2018年11月27日火曜日

再興第103回 院展

松坂屋美術館で、再興第103回 院展が開催されています。
感性への水遣りにぜひいらっしゃいませんか?私は今週末
伺いたいと思っています(^^)
CD「夢一夜」を、素晴らしい絵画で飾ってくださった
牧野環先生の作品「渡航前夜」✨とても楽しみです🎵
12月2日日曜日まで。

2018年11月25日日曜日

日曜朗読サロン 12月9日発表会に向けて(^^)

NHKカルチャー・日曜朗読サロンでは、12月9日の発表会
に向けたレッスン、今日はリハーサルです。詩を一編ずつ
お渡ししました。黙読しただけではなかなか感じとれない
何か…を、朗読を聴くことで感じられる。そのような朗読
を目指してお励みくださっています🎵
詩の魅力を伝えようとご奮闘の朗読マダム&朗読ムッシュ
の皆さまに、感謝と感激のレッスンです(^^)

2018年11月24日土曜日

文学作品を栄養に(^^)

どうして朗読をするのかというと…
人生の糧となる文学作品をじっくり味わえるから。
では、どうして他者の朗読を聴くのかというと…
文学作品をさらに豊かに味わえるから。

時間をかけて大切に味わいたい作品を見極める知性で
であったり感じとる身体であったり……を大事にして
いきたいと願っています。
朗読マダム&ムッシュの皆さまとともに、宝物の作品
を大切に味わいながら成長できることに感謝です(^o^)/

2018年11月19日月曜日

作品への思い☆小泉八雲・作「雪おんな」

NHKカルチャーの朗読教室、研究クラスでは、小泉八雲
(ラフカディオ・ハーン 1850〜1904)「雪おんな」1904
に取り組み始めました(^^)
朗読マダムがお持ちくださった新潮文庫の「雪おんな」を
テキストにしましたが、他にもさまざまな翻訳が出ていて
、雪おんなの美しさや怖ろしさに大きな違いを感じます。
1回目のレッスンの際、ちらとそんなお話をしましたら…
次のレッスンで、他の作家による「ゆきおんな」の絵本や
八雲の作品の他の翻訳の数々をご持参くださったマダムが
いらっしゃいました。ご自身で作られた資料(1931年初版
発行の小泉八雲全集、1956年初版発行角川文庫、1965年
初版発行の岩波文庫、今年初版発行の光文社古典新訳文庫
の、各翻訳者についてまとめたもの、ラストシーンのお雪
のセリフを並べたもの)と八雲の英文をお持ちくださった
朗読マダムもいらして……皆さまのお取り組みに感激T_T
朗読マダム&ムッシュの皆さまの熱い思いからどのような
「雪おんな」が生まれるのか楽しみでなりません✨

2018年11月12日月曜日

文末まで集中!

「語尾が大事」とよく聞きますし、私もそう思います。
「語尾ですべてが決まる」というのではなくて、語尾の
一音(例えば「…た」)、二音(例えば「…した」)、
三音(例えば「…である」)だけで、それまでの表現の
すべてが台無しになることもある、という感じです。
上質な朗読を目指す際の3つの要素のうちの1つである
〈細部へのこだわり〉と重なります。
文末表現、最後の最後まで集中できるといいですね(^^)

2018年11月5日月曜日

教育現場での朗読の可能性を求めて(^^)

昨日は愛知教育大学 国語教育研究会 第6回公開講座企画
「言語活動としての朗読」というパネルディスカッション
にパネリストとして参加いたしました。
2001年から続けている朗読指導経験や愛知淑徳大学大学院
での朗読研究が、現場の先生のお役に立つならばこれほど
嬉しいことはありません。貴重な機会をいただきました。
小学校・中学校の先生を目指す大学生・大学院生の方や、
現役の先生のお声も伺うことができ実り多い1日でした。
コーディネートしてくださった有働裕先生はじめ関わって
くださった皆さま、心よりありがとうございました✨

2018年11月2日金曜日

朗読とは文学批評であるということ

朗読とは、上手な読み上げ行為を目指すものではないと、
朗読マダム&ムッシュの皆さまにお話しています。自分が
作品をどのように読んだのか、自分の読みを朗かにするの
が朗読なのだと。

朗読するには、まず語り手を生きること。そうすることで
言葉にふさわしい音も、緩急も間も自ずと見つかります。
朗読マダム&ムッシュの皆さまには、語り手という存在を
意識していただきたいと思っています。地の文とは言わず
に語り手の語りと言いましょう🎵と提案しました。面倒に
思われるかもしれませんが、言っているうちに、語り手を
意識しやすくなります。どうぞお付き合いください(*^^*)