名鉄カルチャー朗読教室の発表会は、来週24日午後2:30〜
名古屋都市センター14階にて開催いたします(^^♪
プログラムのラストには、井上ひさしさん・作「握手」を
ご用意しています。井上さんの自伝的小説で、この作品を
朗読することで、せつなさや優しさ、哀しさ…さまざまな
感情を深く味わう機会を得ました。
登場人物は、〈わたし〉と〈ルロイ修道士〉の二人。舞台
は、上野公園に古くからある西洋料理店です。食事をする
二人が描かれます。豪華なお料理が出てくるわけでもなく
(一品料理のプレーンオムレツのみです)、ドラマチック
な出来事も起こりません。それでも二人の言葉のやり取り
の向こうに見えてくる景色に、胸が熱くなるのです。
わたし=中学3年の秋から高校を卒業するまで、仙台の
児童養護施設「光ヶ丘天使園」で生活。
今は社会人となり、東京で仕事をしている。
ルロイ修道士=カナダから日本へ来て間もなく第二次
世界大戦を経験することに。
「光ヶ丘天使園」の園長。
「わたし」は、ルロイ修道士の手を見て、天使園にいた頃
のさまざまな出来事を思い出します。例えば……
・握手を求めて差し出す手➡︎わたしが天使園に収容された
日、ルロイ修道士と握手したときのこと
・両の掌を擦り合せる➡︎畑や鶏舎で働くルロイ修道士の姿
・ふしぎな恰好の左の人差し指➡︎ルロイ修道士の奇妙な爪
について当時囁かれていた噂
このようにして、〈わたし〉と〈ルロイ修道士〉のことが
読者にわかってきたところで、語り手である〈わたし〉は
、食事をしている二人のいまを語り始めます。
食がすすまない様子のルロイ修道士を心配するわたしと、
わたしの仕事がうまくいっているのか…と思い遣るルロイ
修道士。二人が過ごす淡くそして濃密な時空間を、どうぞ
朗読会場にてご一緒ください(*^^*)
2018年5月17日木曜日
2018年5月15日火曜日
コメントありがとうございます(^^)
5月6日の投稿『朗読』に、コメントをいただきました。
AOBAさま、コメント有難うございます。先日は、教師を
目指す学生さんたちが、AOBAさまとともに朗読を学んで
いらっしゃることを伺い、とても嬉しくなりました。
朗読は、読みの深化を促してくれます。また朗読は、自分
がその作品をどのように読んでいるか、という文学批評に
もなり得ます。今後、国語の授業における朗読のあり方も
、豊かな文学受容に繋がるものに進化すると素敵ですね。
AOBAさまがいてくださって、たいへん心強いです!
「文学の感性に対する触媒としての力」と書いてください
ましたが、本当に、さまざまな読みが生まれてくることに
驚きます。他者の読みを受け止めて、感じたり、考えたり
、話し合ったりしながら、読みは次第に深まっていくのだ
と思います。文学作品を豊かに味わう空間がそこにあると
感じています。話し合いの結果、同じ読みに至ったとして
も、朗読を聴いてみると、それぞれにそれぞれの味わいが
ある。身体という楽器が異なるからですね。奥が深い!!
朗読の道を歩めることに、いつも感謝しています(*^^*)
AOBAさま。そしてブログをお読みくださっている皆さま
。暖かくお見守りいただき心よりありがとうございます。
これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます☆
AOBAさま、コメント有難うございます。先日は、教師を
目指す学生さんたちが、AOBAさまとともに朗読を学んで
いらっしゃることを伺い、とても嬉しくなりました。
朗読は、読みの深化を促してくれます。また朗読は、自分
がその作品をどのように読んでいるか、という文学批評に
もなり得ます。今後、国語の授業における朗読のあり方も
、豊かな文学受容に繋がるものに進化すると素敵ですね。
AOBAさまがいてくださって、たいへん心強いです!
