朗読を聴く とは…

文学作品の朗読は、読んで聴かせる音訳でもなければ、
聴いて評価してもらうためのものでもありません。
聴き手と一緒に作品を読んでいけたらと思います。
聴き手とともに作品世界を創り上げていけるところに、
朗読の存在意義があると考えています。

朗読を聴くとはどういうことなのでしょうか？

知らない作品を聴いて知るという楽しみもあるでしょう。
声に癒されたい、ライブで生の声を楽しみたいetc
もちろん人それぞれ。それでよいのです。よいのですが…

想像力を存分に使って、受動的ではなく能動的に聴いて
頂きたく思っています。あなた朗読する人、私は聴く人
ではなく、一緒に作品世界を描いて頂けたら幸せです。
主体的に聴いて、朗読という〈聴く読書〉を楽しんで
下さるとどんなに嬉しいか…。朗読者は聴き手の豊かな
読書のお手伝いをします。朗読会は、聴き手と朗読者が
一緒になって作品世界を創る一期一会の時空間です。

「朗読を聴いて、黙読したときには見えなかった景色が
見えた」「朗読を聴いたら、黙読したときは訪れなかった
感情が生まれてきた」etc…。黙読では味わえなかった作品
の豊かさを、朗読を聴いて（朗読者とともに読むことで）
味わえる、そんな朗読を目指しています。

奥深い朗読の道、志高く歩んで参ります。
いつも暖かくお見守り下さる皆さま。心よりありがとう
ございます☆ご一緒に歩んで下さる朗読マダム＆ムッシュ
の皆さま。素敵な皆さまがいて下さって頑張れます(^^)

発表会を終えて…成長！！

発表会の後のレッスンは、本当にワクワクします！
今日も名鉄カルチャーのレッスンで、あぁこんなに
力をおつけになられたんだ〜！と感激でしたT_T
私はせっかちなので、レベルUP目前！と思うと、
興奮のあまり口調が激しくなってしまいます。
朗読マダム＆ムッシュの皆さま、すみません(･･;)
この機を逃さず☆と思ってしまうものですから…

豊田朗読研究会の皆さまも、魅力的な朗読ぶりを
魅せて下さって、とても嬉しいです(^^)
来年は発表会しましょうね！！
豊田の皆さま、来年を楽しみにしていて下さい☆

HITOMIホール・プリズムステージご案内✨

歌…珠玉のミュージカルナンバーをお楽しみ頂く
ステージのご案内です♬
ヴォーカルは、加藤恵利子さん家田めぐ美さん✨
私はナレーションとしてお手伝いさせて頂きます(^^)

素晴らしい作曲と演奏で、いつも朗読を支えて下さる
音楽家・宗川諭理夫さんのアレンジでございます！！

7月6日18:45開演7日14:30開演18:45開演の３ステージ。
会場は、千種のHITOMIホール。素敵なホールです。
ご都合宜しければ、ぜひ遊びにいらしてください☆

ありがとうございました！

今日はNHKカルチャー研究クラスの発表会でした。
たくさんの皆さまに暖かくお見守り頂きました✨
朗読マダム＆ムッシュの皆さま、実力を存分に発揮
されました。嬉しかったです！
お疲れさまでした＼(^o^)／

お越しくださった皆さま、誠に有難うございました！
支えてくださった皆さま、心より感謝申し上げます✨

NHKカルチャー朗読教室・発表会間近です♬

NHKカルチャー朗読教室・研究1クラスの皆さまは、
今日が、hitomiホール発表会直前のレッスンでした。
こういう声を出したい、こういう表現がしたい…
熱い思いで積み重ねてきたものが、教室で美しい花を
咲かせました✨
人生を反映させた音は豊かですね〜…

発表会にお越し頂ける皆さま、どうぞお気をつけて
いらしてくださいませ。
出演者の朗読マダム＆ムッシュの皆さま、おケガなど
なさらぬよう、くれぐれもご油断なく☆彡
NHKカルチャーの中尾さまもお見守り下さるそうで
感謝です！では金曜日に(^^)

追体験したときに生まれる音☆

尊敬する研究者の先生から頂いたことばです。

《漱石は書くことに没入しています。
喜びと苦しみを味わいながら、世界と人間を必死でとらえ、
ことばのかたちにつくりあげようとしています。
我々もまた、その喜びと苦しみ、そして、あらわされた
ことばのかたちを、なぞるように追体験していければと
思っています》

漱石がつくりあげたことば（活字）にふさわしい音を、
ていねいに、必死に、探したいと思っています。

ゆっくり成長して参りましょう(^^)

