今回は、前回のブログの続きです(^^)
音読は、文字を読み上げる行為でしたね。文字を読み上げるとは、文字言語を音声言語に変換する、文字を音声化するなど、いろいろな言い換えが可能です。
もちろん朗読も、そのスタート地点では文字を読み上げますが、読み上げ行為から離れたときに、いよいよ朗読が生まれます!
『守・破・離』という言葉を借りて話を進めましょう。
文学作品の文章をただ読み上げているのは、『守』の段階。読み間違えないように注意して読み上げるのも、アクセント等に気をつけて読み上げるのも、まだ『守』です。
この段階から、さらに時間をかけて作品を読み込んでいって、表面的・辞書的な意味にさらに厚みを持たせて言葉・文章を読み上げられるようになったなら、それは『破』の段階に入ったといえるでしょう。でもこれでは未だ音読の域です。
語り手を追体験する朗読にあっては、朗読者は文字を目で追ってはいません。もはや本は、朗読空間を成立させる装置に過ぎません。『守・破・離』の『離』…すなわち活字(本)を離れることができたとき、ようやく心に響く朗読が誕生します(^^♪
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