ひまわりホール海外招聘作品

ネビル・トランターさん作・演出・美術の「マチルダ」
2017年7月30日、嬉しい出逢いに心が震えました。
「私は、人形劇とはつまり、俳優とその人形のことで
あると思うのです」と語るネビルさんの、俳優としての、
そして人間としての魅力に圧倒されました…
8月1日は三次、4日5日は飯田、7日8日9日は新宿南口の
プーク人形劇場にて上演。再び味わいたい感動です☆

しなやかにマイペースで(^^)

しなやかにマイペースでお稽古を続ける。それが、
朗読にふさわしいあり方だという気がしています。
焦らず慌てず諦めず、ですね！
心に響く朗読を目指して、豊かな文学作品と深く
関わります。ことばの芸術は、わたしたちの心に、
そして人生に潤いを与えてくれます。知性と感性
への水遣りとなる朗読を、朗読マダム&ムッシュ
の皆さまが、ライフワークとして楽しんで下さる
ように、力一杯伴走したいと張りきってます(^^)

大事にしたいもの。残月祭の日に。

朗読とは、自分の読みを朗かにすること。豊かな読みを
獲得した朗読者は、テキストの魅力を開示できます。一方
そうでない朗読者は、自分の読みの浅さや心の貧しさを
露呈することになってしまう。それでは悲しいですよね。

ですから教室では、テキストの受容のしかたも学びます。
そうすることで、他者のことばを的確に受信する知性と、
ことばの向こうにあるものを深く繊細に受信する感性が
磨かれていきます。豊かな読みの獲得に繋がります。

朗読を聴くと、朗読者の心癖も見えてきます。テキストと
普通に向き合うことのできない方がいらっしゃいます。
自分の読みたいように、都合のいいように、テキストを
歪めてしまうのです。たいへんもったいないと思います。
優れた作品をテキストにしても成長も成熟もできません。
今のままです。私のことばもまっすぐには届かないので、
指導もままならない。もちろん私からは諦めませんが。

素直な気持ちがあれば、幾つになっても知性と感性を磨く
ことができます。素直さ（何でも鵜呑みにするのとは違い
ますよ）って本当に大事だと思います。
素直さと初々しさを持ち続けていらっしゃる素晴らしい
朗読マダム&ムッシュは、私の宝物です(^^)

サマセミ2017お疲れさまでした(^^)

サマセミ2017特別講座「歌を朗読してみようPART８」
暑い中を皆さまお疲れさまでした！誠にありがとう
ございました(^^)

穴埋め問題を考えて頂いたり、「羅生門」の最初を
朗読をして頂いたりするうちに、あっという間に
ラストの「椰子の実」の時間になりました。最後は、
皆さまの美しい合唱がランチルームに優しく響き渡る
幸せなフィナーレとなりました♬

今回は重めの内容が多くて正直“しんどい”朗読でした。
その中に様々な発見があり、収穫がありました。
３作品ともに、「暗い印象に終始しないように…」と
心がけましたが、皆さまの耳には何が届いたでしょう？
歌詞の朗読で何を届けることができたのでしょう？
メロディやリズムを取り去った歌詞の朗読は難しいと
思います。歌詞の朗読についてはあらためて書きます♬

ご参加下さった皆さま、暖かくご対応下さったスタッフ
の皆さま、関係者の皆さま、大変お世話になりました。
心よりありがとうございました✨

サマセミ2017講座、いよいよ明日！

今月は歌詞の朗読が続いています♬
いよいよ明日は海の日。私にとってはサマセミの日です！
同朋高校お隣の豊正中学校、2時50分お集まり下さ〜い(^^)

名作シリーズは、昨年の「からたちの花」に続いて今年は
藤村の「椰子の実」を取り上げます。とにかく、ことばが
美しい！音の響きをぜひ感じて頂きたいと思います！


・・『椰子の実』・・・

名も知らぬ遠き島より
流れ寄る椰子の実一つ
故郷(ふるさと)の岸を離れて
汝(なれ)はそも波に幾月(いくつき)

旧(もと)の樹は生いや茂れる
枝はなお影をやなせる
われもまた渚を枕
ひとり身の浮寝(うきね)の旅ぞ

実をとりて胸にあつれば
新なり流離(りゅうり)の憂(うれい)
海の日の沈むを見れば
激(たぎ)り落つ異郷の涙

思いやる八重の潮々
いずれの日にか故郷(くに)に帰らむ

文学作品を輝かせる✨

「文学作品を輝かせる」という目標を掲げることで、
朗読という表現ジャンルは、演劇や歌とは違う魅力を
有することができると思っています。
俳優のために脚本がある、歌手のために歌がある、
というのとは違う、文学作品のために朗読者がいる、
という朗読ならではの価値観…。ことさら朗読者が
前に出ずとも、文学作品はその豊かさで、朗読者を
照らしてくれます。
朗読で大切なことは、テクストとどう向き合うか
です。いかにテクストを尊重できるか…

