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2018年8月1日水曜日
2018年7月24日火曜日
読みが朗読表現を支えてくれます(^^)
朗読とは、活字(文字)として存在している言葉に、音を
与えていく作業です。朗読するテキストには、優れた文学
作品(長く愛され読み継がれている作品)を選ぶようにと
心がけています。優れた作品と過ごす時間は、知性と感性
への水遣りtimeになりますから🎵
朗読マダム&朗読ムッシュの皆さまの朗読を聴いて、記号
としての文字をただ音声化しているように聴こえたときは
その音をお選びになった理由を尋ねます。「とくに理由は
なくて……」とおっしゃる場合には「語り手(登場人物)
は何がしたいのか考えてみましょう」etcと、読みを深める
ための伴走をしていきます。読みはしっかりしているにも
関わらず、その読みが朗読に反映されていない、と感じた
場合には、音声表現の技術面のアドバイスをします(^^)
時間をかけて、ていねいに味わうことで見えてくる作品の
魅力があります。それを聴き手と共有できたとき、朗読の
発表は、とても大きな意味を持つのだと思います(^^♪
与えていく作業です。朗読するテキストには、優れた文学
作品(長く愛され読み継がれている作品)を選ぶようにと
心がけています。優れた作品と過ごす時間は、知性と感性
への水遣りtimeになりますから🎵
朗読マダム&朗読ムッシュの皆さまの朗読を聴いて、記号
としての文字をただ音声化しているように聴こえたときは
その音をお選びになった理由を尋ねます。「とくに理由は
なくて……」とおっしゃる場合には「語り手(登場人物)
は何がしたいのか考えてみましょう」etcと、読みを深める
ための伴走をしていきます。読みはしっかりしているにも
関わらず、その読みが朗読に反映されていない、と感じた
場合には、音声表現の技術面のアドバイスをします(^^)
時間をかけて、ていねいに味わうことで見えてくる作品の
魅力があります。それを聴き手と共有できたとき、朗読の
発表は、とても大きな意味を持つのだと思います(^^♪
2018年7月18日水曜日
CD『夢一夜』のご感想から(^^)①
この4月から朗読教室に通ってくださっている素敵な朗読
マダムの皆さまが、CD『夢一夜』(音楽は谷川賢作さんと
続木力さん)を聴いたご感想を寄せてくださいました。
その中から少しご紹介させていただきます。朗読は朗読者
と聴き手とで創り上げるもの。朗読を完成させてくれるの
は聴き手の皆さまだとあらためて感じています(*^^*)
「一人で活字を追いながら作品の世界を見つけていく黙読
とは違って、朗読は、それぞれの解釈を持っている朗読者
と聴き手とが、同時に作品を共有し、お互いに影響される
ことになります。朗読者が、声・テンポ・間etc多くの表現
をもって訴えるものが、聴き手が一人では気づけなかった
解釈の世界へと導いてくれているようです。朗読の世界を
端っこからちょっと覗いてみた段階ですが、きっとこの奥
は、とても広く深いのだなと想像します。現在のところは
聴き手オンリーですが、聴き手は、朗読者に対して、何を
どのように伝えているのだろうかと、ふと思いました。
(中略)
「第一夜」
男の言葉が淡々と 朴訥と 無表情の声質で語られていて、
その男は、そこにいる男である という以外に何もない
男で、その周辺の景色と共に墨色で朗読されているよう
です。それが、この夢物語を なんとなく素直に受け入れ
てしまう素地を作っているようにも思われます。そこへ
男によって語られていた女が声を出します。その声から
この女は こんなにも美しくてはかない人だったのだと
はたと気づかされ、意志の強い性格を持った人なのだと
感じさせられました。真珠貝 月光 苔 星のかけら 唐紅
の太陽 百合などが、墨色の世界に女の色を置いていく
ようで、そこはかとない妖艶な世界を見るようでした。
「鼻」
僧の心情が、立派な人っぽくない口調で朗読されていて
、僧といえども、悩みは俗人と同じなのだということが
よくわかり、作品を面白くしていると思いました。弟子
の足のあかぎれを見ながら痛うはないと答える場面に、
僧の内心の期待と喜びと、弟子に対する威厳・プライド
などが入り混じった気持ちが、目に浮かぶように面白く
感じられました。
「雪」
大好きな詩です。この朗読と音楽を聴いて、太郎と次郎
は普段からあたたかく灯のともった仲の良いにぎやかな
家族に囲まれていることを想像しました。静かな詩の裏
に、色と音が隠れていたのだなと……」
聴き手は、朗読者に対して、何をどのように伝えている
のだろう……是非またお話したいと思います☆
墨色の世界に女の色を置いていく……綺麗な表現!
