魅力的な朗読を目指して☆彡

‘下手な落語は聴いてると寝ちゃうよ。
だって知ってる話だもん。
桃太郎だってそうでしょ、何度も聞いて知ってる、
だから寝かしつける時にするでしょ。
でも上手い落語は聴いちゃうんだよね〜’

ランチをしていると、だいたいこんなような話が、
近くのテーブルから聞こえてきました。
昨日のセミプライベートレッスンで朗読マダムに
お話したことを思い出しました。

‘何がどうしてどうなった、という内容伝達に
止まっていては、魅力的な朗読とは言えません…
独自の読みを音声に反映できるといいですね(^^)’

内容はわかったうえで聴いて下さる皆さまにも
楽しんで頂けるように、研鑽を積む毎日です。

心豊かになる時間☆

限られた時間をどのようにプロデュースするか？
センスが問われるところですね。
この時間をかけがえのない素敵なものにしたい☆
そう願いながらプランを立てます。
心地よいと感じられる時間を丁寧に積み重ねて、
美しい人生を創っていけるといいですね(^^)

朗読発表会の時間が、お越し下さる皆さまにとって、
心豊かになるひとときでありますように☆彡

第七十二回春の院展

CD「夢一夜」のために素敵な絵を描いて下さった
牧野環先生からご案内頂き、第七十二回春の院展へ。
作品に浮かぶ美しい白い花に、CDに描いて下さった
百合の花を重ねながら、しみじみと拝見しました。
絵に導かれ、清澄な作品世界の中に身を置くと、
穏やかに感性が研ぎ澄まされていくようでした…
秋の院展も楽しみでなりません！

環先生、賢作さまと力さま、素晴らしいアーティストの方々に
お力を頂いて、CD「夢一夜」が生まれました。
ぜひ皆さまに手にとって頂きたいと願っています(^^)

坂田明とまじめな仲間たち

CD「夢一夜」でご一緒頂いた音楽家の谷川賢作さんから
ご案内を頂き「坂田明とまじめな仲間たち  2017年ツアー！！」
名古屋公演に行ってきました。
クラリネットとピアノの素晴らしい表情に魅せられ、
心弾む時間があっという間に過ぎていきました♪
「飛脚の矜持」は映画を観ているよう。
フォーレ「ドリー組曲」連弾の向こうには、
不思議なのですが、野間宏の地獄篇第二十八歌の
ワンシーンが静かに穏やかに見えてくるようでした…

豊かな表現が心を揺さぶるのは、音楽も朗読も同じです。
発表会が近づいてきました。豊かな表現を目指して、
皆で楽しく頑張っています(^^)

感謝(*^^*)

尊敬する先生から頂いたことばです。

《言語作品を読むこという行為は、他でもない
読む側である我々自身の言語活動によって、
他者の表現に何らかの意味が見出され、
共感がもたれ、さらには感動にまで及ぶという
一連の動きであるものだとすると、その個々の
プロセスには、読むごとに微妙な変化が生まれ、
あらたな変容さえも生じる可能性が出てきます。
そうした変容、あらたな発見を、意味あるものと
するものとして、解釈や批評があるように、
まさに作品と向かい合う行為である朗読実践には、
大きな可能性があるのではないかと考えています》

深く激しく励まされます。頑張ります(^^)

朗読教室 入門〜ボイストレーニング〜⑴

朗読教室の新設講座、入門〜ボイストレーニング〜
がスタートしました。

第１回目の内容は、《リラックスした身体を
意識すること》そして、《腹式呼吸の練習》です。

「友人とランチで話しただけで声が枯れる」と
お悩みの方は、喉だけで頑張っていたことが判明
しました。これからは、身体を上手に使う発声で、
きっと大丈夫でしょう♪

身体に余計な力が入っていると、声帯に負担を
かけてしまうので、力を抜くことも大事です。
でもこれが簡単なようで、なかなか難しい(･･;)
自分の身体なのに、思い通りにならないなんて、
面白いですね。これは、素敵な発見です(^^)

日曜朗読サロン

昨日から日曜朗読サロンの４月期が始まりました。

日曜の午後ですので、さまざまなご職業の方が集い、

楽しく華やかなお教室です。

ずっと朗読が気になっていたとおっしゃるマダムが、

今期新しくお仲間になってくださいました。

ふわっと心をほどいて、柔らかな身体と気持ちになって、

豊かな文章を享受するぜいたくな時間を過ごすことで、

皆さま、声も姿勢も表情もさらに美しくなられて…

文学作品と朗読のチカラは素晴らしいと思います(^^)

詩の朗読

6月23日hitomiホール発表会は、3部構成。
第2部では、詩を中心にお届けします☆

小説の朗読は、語り手の語りぶりを想像する
ことによって見つけた音声表現を、積み重ねて
創っていきますが、詩を朗読はもっと大胆で自由。
朗読者が、より自分の感性を生かせる気がします。

この子にはパステルカラーのフリルのOPが似合う。
この子にはシックな色合いのかっちりしたスーツ。
この子には木綿の白いシャツを腕まくりしてあげよう！
等々。一人ひとりに似合う服を考えるように、
それぞれの詩に似合う音声表現、詩をイキイキと輝かせる
朗読を考えるのは、とても楽しいことです♬
お洋服のように既製品を買ってくるわけにはいきません。
作品を引き立てる朗読を自分で仕立てます。

小説の朗読も詩の朗読も、作品の魅力を見つける、
感じるところからスタートです(^^)

春も読書(^^)

読書は、いつでも始められる素敵な趣味ですね。
読み継がれ愛され続けている宝物のような作品が、
文庫本なら数百円で手に入ります。 もしかしたら、
さほど有り難みを感じないかもしれませんが⁈
本当は、本当にもの凄いこと！！

じっくり名文と付き合う最高に贅沢な時間は、
感性を磨き、心もことばも豊かにしてくれます。
読書の春✨を楽しみませんか☆彡
声を出して読むと、さらに楽しいです(^^)

声の力

 舞台や映画・テレビで長年ご活躍の俳優の方が、

朗読を教えるにあたり朗読の基本を学びたいと、
１年ほどカルチャーの朗読教室に通われていた際、
その方の朗読を聴いて、《声が人の心を動かす》と

強烈に感じました。俳優業で鍛えられたのでしょう。
他者に訴えかける魅力的な声をお持ちでした。

《朗読を支えるのは深い作品理解だ》という思いは、

全く揺らぎませんが、魅力的な声を持っているに

越したことはありません(^^)  聴き手と響きあえる
魅力的な声を育んで参りましょう☆彡