ご一緒に朗読の道を歩んで下さっている朗読マダム＆
ムッシュの皆さまは、この姿勢が見事です。いつも、
有難いと思っています(^^)

愛知サマーセミナー2017

今年の夏も、サマーセミナーで盛り上がりましょう(^^)

私が担当させて頂くのは、最終日の17日（月曜・海の日）
４限目の「歌を朗読してみようPART８」という講座。
歌う国語教師 大橋浩二先生がギターの弾き語りをし私が
その歌の歌詞を朗読する、というのが基本スタイルです。
ご参加下さる皆さまに、より楽しんで頂けるようにと、
毎回いろいろ工夫しながら、今年で８回目になります♬
大橋先生 本当にお疲れさまです。12回 目指しましょう！

7月17日（月・祝）14時50分〜16時10分
豊正中学校１階ランチルーム（地下鉄東山線「中村公園」
駅下車。市バス「稲西車庫」も。ご確認お願いします）
今年は、中島みゆきさんの新曲『慕情』や島崎藤村の
『椰子の実』などを取り上げます。ご参加頂いた先生に
教科書の朗読を迫るコーナーもあるかも（ナイショ⁈）
暑い盛りです。お気をつけて遊びにいらしてください☆

日曜朗読サロンの７月

今日は、新しいメンバーをお迎えした嬉しい日でした♪
以下は、日曜朗読サロンの講座ご案内文です(^^)


NHKカルチャー名古屋【日曜朗読サロン】

日曜の昼下がり…様々なご職業、色々な立場の方が、
眺望の良い教室に笑顔で集います。そして、好奇心と
探究心を以て、イキイキと課題作品の朗読に取り組んで
います。短編小説やエッセイ・詩のことばを豊かに表現
しようと、創意工夫を重ねるひととき。リラックスと
集中を繰り返し、あっという間に時間が過ぎていきます。
毎回、お一人お一人のご様子を見ながら、発声・滑舌
練習も行っています。朗読サロンに通っているうちに、
気がつくと、魅力的な声と瑞々しい感性、そして聴く力
も育っています。楽しみにご参加ください。

ありがとうございました(^^)

HITOMIホールでの6日7日の３公演、たくさんの皆さまに
暖かくお見守り頂いて無事に終えることができました(^^)
皆さま応援ありがとうございました✨
様々なジャンルの方から良き刺激を頂きました。
今後の活動にぜひ生かしていきたいと思っています。
暑い中、またお忙しい中お越し下さった皆さま、
心よりありがとうございました！

6日7日はHITOMIホールで☆彡

いよいよ明日と明後日、HITOMIホールの公演です。
音楽家の宗川諭理夫さんアレンジのステージ。
珠玉のミュージカル・ナンバーを、加藤恵利子さんと
家田めぐ美さんが、素敵な歌声でお届けします♬
サウンド・オブ・ミュージックやウェストサイド物語、
クレイジー・フォー・ユーetcからのナンバー…
第１部はミュージカル仕立てです。そして第２部では、
レ・ミゼラブルからOn My Ownの歌詞やウィキッドから
For Goodの歌詞etcを日本語にアレンジした文章などを、
朗読させて頂きます。お二人の歌と、水野慎太郎さんの
ヴァイオリン・重佐恵里さんのピアノを、より楽しんで
頂ける良きトスを上げたい！と願っています☆彡
まだチケットのご用意はできるようです♪
（お問い合わせ先の電話番号は052-9351630）
どうぞお気をつけてお出かけくださいますように(^^)

感性への水やり

昨日は、チェロとコントラバスによる二重奏演奏会
《DUO  CETRA》で、心地よい刺激を頂いてきました。
素敵な時間をお届けくださったお二人…大澤久さんと
橋本慎一さんは、8月11日にも名古屋に来て下さいます。
熱田文化小劇場にて、今度はクラシックではなくて
ゲーム音楽の演奏だそうです♬

なかなか時間がとれませんが出来るだけ、音楽会や
展覧会に足を運びたいと思っています。
感性への水やり、大切にしたいですね(^^)