マダムの皆さまが、CD『夢一夜』(音楽は谷川賢作さんと
続木力さん)を聴いたご感想を寄せてくださいました。
その中から少しご紹介させていただきます。朗読は朗読者
と聴き手とで創り上げるもの。朗読を完成させてくれるの
は聴き手の皆さまだとあらためて感じています(*^^*)
「一人で活字を追いながら作品の世界を見つけていく黙読
とは違って、朗読は、それぞれの解釈を持っている朗読者
と聴き手とが、同時に作品を共有し、お互いに影響される
ことになります。朗読者が、声・テンポ・間etc多くの表現
をもって訴えるものが、聴き手が一人では気づけなかった
解釈の世界へと導いてくれているようです。朗読の世界を
端っこからちょっと覗いてみた段階ですが、きっとこの奥
は、とても広く深いのだなと想像します。現在のところは
聴き手オンリーですが、聴き手は、朗読者に対して、何を
どのように伝えているのだろうかと、ふと思いました。
(中略)
「第一夜」
男の言葉が淡々と 朴訥と 無表情の声質で語られていて、
その男は、そこにいる男である という以外に何もない
男で、その周辺の景色と共に墨色で朗読されているよう
です。それが、この夢物語を なんとなく素直に受け入れ
てしまう素地を作っているようにも思われます。そこへ
男によって語られていた女が声を出します。その声から
この女は こんなにも美しくてはかない人だったのだと
はたと気づかされ、意志の強い性格を持った人なのだと
感じさせられました。真珠貝 月光 苔 星のかけら 唐紅
の太陽 百合などが、墨色の世界に女の色を置いていく
ようで、そこはかとない妖艶な世界を見るようでした。
「鼻」
僧の心情が、立派な人っぽくない口調で朗読されていて
、僧といえども、悩みは俗人と同じなのだということが
よくわかり、作品を面白くしていると思いました。弟子
の足のあかぎれを見ながら痛うはないと答える場面に、
僧の内心の期待と喜びと、弟子に対する威厳・プライド
などが入り混じった気持ちが、目に浮かぶように面白く
感じられました。
「雪」
大好きな詩です。この朗読と音楽を聴いて、太郎と次郎
は普段からあたたかく灯のともった仲の良いにぎやかな
家族に囲まれていることを想像しました。静かな詩の裏
に、色と音が隠れていたのだなと……」
聴き手は、朗読者に対して、何をどのように伝えている
のだろう……是非またお話したいと思います☆
墨色の世界に女の色を置いていく……綺麗な表現!
CD『夢一夜』のご感想から(^^)②
「全話にわたって先生の声のトーンでこんなにもたくさん
の登場人物が表現できるものなんだと感動しました。→
朗読は、いわゆる〈作り声〉を嫌いますから、登場人物の
身体と心情をていねいに作ることだけ心がけています。
たくさんの登場人物の表現として聴いてくださったのは、
聴いてイメージする聴き手のお力だと思っています(^^)
→「第一夜」では巻きつくように植物が伸びてくる様子が
目に浮かぶようでした。「鼻」では秋のひきしまる空気の
朝に 自分もそこに立っているかのように思われました。
「雪」では音楽によって まだ詩の続きがあるのではないか
と錯覚し 朗読ではない音楽の持つ不思議を感じました」
同じCDでも聴いてくださる方によって生まれるイメージ
はさまざま。感性豊かにお聴きいただいて嬉しいです(^^)
続いてもうお一方……
「初め「第一夜」を聴いたのは、夜眠る前の時間でした。
怖い世界へ連れて行かれるようで、先生の声が、教室での
声とは別人のように感じました。その日は疲れていて正直
その世界に入って最後まで聴くことはできませんでした。
別の日、違う時間にあらためて聴くと、最初聴いた時とは
違う気持ちになりました。(中略)女の白い頬、唇、色は
どんな色かな?百年待つって……聴くときの自分の気持ち
、状態によっても、ずいぶん受け取り方が変わります。
芥川の「鼻」は、文学史で読み飛ばしたくらいでした。
禅智内供の自尊心を保つための、悪戦苦闘⁈先生の明るい
少しコミカルなお声で、こんな話だったんだと楽しく聴く
ことができました。三好達治の「雪」は、あら、こんなに
短いんだ。でもその分!太郎と次郎は兄弟かな?別の家で
眠っているのかな?それとも、お父さんが留守で、深い雪
の中、二人の子どもの寝顔を見ながら夫の無事を祈る母が
いるのかしら……いろいろ想像してしまいました。CDを
聴いて、文字の中だけとは違う、いろいろな世界に連れて
行って貰った気がします。まだ私にとって始まったばかり
の朗読教室ですが、仕事をしていた時には味わえなかった
ピュアな時間に巡りあえた気がしています」
投げ出さずに聴いてくださいました。本当にありがとう
ございます!優れた文学作品は、知性と感性を刺激して
想像する力を育ててくれますね。その一助となるような
朗読を目指して頑張っていきたいと思います(*^^*)