「文学の感性に対する触媒としての力」と書いてください
ましたが、本当に、さまざまな読みが生まれてくることに
驚きます。他者の読みを受け止めて、感じたり、考えたり
、話し合ったりしながら、読みは次第に深まっていくのだ
と思います。文学作品を豊かに味わう空間がそこにあると
感じています。話し合いの結果、同じ読みに至ったとして
も、朗読を聴いてみると、それぞれにそれぞれの味わいが
ある。身体という楽器が異なるからですね。奥が深い!!
朗読の道を歩めることに、いつも感謝しています(*^^*)
AOBAさま。そしてブログをお読みくださっている皆さま
。暖かくお見守りいただき心よりありがとうございます。
これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます☆
2018年5月10日木曜日
名鉄カルチャー朗読教室発表会①
名鉄カルチャー朗読教室の発表会〔初夏の朗読会〕まで、
あと2週間となりました。5月24日午後2時30分開演です。
場所は名古屋都市センター14階で、窓からの景色も素敵な
会場です。ぜひ足をお運びください🎵
プログラム・トップの志村ふくみさん著「桜の匂い」は、
ちくま文庫『色を奏でる』から選んだ作品です。1924年、
滋賀県生まれの志村ふくみさんは、55年、植物染料による
染色を始め、90年、重要文化財保持者に認定されました。
ふくみさんは、草木がすでに抱いている色を頂くのだから
、どうかしてその色を生かしたいとおっしゃいます。
朗読も同じでしょう。優れた文学作品は、草木の如く命を
持っています。その作品がすでに抱いている言葉を頂くの
ですから、どうかしてその言葉を生かしたいと思います。
言葉の主張(朗読者の主張ではなく)をしかと聞き届け、
言葉を生かす表現ができるように……精進の日々です(^^)
あと2週間となりました。5月24日午後2時30分開演です。
場所は名古屋都市センター14階で、窓からの景色も素敵な
会場です。ぜひ足をお運びください🎵
プログラム・トップの志村ふくみさん著「桜の匂い」は、
ちくま文庫『色を奏でる』から選んだ作品です。1924年、
滋賀県生まれの志村ふくみさんは、55年、植物染料による
染色を始め、90年、重要文化財保持者に認定されました。
ふくみさんは、草木がすでに抱いている色を頂くのだから
、どうかしてその色を生かしたいとおっしゃいます。
朗読も同じでしょう。優れた文学作品は、草木の如く命を
持っています。その作品がすでに抱いている言葉を頂くの
ですから、どうかしてその言葉を生かしたいと思います。
言葉の主張(朗読者の主張ではなく)をしかと聞き届け、
言葉を生かす表現ができるように……精進の日々です(^^)
2018年5月6日日曜日
朗読(^^)☆
どうやら世の中の多くの方が、朗読には〈アナウンサーの
朗読〉と〈俳優の朗読〉しかなくて、前者がいわゆる王道
の朗読だと思っていらっしゃる。そのように感じることが
このところ続きました(・・;)
朗読家としては「いいえ違うんです」と申し上げたくて☆
敬愛する朗読マダム&朗読ムッシュの皆さまが取り組んで
くださっている朗読は、文学作品を輝かせることで、黙読
で得られるであろう以上のものを提供できる朗読です。
正確にわかりやすく音読するのとは違います。それならば
アナウンサーにも、コンピューターにだってできます。
また、文学作品よりも朗読者が印象に残るのも違います。
俳優の方が朗読されると、このようなことがままあるよう
に感じます。朗読者が、作品の中に存在している語り手と
一致しているかのような表現は、語り芸や一人芝居と同じ
です。《読み語り》とでも呼びたいその表現は、魅力的な
俳優さんの場合は、エンターテイメントとして成立すると
思います。でも小説や詩の朗読においては、一つの通過点
だと考えます。小説の語り手は、朗読者をはるかに超えた
存在。そのことを意識して表現できたならば、作品空間が
グンと広がります。
聴き手の作品受容の在り方が、黙読時より豊潤になるよう
促せたとき、朗読者の朗読に存在価値が生まれます。朗読
者は発信する側で観客は受信する側と二分するのではなく
、聴き手と朗読者とで一つの作品を共有し、(茶道でいう
ところの一座建立のように)一緒に豊かな作品世界を創造
できたならばどんなに素敵でしょう!
