朗読で得られるもの。

「朗読すると、作品が自分の血肉になるんですね〜」
「最初は？？だった作品が素敵だと思えてきました」
朗読マダムの皆さまの弾む笑顔が嬉しくて！

豊かで優れた作品は、朗読すること、すなわち、
頭だけではなく身体も使って読むことで、どれほどの
プレゼントを与えてくれることでしょう☆
感謝の思いを持って朗読に取り組む毎日です(^^)

日曜朗読サロンの５月 part2

今日はみっちりボイストレーニングをしました！

簡単なストレッチから始めて、正しい姿勢を確認。
そして腹式呼吸・腹式発声へと進めていきます。
声をお腹で支える感覚を、身体で覚えて頂きます☆
腹横筋や横隔膜、舌筋、口輪筋などの表情筋…
自分の身体を丁寧に手入れすることは、身体を楽器
として使う朗読者にとってとても大事なことです。
私たち一人ひとりに与えられた世界にたった一つの
素晴らしい楽器を、ずっと大切にしたいですね(^^)

詩のことばって凄いです！

NHKカルチャーの発表会に向け、研究Ⅱクラスでは
詩と詩のように美しい小説の朗読に取り組んでいます。
今日は司会の方に入って頂き、リハをしました。
教室の一番後ろで聴いていましたが、詩のことばが
持つ大きなチカラを実感することが出来ました(^^)
選び抜かれたことばは、ふさわしい音を得ることで、
こんなにも心を揺さぶるのですね…
謙虚に、真摯に、作品と向き合って下さっている
朗読マダム＆ムッシュの皆さまに心から感謝です☆彡

ありがとうございました(^^)

昨日おかげさまで名鉄カルチャー朗読教室の発表会を
無事に終えることが出来ました。
暖かくお見守り頂き、誠にありがとうございました。

朗読マダムの皆さま、作品を輝かせて、その作品に
照らされてご自身も輝やいてくださいました✨

「今回は、これまでのように上手に読もうとか上手だと
思ってもらいたいとかではなく、深く理解することで
見つけた作品の魅力を届けたいと思って朗読しました」
そう言って笑顔を見せて下さった朗読マダム。
朗読の階段を、また一段上がられて…天晴れです(^^)

島崎藤村「古い時計」の朗読

今日は月に一度の、豊田朗読研究会のレッスンでした☆
先月からは、感性豊かな朗読マダムがお持ちくださった、
島崎藤村の「古い時計」に取り組んでいます。
藤村が創出した語り手のことばは優しくて、語りぶりは
楽しくて…作品世界には温かで穏やかな時間が流れてる。
なんだか安心した心持ちにさせてくれる素敵な作品です。

「うちで読んだ時には特にどうとも思わなかったけれど
皆で朗読しながら読み込んでいくと、藤村いいですね〜」
レッスン後の朗読マダムの感想を嬉しく伺いました(^^)

エッセイの朗読(^^)

若々しいお声の素敵な朗読マダム。今年の発表会では、
エッセイを朗読することになりました。最初は…
「よかった！セリフがほとんど無い」と思って
喜んだそうです。（どうやらセリフに苦手意識を
お持ちだったご様子）
それが練習を続けるうちに…
「あぁ全部がセリフなんだ、と気がつきました」
ご名答！エッセイの語り手は作家その人ですから、
作家ご本人を演じるつもりで表現するといいですね。
エッセイもマダムも輝く朗読、とても楽しみです(^^)

日曜朗読サロンの５月

日曜朗読サロンに、新しくお二人のマダムが仲間入り♪
お一人は歌が大好きなマダム。あの平尾昌晃さんから、
歌のために朗読をと勧められたそうです。
もうお一人のマダムは、地域の中学校で朗読することに
なったから基礎から学びたくて…とのこと。
マダムたちの前向きなお気持ちが、すごく嬉しいです！

朗読教室には、合唱をなさっているマダムも、
シャンソンで舞台に立っていらっしゃるマダムも、
詩吟の師範をされているムッシュもいらっしゃいます。
うたにしろ朗読にしろ、声を出すのは楽しいこと。
弾む気持ちで、豊かな文学に親しんで参りましょう(^^)

朗読とは…具体的にイメージしてみる👁‍🗨

「見る」にも色々あります。そっと眼ざしを向けるのか、
柔らかく暖かな眼ざしで包み込むのか、
軽蔑して冷たい視線を送るのか…
「怒る」のも、仏頂面なのか、憤然としているのか、
頭に血が上っているのか、憮然としているのか…
笑うにも、走るにも、どんな動作にも色々あります。
数限りない選択肢の中で、最も相応しいのはどれか？
一つ一つ丁寧に選ぶこと。そして、選んだイメージを
音に反映させて作品世界を創っていくのが朗読です(^^)