の登場人物が表現できるものなんだと感動しました。→
朗読は、いわゆる〈作り声〉を嫌いますから、登場人物の
身体と心情をていねいに作ることだけ心がけています。
たくさんの登場人物の表現として聴いてくださったのは、
聴いてイメージする聴き手のお力だと思っています(^^)
→「第一夜」では巻きつくように植物が伸びてくる様子が
目に浮かぶようでした。「鼻」では秋のひきしまる空気の
朝に 自分もそこに立っているかのように思われました。
「雪」では音楽によって まだ詩の続きがあるのではないか
と錯覚し 朗読ではない音楽の持つ不思議を感じました」
同じCDでも聴いてくださる方によって生まれるイメージ
はさまざま。感性豊かにお聴きいただいて嬉しいです(^^)
続いてもうお一方……
「初め「第一夜」を聴いたのは、夜眠る前の時間でした。
怖い世界へ連れて行かれるようで、先生の声が、教室での
声とは別人のように感じました。その日は疲れていて正直
その世界に入って最後まで聴くことはできませんでした。
別の日、違う時間にあらためて聴くと、最初聴いた時とは
違う気持ちになりました。(中略)女の白い頬、唇、色は
どんな色かな?百年待つって……聴くときの自分の気持ち
、状態によっても、ずいぶん受け取り方が変わります。
芥川の「鼻」は、文学史で読み飛ばしたくらいでした。
禅智内供の自尊心を保つための、悪戦苦闘⁈先生の明るい
少しコミカルなお声で、こんな話だったんだと楽しく聴く
ことができました。三好達治の「雪」は、あら、こんなに
短いんだ。でもその分!太郎と次郎は兄弟かな?別の家で
眠っているのかな?それとも、お父さんが留守で、深い雪
の中、二人の子どもの寝顔を見ながら夫の無事を祈る母が
いるのかしら……いろいろ想像してしまいました。CDを
聴いて、文字の中だけとは違う、いろいろな世界に連れて
行って貰った気がします。まだ私にとって始まったばかり
の朗読教室ですが、仕事をしていた時には味わえなかった
ピュアな時間に巡りあえた気がしています」
投げ出さずに聴いてくださいました。本当にありがとう
ございます!優れた文学作品は、知性と感性を刺激して
想像する力を育ててくれますね。その一助となるような
朗読を目指して頑張っていきたいと思います(*^^*)
CD『夢一夜』のご感想から(^^)③
「はじめに車でCDをかけて聴かせていただきましたが、
あまりに絵が頭の中に鮮明に浮かんで入りこんでしまった
ので、運転中に聴くのはやめればよかった…と、少し後悔
しました。しかし途中ではやめられず、一通り全ての作品
を堪能しました。「第一夜」は読んだことがなく、初めて
のものでした。私は推理小説が好きなので、それに比べる
と、よくよく考えれば夢の話とはいえ、登場人物も、その
関係性も、場所も、何の説明もないまま進む不思議な世界
だなぁと思いますが、朗読を聴いているときは何も思わず
ただ素直に、女性の黒目の艶とか真珠貝など思い浮かべて
いました。先生が、登場人物の話す部分と、語り手の話す
部分があるとおっしゃっていたのを思い出して、ここが、
カギカッコの部分かな、ここは無いなと想像しても聴いて
みました。答え合わせがしたくなったので、図書館で本を
借りて確認すると、全て合っていて嬉しくなりました。
それと同時に、声の力だけで正確に文章をあらわすことが
できるのだという事にとても感動しました。(後略)」
たいへん感受性豊かで勉強家の朗読マダム。とても聴く力
(音からイメージする創造力)をお持ちですので、今後の
ご活躍がすごく楽しみです(^^)
あまりに絵が頭の中に鮮明に浮かんで入りこんでしまった
ので、運転中に聴くのはやめればよかった…と、少し後悔
しました。しかし途中ではやめられず、一通り全ての作品
を堪能しました。「第一夜」は読んだことがなく、初めて
のものでした。私は推理小説が好きなので、それに比べる
と、よくよく考えれば夢の話とはいえ、登場人物も、その
関係性も、場所も、何の説明もないまま進む不思議な世界
だなぁと思いますが、朗読を聴いているときは何も思わず
ただ素直に、女性の黒目の艶とか真珠貝など思い浮かべて
いました。先生が、登場人物の話す部分と、語り手の話す
部分があるとおっしゃっていたのを思い出して、ここが、
カギカッコの部分かな、ここは無いなと想像しても聴いて
みました。答え合わせがしたくなったので、図書館で本を
借りて確認すると、全て合っていて嬉しくなりました。
それと同時に、声の力だけで正確に文章をあらわすことが
できるのだという事にとても感動しました。(後略)」
たいへん感受性豊かで勉強家の朗読マダム。とても聴く力
(音からイメージする創造力)をお持ちですので、今後の
ご活躍がすごく楽しみです(^^)
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