朗読を通して《優れた文学作品を、豊かに味わう文化》が
育まれていきますように(^^)✨
朗読〉と〈俳優の朗読〉しかなくて、前者がいわゆる王道
の朗読だと思っていらっしゃる。そのように感じることが
このところ続きました(・・;)
朗読家としては「いいえ違うんです」と申し上げたくて☆
敬愛する朗読マダム&朗読ムッシュの皆さまが取り組んで
くださっている朗読は、文学作品を輝かせることで、黙読
で得られるであろう以上のものを提供できる朗読です。
正確にわかりやすく音読するのとは違います。それならば
アナウンサーにも、コンピューターにだってできます。
また、文学作品よりも朗読者が印象に残るのも違います。
俳優の方が朗読されると、このようなことがままあるよう
に感じます。朗読者が、作品の中に存在している語り手と
一致しているかのような表現は、語り芸や一人芝居と同じ
です。《読み語り》とでも呼びたいその表現は、魅力的な
俳優さんの場合は、エンターテイメントとして成立すると
思います。でも小説や詩の朗読においては、一つの通過点
だと考えます。小説の語り手は、朗読者をはるかに超えた
存在。そのことを意識して表現できたならば、作品空間が
グンと広がります。
聴き手の作品受容の在り方が、黙読時より豊潤になるよう
促せたとき、朗読者の朗読に存在価値が生まれます。朗読
者は発信する側で観客は受信する側と二分するのではなく
、聴き手と朗読者とで一つの作品を共有し、(茶道でいう
ところの一座建立のように)一緒に豊かな作品世界を創造
できたならばどんなに素敵でしょう!
朗読を通して《優れた文学作品を、豊かに味わう文化》が
育まれていきますように(^^)✨
2018年5月3日木曜日
この作品が素晴らしいから(*^^*)
朗読者にとって最も大事なのは、朗読する文学作品を、誰
にも負けない位、豊かに受容することだと考えています。
楽器として優れた身体を持っているのは、もちろん素敵な
ことですが、文学作品の朗読というジャンルにおいては、
それは二の次。アナウンサーや俳優の片手間仕事の朗読は
、声の良さや滑舌の良さを披露しておしまいです。作品の
魅力を届けずに何のための朗読でしょう。朗読のテキスト
が、小説や詩である必要がどこにあるのでしょう?
ご自身の大好きな小説を、発表会で朗読することになった
朗読マダムは、「私の朗読で初めてこの作品に出逢う方に
も、いい作品だとわかってもらいたい」と、エネルギーも
時間も惜しまずに、言葉にふさわしい音、作品を輝かせる
音を、ひたむきに探し続けていらっしゃいます。発表会が
楽しみです。きっと聴いてくださる皆さまの心に響く朗読
、小説の魅力を共有できる朗読が✨生まれます(*^^*)
にも負けない位、豊かに受容することだと考えています。
楽器として優れた身体を持っているのは、もちろん素敵な
ことですが、文学作品の朗読というジャンルにおいては、
それは二の次。アナウンサーや俳優の片手間仕事の朗読は
、声の良さや滑舌の良さを披露しておしまいです。作品の
魅力を届けずに何のための朗読でしょう。朗読のテキスト
が、小説や詩である必要がどこにあるのでしょう?
ご自身の大好きな小説を、発表会で朗読することになった
朗読マダムは、「私の朗読で初めてこの作品に出逢う方に
も、いい作品だとわかってもらいたい」と、エネルギーも
時間も惜しまずに、言葉にふさわしい音、作品を輝かせる
音を、ひたむきに探し続けていらっしゃいます。発表会が
楽しみです。きっと聴いてくださる皆さまの心に響く朗読
、小説の魅力を共有できる朗読が✨生まれます(*^^*)
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