2018年9月30日日曜日

ありがとうございました✨

本日は、大型の台風が近づくなかでしたが、おかげさまで
文学賞味会を開催することができました。
お越しくださった皆さま、無事にご帰宅されましたか?
どうか何事もなくおうちにいてくださいますように☆
心よりありがとうございました。嵐の日にご一緒したこと
、一生の思い出です。
遠方のためいらっしゃれなかった皆さま、せっかくご予定
くださっていたのに、たいへん申し訳ないことでした。
風が凄まじくなってきました。皆さま、どうかご無事で☆

文学賞味会については、あらためて書きたいと思います。
関わってくださったすべての皆さまに感謝深謝です!

2018年9月24日月曜日

『文学賞味会2018』がいよいよ近づいてきました(^^)

『文学賞味会2018』がいよいよ近づいてきました。今日は
5/Rホールの伊藤さまとの最終打ち合わせでした。いつも
たいへんお世話になり感謝しておりますm(__)m

文学作品の朗読は、能動的な読書を促すための1つの手段
だと考えています。朗読を完成させてくださるのは聴き手
の皆さまです。五感が研ぎ澄まされるような素敵なホール
で、皆さまとご一緒に読書を楽しめる9月30日を、とても
楽しみにしております(*^^*)✨
どうぞお気をつけていらしてください☆彡

2018年9月15日土曜日

聴くという読書のかたち☆

明治半ば…小説の誕生とともに、黙読という読書スタイル
が生まれ定着し主流となっていきました。今となっては、
読書といえば黙読ですね。文学作品を〈自分のペース〉で
読み進めていくのが当たり前となっています。もちろん、
黙読には良い面が多々あるのですが、他者の読みに触れる
ことができないという弱点も孕んでいます。そこで朗読の
登場です。朗読といっても、明治初年までに主流であった
〈上手に読み上げる〉のを良しとするような朗読ではなく
自分の読みを反映させる〈文学批評〉の側面を持つような
新しい朗読を意識することが大切だと考えています(^^)

読書に朗読を介在させることで、これまでの、黙読・音読
といった読書スタイルに加えて、朗読を聴くという新たな
読書スタイルが生まれます。朗読者との共同読書スタイル
です。〈聴く読書〉では、自分のペースではなく、朗読者
のペースで作品を読んでいくことになります。早く次へと
読み進めたくても、朗読者が立ち止まる(間をとる・速度
を緩める)ときには、待たされることになります。そこに
、しっかりと見てほしいものや、聞いてほしい音、感じて
ほしい心情等々があるから、朗読者は、さぁ一緒に味わい
ましょうとお誘いするのですね(*^^*)
自分のペースではなく、朗読者のペースで読書をすると、
自分だけで読んでいたときには出逢えなかった〈何か〉に
出逢えるかもしれません。そんな朗読がしたい、と願って
います。精進の日々です。張りきってまいります(o^^o)

2018年9月13日木曜日

名鉄カルチャーのレッスン報告(^^)

優れた作品の中には優れた語り手がいて〈言葉〉で豊かな
作品世界を創り上げています。語り手の思いを汲み取って
、その語りにふさわしい音を与えることができたならば、
〈朗読〉で作品は輝きますね(*^^*)✨

今日の名鉄カルチャーのレッスンは、数回かけてご一緒に
読みを深めてきた児童文学作品の朗読発表でした。
朗読マダムの皆さまが、作品を輝かせてくださいました✨
いっそう作品が好きになりました🎵感謝いたします(^^)

2018年9月11日火曜日

セミプライベートレッスンの1日♬

昨日は、セミプライベートレッスンが2クラス♬

ただ上手に読み上げることを超えて、一つ一つの言葉に、
吟味した音を与えて、それを積み重ねていきます。
どのような音がふさわしいのだろうか?考えながら読み
を深めるうちに、それぞれのシーンのイメージが明確に
なってきます。その時点では、幾つかの音が候補として
挙がりますが、その中で、どの音を選ぶのが最も効果的
だろうかと考えて、これ!という音を決めていきます。
朗読マダム&ムッシュの皆さまの一連の歩みに寄り添い
、ふんわりと伴走することを心がけています(^^)

朗読は、とても豊かで楽しい創作活動だと、あらためて
感じたレッスンでした。感謝です♡

2018年9月5日水曜日

川上弘美さんの「神様」の朗読

付き合えば付き合うほど…奥の深い、とても豊かな作品だ
と思わせてくれます。研究Ⅱクラスの読書家の朗読マダム
がお持ちくださいました。感謝申し上げます(^^)

最初は、「くまにさそわれて散歩に出る」です。吃驚!
〈わたしの住まいの三つ隣305号室に、雄の成熟したくま
が引っ越してきた〉ことをまず受け入れねばなりません。
そういう世界なのです。くまのような男ではないのです。
そして、くまと散歩するのが自然な土地柄(ムーミン谷
のような)とも違うのです。

語り手は〈わたし〉です。〈わたし〉の発話は「では」
だけです。〈わたし〉は、くまについて語りますが、
その語りぶりから〈わたし〉が透けて見えてきます。
〈わたし〉は男なのか、女なのか、いったいどんな人物
なのか……について語ることで、私たち自身の考え方、
ものの見方が顕になってきます。面白いですね、優れた
文学作品は、自分を知る機会を与えてくれます。

2018年9月3日月曜日

『文学賞味会2018』(9月30日)に向けて楽しくがんばっています(^^)


午後の部のお申し込みがいっぱいになりました。
心よりありがとうございますm(__)m
http://www.five-r.jp/hall/view/1885

午前の部(11時〜)の受付は引き続き行っています。
どうぞよろしくお願い申し上げます(^^♪

2018年9月2日日曜日

柔らかな心で素直に聴く(^^)

作品受容に1つの正解を求める必要はないと思いますが、
他者の朗読を聴くことで‘より優れた読み’に触れ、自分の
読みが深まるならば、素晴らしいですね!
私の読みこそが正しいのだと頑なにならず、柔らかな心で
素直に他者の朗読を聴ける朗読マダム&ムッシュの皆さま
をとても誇りに思っています(*^^*)