2019年6月22日土曜日

川端康成「伊豆の踊子」から繋がって…

川端康成の「伊豆の踊子」✨マイブームです(^^)
語り手である二十歳の青年にしっかりと寄り添うために、
彼との対話を続けています。この作品からもらった感動を
声に出せるように、そして〈朗読〉を介在させて、皆さま
とご一緒に「伊豆の踊子」を楽しめるように、励みます☆

『文芸春秋』の初期の同人として、川端康成、横光利一と
並んで世に称えられた中河与一。知らずにおりました^^;
教えていただいた代表作「天の夕顔」を求めるため書店へ
出かけ、書棚でとなり合っていた中村文則さんの「遮光」
も一緒に購入してきました。あゝ小説にしかできないこと
がここにある…感激しながら拝読いたしました。
「(前略)僕は小説というものに、随分と救われてきた。
世界の成り立ちや人間を深く掘り下げようとし、突き詰め
て開示するような物語、そういったものに出会っていなけ
れば、僕の人生は違ったものになっていたと思う。僕にと
って小説はかけがえのないものであり続け、また、生きる
糧であり続けた。こうやって自分で書くようになっても、
それは少しも変わることがない。(後略)」
二〇〇五年の中村文則さんの言葉です。中村さんの作品、
これからも楽しみに拝読したいと思っています(^^♪

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