宮部みゆきさんの「車坂」の朗読

主たる登場人物は、口入屋のあるじ源兵衛と、その店の
軒先に佇む訳ありげなひとりの娘です。
唇をきっちりと結んだ娘は、起承転結の転（序破急の破）
のシーンになってようやく口を開き、源兵衛とひと言二言
ことばを交わします。娘の台詞をどう音声化するか…
気をつけるべきことは、起承転結の起承の部分、
序破急の序の部分で聴き手に創り上げてもらえたであろう
娘のイメージを損なわないこと、です。
この素晴らしい作品においては、台詞の音声化でことさら
演じなくていい。肩の力を抜いて、源兵衛の台詞も淡く
表現する方が、作品は輝く気がします。
朗読を介在させて「車坂」を味わううちに…
この作品の主役は、人ではなく車坂そのもののようにも
思えてきました。一緒に作品世界を辿って下さった
素晴らしい朗読マダムに、とても感謝しています(^^)

５月６月と発表会が続きます！

朗読教室の発表会が近づいて参りました。
名鉄カルチャーは5月25日木曜日、
NHKカルチャーは6月23日金曜日です♪
時間をかけ真摯に取り組んできた作品を輝かせ、
その作品に照らされて、ご自身も輝く日✨
素敵な朗読マダム＆ムッシュの皆さまが、
実力を発揮できるように力一杯伴走します(^^)

啐啄同時(^^)

声が小さくて…と、ご自分の声に自信が持てなかったマダム。
朗読レッスンを重ねるうちに順調に声も育ち、
ずいぶん強い音も出せるようになりました。これからは、
さらに自由闊達に発声を楽しめるはず！と思って、
昨日のグループレッスンの際に、お仲間のマダムに
お手伝い頂き、ちょっとつついてみたら…
ナチュラルで豊かな響きの音が出ました！嬉しかった〜
きっと、この声を出すときを迎えていらしたのでしょう。
啐啄ということばが頭に浮かんできました(^^)

かたまらないように。

昨日はグループレッスンの日でした。

文学作品を読むとは、他者と出会うことです。
変容を促してくれるような良き出会いによって、
成長・成熟を目指すことができるのでしょう。

作品について、ご自分の意見があるのは当然です。
このことばはふさわしくない、私ならこう書く等々…
自分と向き合い自分を知るチャンスです。生まれた
葛藤を、成熟の糧にできるといいですね(^^)

自分のことばで考える力

読書は、自分のことばで考える力を養ってくれます。
朗読を介在させる豊かな読書を目指しています(^^)

さて春先に雑誌をめくっていて、書評家・豊崎由美さんの
文章に目がいきました。『呪文』という小説について、
「良い方向にせよ悪い方向にせよ言葉は時にとんでもない
力を発揮することがあります。（中略）対抗できるのは、
自分の言葉で考え抜く思慮深い頭でしかないことと、
同調圧力の怖ろしさを伝えて雄弁な小説なのです」
とありました。同記事に（良きにつけ悪しきにつけ）
取り上げられていた以下の３冊を読んでみました。
『短くて恐ろしいフィルの時代』ジョージ・ソーンダーズ著  『呪文』星野智幸著   『カエルの楽園』百田尚樹著

昨日は伊藤敬さん演出の『約束』を観てきました。

いま自分にできることは何なのか…
自分のことばで考えたい、考え続けたいと思います。

文学作品を音声で提供するにとどまるのか。
文学作品を音声で魅せるところまで行けるのか。
朗読、がんばろう(^^)

気がついたら腹式呼吸(^^)

健康は財産ですね。60兆ある身体のすみずみの細胞にまで、
良質な血液が潤沢に流れる状態を目指したいと思います☆
それには、呼吸と腸内バランスを整えることが大切！

GW突入と同時に体調を崩し発熱してしまいました。
今日は外出できましたが、昨日まで寝込みました(-｡-;
そういえば最近、呼吸が浅くなっていたなぁ…

腹式呼吸の大切さをあらためて感じています。
いつの間にか呼吸が浅くなっていませんか(^^)

どんな毎日を過ごしていますか？

魅力的な唇のために、優しいことばを紡ぐこと。
愛らしい瞳のために、人生の素晴らしさを見つけること。

オードリー・ヘップバーンさんのことばには、
たくさんのことを学ばせてもらいます。

朗読するときだけ変身することはできません。これ大事！

日頃から、優しいことばを心がけて、人生の素晴らしさを
見つける毎日を積み重ねていきたいと思います(^^)