2017年6月6日火曜日

朗読、朗読劇・ドラマリーディング…

昨日は、月に一度のグループレッスンでした。
朗読劇って?ドラマリーディングって?
朗読とどう違うの??…と、話が弾みました♪

〈音楽〉に、楽器の独奏、オーケストラ、和太鼓、
ジャズ、ロック、合唱…色々あるように、実は、
〈朗読〉にも色々あって、上演の形態は様々です。

例えば朗読劇やドラマリーディングは、上演のための
脚本を用い、登場人物の数だけ朗読者が出演します。
すなわち“台本”を、役柄を与えられた“複数名で”朗読。
例外はあるでしょうが、基本、一人の朗読者は、
与えられた一つの役柄を演じるのです。
それに対して、いわゆるオーソドックスな朗読は、
“文学テクスト”を“一人で”朗読します。ですから、
語り手、並びに登場人物すべてを一人で演じること
になります。朗読劇やドラマリーディングにおける
朗読のように、登場人物一人一人を声で演じるという
試みはもちろん必要ですが、出来上がったそれらを
並べるところで留まっていては、テクストを輝かせる
ことはできません。ではどうしましょう…?
創り上げた登場人物各々の演じ方を調整しバランスを
とることです。誰の指示に従って?テクストの中にいる
語り手です。語り手が、オーケストラでいうところの
指揮者なのです(^^)

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