃいますか?

緊急事態宣言が出ている中、医療関係者の皆さまをはじめ
とする社会を支えてくださっている多くの皆さま、 本当に
ありがとうございます。心より感謝申し上げます。

私たちにできることは、感染しないこと、させないこと。
今回のウイルスの怖しいのは、感染していても症状のない
人が感染を広げてしまうことです。たとえ症状がなくても
マスクをいたしましょう。マスクをしていても、他人との
距離をとりましょう。マスクをしていても、咳をするとき
には咳エチケットを意識し、大声を出してお喋りするのは
、いまは控えましょう。小さくても届く声の出番です。

皆さま くれぐれもお身体おいといくださいますように!
いつも通り、明るく笑顔で過ごしましょう!
安心してお会いできる日を楽しみにしております(^o^)/