至らない、と気づくこと・気づけることが素敵です。
だからこそ、成長し成熟していけるのですから☆

聴くことはとても大切…。他者の声に、思いに、
ていねいに耳を傾けたいと思います。
ことばの向こうに何が聴こえてくるでしょう。
聴けたつもりになっている人は、傲慢な聴き方をして
いるのではありませんか？   聴くという能力も、自分は
聴けていると思った時点で行き止まりになります。
「聴く」は「読む」にも置き換えられますね。
文学作品をじっくり味わうことで、私たちは
他者の感覚を、他者の人生を、生きることができます。
かけがえのない体験であり、財産となる体験です(^^)

日曜朗読サロンの６月

しばらくお休みされていたお二人がご復帰で、

賑やかなひとときになりました(^^)

初心者の方からベテランの方まで、お仕事も

ご活動もさまざまな朗読マダムと朗読ムッシュが

集い、声とことばに意識を集中させて織りなす

日曜日の午後の朗読タイム。とても豊かです☆

読書を体験に(^^)

本の中には、いろんな世界があります。様々な人物が
いて、見慣れないものも溢れています。わたしたちは、
違う時代に違う世界で生きている登場人物に寄り添い、

実生活では味わえない体験をします。新たな体験には
新たな感情が伴います。感情を反映した音を探します。
朗読することで、読書は鮮やかな体験になります。
そして朗読者は、読書を体験にするお手伝いができると
考えています(^^)
6月23日発表会、楽しみになさって下さいね☆

朗読、朗読劇・ドラマリーディング…

昨日は、月に一度のグループレッスンでした。
朗読劇って？ドラマリーディングって？
朗読とどう違うの？？…と、話が弾みました♪

〈音楽〉に、楽器の独奏、オーケストラ、和太鼓、
ジャズ、ロック、合唱…色々あるように、実は、
〈朗読〉にも色々あって、上演の形態は様々です。

例えば朗読劇やドラマリーディングは、上演のための
脚本を用い、登場人物の数だけ朗読者が出演します。
すなわち“台本”を、役柄を与えられた“複数名で”朗読。
例外はあるでしょうが、基本、一人の朗読者は、
与えられた一つの役柄を演じるのです。
それに対して、いわゆるオーソドックスな朗読は、
“文学テクスト”を“一人で”朗読します。ですから、
語り手、並びに登場人物すべてを一人で演じること
になります。朗読劇やドラマリーディングにおける
朗読のように、登場人物一人一人を声で演じるという
試みはもちろん必要ですが、出来上がったそれらを
並べるところで留まっていては、テクストを輝かせる
ことはできません。ではどうしましょう…？
創り上げた登場人物各々の演じ方を調整しバランスを
とることです。誰の指示に従って？テクストの中にいる
語り手です。語り手が、オーケストラでいうところの
指揮者なのです(^^)

どのような日をどのように積み重ねていくか。。。

若くなりたくはありません。
私から「歳」を取らないでください。
「歳」は私の財産ですから。

先達のことばが胸を打ちます☆
どのような日々をどのように積み重ねていけば、
自分の歳を財産といえるようになるのだろう…
慌ただしさのうちに過ぎていく毎日の中で、
時々このことばを思い出して反省しています(*^^*)

リーディング・ドラマのご案内を頂きました(^^)

俳優の石黒寛さまから、リーディング・ドラマの
ご案内メールを頂きました。
《なにげない日常の中、キラリと光る小さな奇跡を
ドラマ化。シナリオライター養成講座から選抜された
ライターたちが、プロの俳優とタッグを組んで創り出す
オリジナルのリーディング「街角の童話(ﾒﾙﾍﾝ)」第２章》
以前、第一章に伺い、涙あり笑いありのステージを
ワクワクドキドキそしてしみじみと拝見いたしました。
２０１７年６月１６(金)14:00／18:30１７(土)14:00
１８(日)14:00ひまわりホールにて。
石黒寛さまはとてもチャーミングでいらっしゃいます。
さらにチャーミングな光本基江さま、他のご出演。
構成・演出は 麻創けい子さまです。
きっとあたたかな時間になりそうで楽しみです(^^)

第三回 牧野環 日本画展〜この光の消えぬうちに〜

楽しみにしていた日本画家・牧野環先生の個展が、
いよいよ昨日から松坂屋本館８階で始まりました。
さっそく心にたっぷりの栄養を頂いて参りました(^^)
ふわっと導かれ、美しい作品世界に遊ぶうちに、
ざわついている気持ちも清らかに澄んでいく…
ずっと開催していてほしいと願いたくなりますが、
来週の火曜日までだそうです。
漱石の『夢十夜』から「第一夜」を朗読しているCD
【夢一夜】のジャケットにお描き下さった、あの
柿と蟻の作品も！タイトルは【百年の旅】✨
ぜひ一期一会の幸せを感じていらしてください☆彡