2019年9月28日土曜日

朗読を聴くチカラを育みましょう(^^♪

朗読教室で身につけて頂きたいのが〈聴くチカラ〉です。

「私の朗読はどうですか?」という問いは、まずは自分に
向けてみるといいですね。録音して、客観的に聴いてみる
こと。「あゝここは情景が目に浮かぶからいいな」「ここ
は語り手の表情が見えるな」という、ご自身がオッケーを
出した朗読をぜひ聴かせてください。感動感激するか✨
もしくは、遠慮なくダメだしをさせていただきます^^;
「ここはこうしたいけれど、どんなに工夫しても思うよう
にならなくて」という方には、いったいどのようにすれば
〈こうしたい〉という表現が生まれるのかを、一所懸命に
ご一緒に探し求めてまいります☆彡

自分以外の方の朗読と、その朗読がアドバイスの後にどう
変化するのかに、注意深く耳を傾けるようにしましょう。
それが良い学びとなります。上達する方は、他の方の番の
ときに耳を澄ませて、多くを学んでいらっしゃいます(^^)

2019年9月26日木曜日

皆さまに感謝(*^^*)✨

〈この語り手〉〈この登場人物〉に、しっかりと寄り添う
ために、作品理解(作品受容)を深めていきたい……
熱い思いが、ずしんと伝わってくる朗読に出逢える毎日が
本当にありがたいです。皆さま、ありがとうございます!

キーワードとなる言葉に、上手に素直にこだわることで、
作品受容が深まります。すると…表現は、豊かに魅力的に
花開きます。それを実感するレッスンが続いています(^^♪
ご一緒に歩んでくださる皆さまに幾重にも感謝です✨

2019年9月19日木曜日

読みを深める☆彡

朗読を聴いてくださる皆さまにとって、(朗読を)聴くと
いう読書が、黙読よりもいっそう豊かな文学鑑賞の手段と
なるとき、朗読は大きな存在意義を持つのでしょう✨
朗読者は、読者が文学作品を通して知と心の器を広げる際
に、良き伴走者を務めることができるよう、朗読の発表に
向けて、読みのさらなる深化を心がけたいですね(^^♪

2019年9月9日月曜日

岸田衿子さんの詩『だれもいそがない村』の朗読

岸田衿子さんという詩人によって綴られた言葉によって、
『だれもいそがない村』が立ち現れてきます。すごいなと
思います。言葉が世界を創るというのを実感します(^^)

詩のなかに、「そのままで そのままで かげぼうしになる
村のはなし」という文があります。この「かげぼうし」
なる言葉が、不思議でとても面白いと思いました。語り手
はどんな音を出しているのだろう…
いろいろ思いを巡らせているときに、加納光於さんの言葉
と出逢うことができました。銅版画のお仕事の際に使って
いらした〈黒〉に関するご発言から一部ご紹介します。

「初期の頃に刷られた〈黒〉は、非常にソフトで、それで
いて原版イメージの勁さをもっているような、やわらかで
はかない調子を出した、つまり、イメージのシャドーとし
ての黒の調子にしたんです。(中略)…形象を保ちながら
揺らぎ、うつろうものとして意識されました。それは色彩
の観念をとり込むことだと思うんです」
〜『加納光於とともに』馬場駿吉先生のご本より引用〜

「かげぼうし」という言葉から生まれる、かげぼうしの黒
が見えてくると、おのずと音は決まってきますね(^^♪

2019年9月4日水曜日

12月8日の文学賞味会( 5/Rホールにて)に向けて

12月8日の文学賞味会に向けて、チラシを考えています✨

エンターテイメントを目指すのではなく、朗読者と聴き手
による一座建立(茶道で、亭主と客とが心を通い合わせて
茶席を作り上げることをいいます)、会場に豊かな時空間
を創り出したいと願って、文学賞味会を始めました。
今回、チラシを初めて手にしてくださる皆さまにも、この
思いが伝わるようなものにしたいと考えています(^^)