2018年3月24日土曜日

『anone』

テレビドラマ『anone』の最終回、録画してあったものを
観ました。これまでにも見どころはたくさんあり、感動
していましたが、最終回はさらに感銘を受けました✨
これから朗読を創作する際に、幾つものシーンが蘇るのだ
と思います。幾つもの声が蘇るのだと思います。ハズレの
音がない。うっとりします……。素晴らしい作品に出逢う
ことができました。ありがとうございます(^^)

2018年3月22日木曜日

豊かな音を獲得する(^^)☆

朗読というのは…文学作品の朗読というのは、その作品が
輝いたときに存在価値が生まれます。ですから、いつでも
作品を輝かせることに一所懸命になっています(^^)

朗読者にできることは、文学作品の文字言語に豊かな音を
与えることです。〈優れた文学作品の言葉は、豊かな音を
持っているに違いない〉と信じて、朗読者はその音を探し
ます。見つけたと思っても、作品を輝かせるもっと豊かな
音がきっとあるはず……と探し続けます。納得のいく音が
見つけ出せるまで根気よく探し続けます。このようにして
積み重ねた時間は、心に響く朗読を支えてくれますね(^^♪

2018年3月19日月曜日

『言葉のチカラ』講演☆

岐阜県中小企業同友会・合同入社式での記念講演をご依頼
いただき、嬉しくお引き受けしました。講演タイトルは、
『言葉のチカラ』です(^^)

毎日の朗読活動で、言葉のチカラを身に沁みて感じます。
朗読するとは、文学作品の中に文字となって存在している
言葉にふさわしい音を与えること。読書行為に朗読を介在
させることによって、黙読を超える豊かな文学受容が可能
になります。文学作品の言葉のチカラをヒシヒシと感じ、
味わうことができるのですね。

文豪と呼ばれる優れた文学者の一人、谷崎潤一郎の作品に
『刺青』というデビュー作があります。この小説の内容を
新聞記事にするなら、「若い刺青師の清吉という男が16
〜17歳の若い美しい娘を監禁の上、麻酔薬で眠らせて、
眠っている間に背中に女郎蜘蛛の刺青をした」となるので
しょうが、文庫本で10ページ程の作品となった『刺青』
を読み味わうと、加害者と被害者の境目が曖昧に緩んで、
価値観には揺らぎが生じてきます。谷崎は言葉という手段
だけで、清吉の有罪判決を覆すかのようです。自分自身の
変態性(⁉︎)も正当化してしまうかのような谷崎の言葉の
チカラは本当にスゴイと思いました、何しろこの作品は、
この内容で名作として読み継がれているのです。事実では
なく真実を書くのが小説だという言葉も思い出されます。

さて今回の記念講演は、新入社員の皆さまに向けたお祝い
です。言葉のチカラを共有できる、なにか…心暖まる作品
をご紹介できたら☆と思っているところです(^^)

2018年3月16日金曜日

できるけどやらない(^^) 続き☆

暗記できているけれど暗誦はしない。というのも、朗読の
「できるけどやらない」ことの一つかもしれません。
発表会に向けて半年ほどテキストと向き合ううち、作品の
一字一句がすっかり頭に入ってしまいます。本を手に持つ
のは、覚えていないからという、何とも情けない消極的な
理由からではありませんね。

ずいぶん前のことですが、ベテラン俳優の方が、当たり前
のように「朗読は覚えなくてもいいから楽なのよね〜」と
おっしゃって、文学作品をいいお声でお上手に読み上げて
ご満悦のご様子でした。それでは作品は輝きませんT_T
朗読の存在意義は、優れた文学作品が輝いたときに生まれ
ます。〈セリフは覚えなくていいし、身体だって動かさず
に済むし…朗読は芝居より楽〉では、決してありません。
覚えるくらい読み込まないと、創りたい音は見つからない
し、より繊細に身体を使わないと、創りたい音は創れない
のです。朗読活動でそれをしっかりお伝えしていきたいと
、強く思わせていただきました。。。

朗読は、その場で消えていくのものでありながら、同時に
継続的な要素も含む特別な時空間を創造します。奥が深い
ですね。素晴らしいのは朗読者ではなくて、言葉の芸術で
ある文学作品です。作品を朗読によって輝かせ、その輝き
に照らされることで朗読者は輝きます。聴き手である観客
の皆さまも輝きます。
朗読マダム&朗読ムッシュの皆さまには、ぜひ朗読者が本
(語り芸のための上演台本ではなく文学作品)を持つこと
の意味を、考えていただきたいと思います。これで、また
朗読のチカラがつきます(*^^*)

2018年3月10日土曜日

詩の朗読☆

文学作品は、魅力的な語り手の宝庫です。優れた作品の中
にいる語り手の見事な〈言葉の選択〉や(語りぶり〉に、
どれだけ心揺さぶられることでしょう。

小説の中の語り手は、作者が創出した語り手(登場人物の
場合も)ですが、エッセイ・随筆の語り手は、作者本人と
考えてよさそうです。詩の語り手も、作者(もしくは作者
の分身)ですが、彼(彼女)は、「あなたもどうぞご一緒
に語りませんか」と、読者を誘ってくれているようです。
エッセイや小説に比べて、朗読者に開かれる表現の領域は
広がりますね。そのぶん、朗読者の知性や感性の豊かさは
、よりダイレクトに表出するのでドキドキします(^^)
作品への愛があればだいじょうぶ。詩を朗読する楽しさを
、朗読マダム&朗読ムッシュの皆さまとご一緒にたっぷり
味わいたいと思っています☆