2016年12月31日土曜日

朗読は、読みを朗かにする…読みが朗かになる…

2012年、朗読についての修士論文を書いているときに、
「読みを朗かにする」という言葉が生まれました。
読み聞かせてもらわずとも、自分で読める現代において、
朗読とは、自分の読みを獲得し、それを朗かにする行為です。
「私はこの作品をこんなふうに読んだ」という[自分の読み]に支えられて
朗読は、かけがえのないただ一つの芸術へと深まっていきます。
浅い凡庸な読みに止まらず、深く豊かな読みを獲得できるように…
そして、自分が獲得した読みを、音声表現に的確に反映できるように…
来年も元気に明るく精進して参ります。
2016年に頂いた暖かい応援に心より感謝して。どうぞよいお年を☆彡



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